写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1943列車 「 京都駅にて亀岡工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



最近ワタクシ、トンカツに

嵌ってまして身体に影響の無い範囲で

食べに行っております。


専門店のカツは勿論、リーズナブルな

お店も利用し、トンカツを食べる内に

肉質、揚げ加減、コロモの具合などを

細かく意識する様になりました。


嫌な客ですよね(汗)…


そんな中で一つ、気がついた事が

ございます。


惣菜店なども含め、トンカツは

揚げたて以外は美味しさ半減という

事でございます。


冷めたトンカツはトースターなんかで

チンして温め直せば良い、と考えて

いましたが、それでは80%くらいしか

美味さが戻りません。


揚げたてを食す事こそ、真の美味さを

感じられるのでございます。


所が、鉄道写真ブログのネタだけは

冷めても美味しく楽しめるので、少し

日数が過ぎましても平気で更新を

続けてしまいます。


今夜もまた、冷め過ぎながらも旨味の

しっかり付きましたネタをご用意して

おきました。



さて、今回の更新は日曜夜に撮影を

致しました定尺チキ工臨の模様に

ついて、ご報告させていただきます。


この日は日中にキハ120の配給2本を

撮影し、諸用を片付けました後、夜に

工臨が走るという事で京都駅へやって

参りました。


この夜の工臨、最大の山場となるのが

京都駅でのとある場面なので

ございます。 


それがコチラ。



2022-04-10 DD51 1109

入換灯を点け、誘導員をデッキに乗せ

通過線を走る凸の姿を捉えました。 


え、只の単機が山場?と

思う所でございますが…


京都駅をよくご存知の皆様であれば

光景の特異さにお気づきでしょう。


通過線である京都駅1番線を逆走する

DD51、そんな滅多と見られない光景を

仕留める事が出来ました。


 

2022-04-10 工9850列車

夜の始まりは工臨の入線場面からで

ございました。 

 

しっかりした量のレールを載せます

チキ2両を、DD51 1109が率いて来た

この夜の工臨


既に客扱いの終了した0番線へ入線する

シーンを仕留め、いよいよ夜の部が

開幕となりました。



2022-04-10 工9850列車

引いた構図でもう一度。



この夜は鉄仲間氏が京都駅で工臨

バルブ撮影をします!と張り切った

連絡をいただきました。 


亀岡工臨を京都でバルブとな?と

訝しみながら合流しまして、よく話を

伺いますと、氏は列車が山陰本線

ホームに入線と思っていたとの事。


改築前なら確かに山陰ホームへ入線し

面打ちバルブ撮影なら可能かとも

考えられますが、生憎と今回は

0番線への入線でございます。


バルブは止めて露光間ズームにて

入線を仕留める事と致しました。



2022-04-10 工9850列車

ケツ打ち…と申しますか、列車は

0番線の最果てに停車致します。


対向ホームからだとこれが限界ゆえに

ケツしか狙えないのでございます。 

 

貨物列車を1本やり過ごした後、チキを

切り離します。



2022-04-10 工9850列車

誘導員のカンテラがユラユラと揺れる

夜闇の中、凸が前進して行きました。 


この後、ショバを変えて巻頭コマを

狙います。



2022-04-10 工9850列車

今回の〆。


巻頭コマから連写にてもう一度。


閉塞された場内信号機を背にし、

列車を待つ2番線の乗客らに見守られて

逆走するDD51 1109。


かつて、ブルトレ全盛期に京都で

機回しをする寝台特急 出雲を彷彿と

させます、懐かしいシーンで

ございました。



列車はこの後、釜を逆位置に付け替え

山陰本線へ向かう事となります。


が、我々は終列車にて最寄駅に停めた

車へ戻らねば帰宅手段が有りません。


撮影は諦めて、大阪行き最終に乗車し

工臨よりも一足お先に京都を

発ちました。


で。

 

 

2022-04-11 工9851列車

オマケ。


深夜の山陰本線を走る工臨を、闇の中

狙ってみました。



最寄駅到着後、ふと時間を見ましたら

このまま車で走れば先回りして工臨

狙える事が判明致しました。 

 

駅は閉まっていますから、マトモな

カットは望むべくも無いのですが

深夜のテンションでGO!GO!という

無茶を実践してしまいました。


若い頃であれば撮影後に打ち上げ的な

ノリで、ラーメンでも行こう!と

なるのですが、時刻は既に午前1時。


翌朝は月曜ですから、お仕事に備えて

大人しく帰宅する事となりました。


最後に改めて、

鉄仲間氏とのコラボ鉄活で楽しく

過ごせました事に感謝致します。


あー、トンカツ食べたい…

 


それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!