写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2468列車 「 甲79 JR貨物 EF210-358の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ワタクシがこの世で最も忌み嫌うのが

水曜と土曜でございます。

 

中でも本日は大変立て込みまして、貴重な

ネタへの参戦を一つ逸してしまいました。

 

いえ、そもそもお仕事を抜けて鉄活するのが

間違いなのですが、週一しか休めずお給金さえ

乏しきワタクシ。

 

へーじつ少しくらい抜けたってバチは当たらん

様にも思いますけれど。

 

 

さて、今回の更新は58両目となります押桃の

新製出場甲種輸送につきまして、ご報告させて

いただきます。

 

この日は午前の間に大阪と京都の間で相次いで

橋桁に車がアタックし、ダイヤが乱れる惨事に

見舞われました東海道本線

 

午後には長距離列車以外は粗方ダイヤも復旧し

甲種輸送も神戸タを若干の遅延で発車した、と

聞きました。

 

ならば、吹田から東は定刻へ戻ると予想し

こそっとお仕事を抜けまして、毎度お馴染みな

ショバへと布陣致します。

 

 

2023-10-03 281系ほか9両

秋桜が前回より多く花開く中、関空から京都へ

向かう特急はるかが駆け抜けて行きます。

 

先ずは定期貨物列車を目当てにし、この構図を

組んだのですが…

 

やはり遅延の影響でしょう。

 

いつもの貨物はやって来ません。

 

 

2023-10-03 裏調子のコスモス

手持ち無沙汰で花々にもカメラを向けてみます

が、実はバッタが居ます、この構図。

 

何処に潜んでいるのか、皆様も

探してみて下さい。

 

蕾がまだまだ多く見頃までは今暫くの時間が

必要な様でもあります。

 

 

そんな訳で、今回もこの構図での甲種撮影は

見合わせましてポジションを変え、彼岸花との

コラボを考えておりました。

 

畔の方には今が丁度良い感じな曼珠沙華が咲き

その赤い花弁を前景に、列車をサイド構図にて

仕留めんと画策致しました。

 

所が、移動中にふと別の構図を閃きます。

 

 

2023-10-03 9866列車

挨拶ショットとして切りました一コマ。

 

予測した通り遅延も解消されて定刻通過となる

甲種輸送でございます。

 

架線柱の間に釜を配置しようと思って構図を

組んだのですが、うっかりケツがカツカツに。

 

辛うじてフレームに収まりましたが、ヤバい

出来となりました。

 

ここからすぐさまレンズを引き、本命構図へと

移行致します。

 

上手く彼岸花が構図に入るか…

意識しつつ列車が切り位置に来たタイミングで

シャッターを押します。

 

 

2023-10-03 9866列車

今回の決めコマ。

 

EF65 2066の牽くEF210-358が稲刈りを終え

茶色が増えた田畑を横目に、新鶴見を目指す

場面でございます。

 

畔に咲く彼岸花は列車からかなり離れ、構図の

下ら辺に咲いておりますので無理矢理な撮影と

なってしまいました。

 

水鏡もそうですが、こうした構図だとバランス

感覚が問われて列車をどの位置に配するかが

難しく思います。

 

 

この後、架線柱の1スパン左で続けて列車へ

寄せたコマを切ろうとしたのですが、例の

不具合にてシャッターが切れず…

 

涙の見送りとなってしまいました。

 

彼岸花を添えたコマが切れただけ、まだマシと

思っておきましょうかね。

 

 

2023-10-03 9866列車

オマケ。

 

358の車番が見える様にタイミングを合わせて

これまた無理矢理切りましたラストコマ。

 

こちらは敢えてオマケとして撮影致しました。

 

 

5年後、10年後くらいには

押桃が新製出場の際にPFが牽引したんだよ、と

話すと、え?嘘!と若い子らから返されそうな

気も致しますね。

 

PFを追い落とす役割を担うであろう新鶴見

配置されるEF210-300番台たち。

 

出揃うまでの僅かな間にどれだけの撮影機会が

残されているのでしょうか。

 

甲種輸送の撮影を終えお仕事に戻る道すがら

つい、そんな事を考えてしまいます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!