この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
伯備線の381系にまた新たな塗装車が
出てくるかも、そんな動きがSNSを
賑わしておりました今週。
ワタクシとしましては、国鉄特急色が
活躍してくれれば後は何色でもオマケ
的な感覚なのでございますが。
むしろHMをやくもだけじゃなく、他の
381系特急で掲出して欲しいという
願いを持っております。
風光明媚な単線を駆け抜けます
「しなの」や「くろしお」。
そんなかつての名列車たちが掲げます
看板を、面ドカン!構図で撮りたい、
と密かに願っているワタクシ。
叶わぬ願いでございますが…
さて、今回の更新は3日に川車からの
新製出場となりました、都営地下鉄
12-600形につきましてご報告させて
いただきます。
今年度より甲種輸送につきましては
雑誌掲載などによる事前告知が無く
撮影し難い被写体となりました。
幸いな事にワタクシはお仲間さんから
ご厚意をいただき、今回は撮影に参戦
する機会を得られました。
この場をお借りしまして
感謝申し上げます。
EF65 2101の牽引で向日町操車場を
通過する場面でございます。
後方からは内側線を走る普電が迫り
お尻を少し齧られてしまいました。
また、うっかり12-600形が6連だと
思い込んだ為に構図がとっ散らかる
あり様でございます。
何とか架線柱にパンタを掛けず撮影が
出来ました。
EF210-132、原色保持の桃太郎が牽く
定期貨物列車でございます。
現着はこの列車に合わせたタイミング
でございました。
甲種の前走りとなるこの列車を撮影し
本番へ期待を高めておりました。
長岡京駅を過ぎて向日町操車場が横に
見えた辺りがショバとなりますここ。
撮影者はワタクシと、線路際に一人が
布陣されているだけでございました。
のんびりとした雰囲気の中、暖かな
陽射しを浴びて光合成したくなる様な
昼下がり。
が、定刻になっても列車が来ません…
EF210-126が牽く定期貨物列車まで
通過しましたが、未だ甲種は来ず。
既に本来なら通過している筈の
時刻から30分が過ぎております。
ヤキモキしながら待っておりましたら
お仲間から、3099レの続行で甲種が
来るよ!とお知らせいただきました。
EF510-512が先頭に立つ北陸貨物。
青ゴトーが撮れたのはちょっとした
ラッキーでございました。
この後すぐに甲種輸送が来るみたいで
ございますから、立ち位置を甲種に
合わせて変更致します。
そして。
待ち時間が約60分というこの日の撮影
でございましたが、お目当てを無事に
ファインダーに捉えられました。
最大望遠での挨拶ショットを先ずは
咬まして、ここからレンズを引いての
本命コマへ移ります。
所が、事前に考えていた構図だと
釜込み7両でしたのでこれはアカン!と
慌てて組み直し、巻頭コマを撮影。
更にズラして。
今回の〆。
もう一度仕留め直しました。
12-600形は狭小トンネル対応車体で
側面が垂直ではありません。
その為PFは綺麗な色出しが出来ますが
12-600形はギラッてしまいました。
とは申しましても、釜との連結面から
チラッと覗く下膨れなお顔のおかげで
都営12-600形だと判る仕上がり。
狙い通りの撮影になり
正直、安堵致しました。
関西を走ります甲種輸送に、甲1という
輸送番号が付番されますのは拙ブログ
始まって以来初めてでございます。
では一体いつ振りなのか、と資料を
遡って調べてみましたら2009年度の
甲種輸送以来である事が判明。
大抵の年は総車横浜事業所からの新製
出場が甲1を充てられておりました。
関西はメーカーが多い割に輸送件数が
少ないので、仕方の無い話なのかも
知れませんね。
関西私鉄が軒並み狭軌だったら
運ばれていたかも。
そんな世界線へ行く為には、まず
ブラウン管と電子レンジを弄らねば
なりますまい…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!