写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1655列車 「 甲89 東武鉄道 500系(512f-514f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

鉄博で来月にクモル145形の展示が

実施されるとのアナウンスがあり、

それ自体は喜ばしいものの、今年度で

引退するという事も明かされました。

 

本来は吹田工場と向日町操車場を結ぶ

部品輸送用のシャトル電車として

導入された車両でございます。

 

それも今では安価なトラック輸送へ

代わり、本来の役割とは異なります

操車場内で入換えかレールの錆取りに

使用されるだけの毎日。

 

これがタイ焼きなら、喧嘩して海に

逃げ込む所でございましょう。

 

6年だか8年に一度の検査入場でしか

本線に顔を出さないレア電車なので

今回の引退前展示はファンにとっての

絶好の機会となる事でございますね。

 

拙ブログでは以前にクモル145の

鉄博展示配給、及び吹田工場への

入場に伴う本線走行も

撮影する事が出来ました。

 

ご興味のお有りでございましたら

ブログ内検索で「クモル145」と

打ち込んでみて下さい。

 

尤も、

拙作でございますから、せいぜい

ご笑覧いただくレベルの撮影ですが…

 

 

さて、今回の更新は本日撮影して

おります甲種輸送につきましての

ご報告とさせていただきます。

 

 

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2021-07-13 9866列車

EF65 2117の牽引で東武500系が関西を

巣立ち、甲種輸送されております。

 

ポツリ、ポツリ、と雨粒が落ち始めた

裏調子にて東進する姿を捉えました。 

 

 

この日のお昼過ぎでしたか、甲種を

何処で仕留めようかと思案しながら

雨雲レーダーを開いて通過する時刻の

天候を確認致しました。

 

その時点ではこの列車の通過時刻に

雨雲は全く存在せず、どこで狙っても

悪い様にはなりませんぜ?といった

塩梅でございました。

 

所が、列車の通過時刻を見計らって

線路傍を目指す段になりまして、丁度

北西の方角から雨雲が沸いて来るのが

見受けられました。

 

これ、向日町辺りだとマズくね?

判断を下しまして急遽またもこちらへ

布陣する事となりました。

 

 

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2021-07-13 9866列車

引いた構図で2発目を狙います。

 

空はチラリと写り込みました黒雲が

釜の頭に掛かっておりますが、実は

ワタクシの背後はもう真っ黒な状態で

向日町の辺りは既に雨降りだった事が

後から判明致しました。
 

ナイス判断!と我ながら自身の読みを

誉めたい所でございます(笑)。

 

所で、お気付きでしょうか。

 

機次位に連結されます東武500系

オデコの辺りから、何か生えてるのが

見受けられるのでございます。 

 

何かと申しますか、パンタが。 

 

 

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2021-07-13 9866列車

オマケ的にこちらも掲載しておきます

3発目でございました。

 

釜の向こうからチラッという感じで 

こちらの様子を伺う普電の姿が。

 

そう、この日の甲種は普電が並走を

して来たそうでございまして、ここの

反対側に位置します調子踏切では

撮影が叶わなかったのでございます。

 

このコマを確認するまでワタクシも

並走には全く気が付かず、後から

知ったくらいにピタリと寄り添って

並走していたそうでございます。

 

そこはまぁ、しょうがない所だと

割り切るしかないのでございますが。 

 

 

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2021-07-13 東武500系 512-1

サントリーのビール工場を背に

栗橋へ向かう甲種輸送、最後尾の

512-1号車をサイドショットで。

客室窓にはKAWASAKIロゴと併せて

特殊貨物検査票が貼付され、これが

甲種輸送の車両である事が判る一枚と

なっております。

 

今まで川崎重工から出場します

甲種輸送は事前に雑誌や雑誌アプリで

アナウンスされていたのですが、この

7月から事前告知が無くなりました。

 

おかげで輸送番号が判り難くなり

纏めるのに今後、それなりの苦労を

伴いそうでございます。

 

また、今回は川重からの出場ですと

予測されますいつものスジには乗せず

変則的なスジへ変更されております。

 

JR西日本が最近打ち出しております

マニア対策の一環かと思われますが

難儀な事でございます。

 

偶々今回は鉄仲間氏のご厚意により

スジ変更が事前に判りましたお陰で

辛うじて撮影が叶いました。

 

ですが知らなければ延々と線路傍に

立ん坊となりますので、お仕事を

サボって来ている身としましては

厳しいものがございます。

 

今後の甲種輸送には少々注意を

せねばならないのかも知れません。

 

 

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2021-07-13 287系6両

今回の〆。

 

甲種輸送の撮影後、間髪入れずに

やって来ますのがこちらの列車。

 

新大阪から回送されます

特急くろしおでございます。

 

この場合は回送なので、くろしお

では無く、くろしおに使用される

特急車両と表記せねば

ならないのでしょうか?

 

面倒なので回送でもくろしおで

ワタクシは構わないのですが。

 

 

この撮影後、即撤収しまして

お仕事へと戻った訳でございます。

 

帰り道では土砂降りの雨、雷と

ゴリラ迎雨の様なお天気に遭い

10分列車が遅ければ即死だった、と

胸を撫で下ろしたのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!