写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1649列車 「 回5-2 シキ801(B2梁)の返却回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



島根・鳥取にあの悪名高き線状降水帯が襲来し

一畑電鉄をその歯牙にかけてしまいました。


復旧の見通しさえ立たない状況との旨に

口惜しさと不安が去来する胸。


などとオヤジギャグに絡ませ様としている

訳ではございません。


今年は空梅雨かと思わせてこれですよ…

件の地域の、1日も早い復旧を

ご祈念申し上げます。 



それにしましても、更に明日以降も雨が続くと

いう予報だそうでございます。


ワタクシの職場前の道では、一時でしたが

側溝から雨水が溢れて道路が川の様になり

その猛威に外出気分も萎縮してしまいます。


山を越えて都市部を結ぶ道などが、土砂崩れ等

不通になりますと撮影にも往生する事となる為

ほどほどで堪忍して貰いたい、というのが

本音でございます。


これをお読みの皆様も、どうぞご安全に

荒天を乗り切って下さいませ。 


 

さて、今回の更新は今朝方に京終から宇都宮へ

戻りましたシキ801につきましての、ご報告と

せていただきます。 

 

4日に京終へ向かいました模様は昨日までの

更新でお届け致しましたが、その後、変圧器を

5〜6日に取卸し今朝未明に京終を発つ運びと

なりました。

 

往路と同様、復路も京終から吹貨タまでは

宮原の凸が登板致しますから、これは当然

仕留めねばなりません。

 

ワタクシも未明に起き出しまして撮影地へと

向かいました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082412j:plain

2021-07-07 9895列車

DD51 1183に牽引されましたシキ801の返却と

なります列車を仕留める事が出来ました。

 

変圧器を卸した後の回送状態な為に、中央の

梁が無く多少コンパクトな見た目になりますが

それでも大物車の名に違わぬ巨体を誇ります。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082446j:plain

2021-07-07 9895列車

少しレンズを引いてもう一度。

 

早朝の大阪界隈を、吹田へ向けて駆け足で

走り去りました。

 

 

ここでの撮影では4日と同様に競馬氏も同席し

更には大御所ブロガー氏も参戦となりました。

 

撮影後は大御所氏は諸用があるとの事で、一足

お先に調子踏切へ向かわれます。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082524j:plain

2021-07-07 9895列車

後打ちも仕留めておきました。 

 

黒く巨大なシキ801の威容を誇らしげに、朝の

大阪界隈を進む列車の姿は、先頭を行く凸の

鮮やかさが一際輝いて見えました。

 

 

ここで大御所氏と別れまして、ワタクシと

競馬氏の二人で向かいますのは吹貨タ。

 

何故ならば、ここで釜を付け替えまして

今度はPFの牽引で東海道を上る事と

なるからでございます。

 

凸牽引の後、PFがシキ801を従えますその

姿も、やはり記録しておきたいのが撮り鉄

心理でございましょう。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082553j:plain

2021-07-07 シキ801牽引機同士の並び

 列車を追い掛けて我々が到着した時には

既にPFがシキと連結されておりました。

 

が、そのすぐ脇を役目を終えて宮原(操)へ

戻るDD51 1183が通り過ぎます。

 

凸もPFも未だ入換え灯を点けたままでの

邂逅となりました。 


所属する会社こそ異なれど、元は同じ国鉄釜な

この並びは何気に貴重なシーンでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082628j:plain

2021-07-07 8862列車

凸が宮原へ向かって出発し、いよいよ

シキ801も関西を発つその時が近づいて

参りました。

 

列車の後方にはシキの出発を見送る

EF210-12の牽く8052レもスタンバイ。

 

機関士やスタッフが入念なチェックを実施し

万が一が起きない様にと備えている姿も

見て取れます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20210707082718j:plain

2021-07-07 8862列車

今回の〆。

 

EF65 2067の牽引で出発の時を待つ列車を

編成主体で切り抜きました。

 

停止位置の兼ね合いで肝心のシキが

架線柱に阻まれてはおりますが、何とか

大物車を牽引する列車である事は判る程度の

撮影成果を得る事が出来ました。


幸いな事に雨に祟られる事もなく撮影を終える

事が出来ましたのもラッキーでございます。

 

 

我々はこの撮影後、出発を見送る事なく

吹貨タを離れ、次のネタを仕込みに向かう

事となりますが、そちらはまた別の機会に

ご報告をさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!