この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
大変な被害が出てしまいました今回の豪雨。
また、山陽本線の糸崎駅が列車の床下機器まで
冠水する被害に遭い、大変な状況と
なっております。
被害に遭われた方々と同様に、これらの
インフラが早く復旧致します様にと
願うばかりでございます。
さて、今回の更新は2週間ほど前に撮影して
更新を先延ばしにしておりました配給について
ご報告をさせていただきます。
設定されておりました関係から、この日の
配給は普段と異なるスジが引かれまして
山崎駅の待避線へ停車致しました。
ですので、沿線での走行シーンは以前に色々と
撮影しておりました事もあり、この日は山崎で
退避の模様を構図に組んでみたくなりました。
東海道を下りますキハ120-301。
先頭を行く凸は本線へ足をかけておりますが
キハ120の方は未だ退避線に居る、丁度
ポイントを渡るシーンを狙いました。
この前日には後藤からリニューアルを終えて
戻ってきましたキハ120を、亀山へ届けた
DD51 1192が返す刀とばかりに別のキハ120を
従えて宮原へ向かうのでございます。
前日の配給はお仕事の都合がつかず、不参戦と
なりましたので、せめてこの日だけでも、と
撮影に出向かせていただきました。
先ずは遠目から、停車した配給列車をパチリ。
もう少し手前にも停目があるのですが、今回は
奥に停車してしまいました。
撮り難いのが残念なのですが、折角の退避と
なりますので、じっくりと撮影してみました。
近づいて編成を切り抜きます。
ここで意識しましたのは、手前の架線柱が釜に
掛からない様にする事よりも、後ろのキハから
チラリと覗くライトが見える様にと
構図を組む事でございました。
お天気がドン曇りだった事もありまして、幸い
光線は気にせずに構図が組めますから、後は
何を意識して撮影するか、にかかります。
数分しかない撮影時間を目一杯使いながら
構図を思案しつつ撮影を終えまして、出発の
シーンを狙う立ち位置へ向かったのでした。
トップ画の次のコマとなります。
山崎は駅の前後に急なカーブが敷かれている為
遠心力を利用すべく、レールが傾いて敷設され
列車に表情が付く点が魅力となります。
退避の為の運転停車を終えて出発する、そんな
シーンを仕留める事が出来ました。
この後は〆の後打ちを狙う為に
クルリと振り返ったのですが、その瞬間に
対向の列車が被さってしまいました。
オマケ。
ズームを伸ばしてなんとか後打ちも狙います。
圧縮効果のおかげでもありますが、それでも
かなり急な山崎カーブを、2両の可愛らしい
配給列車が通り過ぎて行きました。
因みに、先週も午前にキハ120の配給が
設定されていたのですが、そちらは流石に
爆睡してしまい撮り逃してしまいました。
貴重なパイチ牽引の列車を逃すなど、彼の釜に
並々ならぬ撮影意欲を持つ方々しますと噴飯な
体たらくでございますね。
いつでも撮れる、なんてタカを括っていると
泣きをみますのが鉄道撮影でございます。
毎回が最後かも、という意識で向き合ってこそ
良い絵づくりが出来るのかも知れません。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!