この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
最近ワタクシ、トンカツに
嵌ってまして身体に影響の無い範囲で
食べに行っております。
専門店のカツは勿論、リーズナブルな
お店も利用し、トンカツを食べる内に
肉質、揚げ加減、コロモの具合などを
細かく意識する様になりました。
嫌な客ですよね(汗)…
そんな中で一つ、気がついた事が
ございます。
惣菜店なども含め、トンカツは
揚げたて以外は美味しさ半減という
事でございます。
冷めたトンカツはトースターなんかで
チンして温め直せば良い、と考えて
いましたが、それでは80%くらいしか
美味さが戻りません。
揚げたてを食す事こそ、真の美味さを
感じられるのでございます。
所が、鉄道写真ブログのネタだけは
冷めても美味しく楽しめるので、少し
日数が過ぎましても平気で更新を
続けてしまいます。
今夜もまた、冷め過ぎながらも旨味の
しっかり付きましたネタをご用意して
おきました。
さて、今回の更新は日曜夜に撮影を
致しました定尺チキ工臨の模様に
ついて、ご報告させていただきます。
この日は日中にキハ120の配給2本を
撮影し、諸用を片付けました後、夜に
工臨が走るという事で京都駅へやって
参りました。
この夜の工臨、最大の山場となるのが
京都駅でのとある場面なので
ございます。
それがコチラ。
入換灯を点け、誘導員をデッキに乗せ
通過線を走る凸の姿を捉えました。
え、只の単機が山場?と
思う所でございますが…
京都駅をよくご存知の皆様であれば
光景の特異さにお気づきでしょう。
通過線である京都駅1番線を逆走する
DD51、そんな滅多と見られない光景を
仕留める事が出来ました。
夜の始まりは工臨の入線場面からで
ございました。
しっかりした量のレールを載せます
チキ2両を、DD51 1109が率いて来た
この夜の工臨。
既に客扱いの終了した0番線へ入線する
シーンを仕留め、いよいよ夜の部が
開幕となりました。
引いた構図でもう一度。
この夜は鉄仲間氏が京都駅で工臨の
バルブ撮影をします!と張り切った
連絡をいただきました。
亀岡工臨を京都でバルブとな?と
訝しみながら合流しまして、よく話を
伺いますと、氏は列車が山陰本線の
ホームに入線と思っていたとの事。
改築前なら確かに山陰ホームへ入線し
面打ちバルブ撮影なら可能かとも
考えられますが、生憎と今回は
0番線への入線でございます。
バルブは止めて露光間ズームにて
入線を仕留める事と致しました。
ケツ打ち…と申しますか、列車は
0番線の最果てに停車致します。
対向ホームからだとこれが限界ゆえに
ケツしか狙えないのでございます。
貨物列車を1本やり過ごした後、チキを
切り離します。
誘導員のカンテラがユラユラと揺れる
夜闇の中、凸が前進して行きました。
この後、ショバを変えて巻頭コマを
狙います。
今回の〆。
巻頭コマから連写にてもう一度。
閉塞された場内信号機を背にし、
列車を待つ2番線の乗客らに見守られて
逆走するDD51 1109。
かつて、ブルトレ全盛期に京都で
機回しをする寝台特急 出雲を彷彿と
させます、懐かしいシーンで
ございました。
列車はこの後、釜を逆位置に付け替え
山陰本線へ向かう事となります。
が、我々は終列車にて最寄駅に停めた
車へ戻らねば帰宅手段が有りません。
撮影は諦めて、大阪行き最終に乗車し
工臨よりも一足お先に京都を
発ちました。
で。
オマケ。
狙ってみました。
最寄駅到着後、ふと時間を見ましたら
このまま車で走れば先回りして工臨が
狙える事が判明致しました。
駅は閉まっていますから、マトモな
カットは望むべくも無いのですが
深夜のテンションでGO!GO!という
無茶を実践してしまいました。
若い頃であれば撮影後に打ち上げ的な
ノリで、ラーメンでも行こう!と
なるのですが、時刻は既に午前1時。
翌朝は月曜ですから、お仕事に備えて
大人しく帰宅する事となりました。
最後に改めて、
鉄仲間氏とのコラボ鉄活で楽しく
過ごせました事に感謝致します。
あー、トンカツ食べたい…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!