この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今日から下半期のスタートでございます。
早いもので2023年もアッという間に半分が
時の彼方へ過ぎ去ってしまいました。
しなければならない事、したい事の大部分を
脇に追いやってズルズルと日々を過ごしている
身の上、今年こそは!と頭では思うのですが
実際には実施出来ずにおります。
この下半期には少しでも自身の置かれた状況を
好転させるべく、足掻かねばなりません。
でも年末になったらきっと、今年も何ら変化が
無かった〜とか申していそうでございます…
さて、今回の更新は2023年上半期の最終日と
なりました30日、近車から新製出場を果たした
ご報告でございます。
まだまだ梅雨が続くのか、この日も雨予報。
ですから光線を気にせずに撮影すべく、聖地と
ふり仰ぐ調子踏切へ布陣致しました。
幸いにも雨はパラつく程度でしたから、傘も
畳んで集中した撮影が出来ました。
定番切り位置より架線柱が1スパン手前で先ず
シャッターを切りましたのが今宵の巻頭コマと
なっております。
思い切り串パンなのが昨日の西武甲種と同様な
点も、ワタクシらしい按配でございます。
集中して撮影したんちゃうんかい、と画面の
向こうでツッコミ三昧な様子が想像出来ます…
本番前、EF510-4が牽く北陸からの上り配給を
下り構図にて狙ってみました。
上り列車なのに下り構図とは、と申しますのは
発駅によって分かれるから、でございます。
北陸から来る列車は上り扱いですが、下り線を
走ってくるというややこしい実情となります。
架線柱の間から釜を抜くお遊び撮影でしたが
予想外にコキが連なりまして、編成ブチ切れな
成果となってしまいました。
釜の口元?足元?には羽子板も掛かり、残念な
出来映えでございます。
場所取り用に踏み台をポジションへ置いてきた
為に、こちらでは撮影しようがなく無理矢理な
コマ切りとなりました。
気を取り直しての練習電には、ドル箱北陸への
堂々たる12両のサンダーバードを狙います。
大都市圏だと普電より特急の方が短い両数と
なりますが、サンダバにつきましては意外にも
長い編成が多く撮影して楽しい列車だと
感じております。
尤もその長編成とて恐らくは今年度で見納め。
北陸の入り口となる敦賀まで新幹線が延伸する
長い歴史に幕を下ろす形となりましょう。
そうなった後、果たしてサンダーバードは
何両で運行される事になるのか、何気に注視を
しております。
因みにこれは上り構図で下り列車を
撮影しております。
定刻となり、下りのサンダバ回送が抜けた後に
甲種輸送列車がやって来ました所を、先ずは
望遠を飛ばしての挨拶コマで一枚パチリ。
正面気味になりますので、被牽引車両となる
東京メトロ2000系の姿はチラッとしか見えぬ
構図でございます。
ただ、この構図でプレートが赤いPFを撮影する
機会など甲種輸送くらいしかありませんから
これはこれで活きたコマだと考えております。
本命コマとなりますのがコチラ。
巻頭コマから構図を変えての定番位置にて
列車を仕留める事が出来ました。
丸ノ内線の誇りであるサインウェーブが描かれ
ました赤い車体も、小雨のおかげで鮮やかに
捉えられまして一安心でございます。
スプラッシュが楽しい土砂降りですと、色を
綺麗に出すのが難しいので甲種輸送ではあまり
歓迎出来ない所でございますからねぇ。
今回の〆。
調子に乗って更にレンズを引きながらもう一枚
撮影してみました。
調子踏切なだけに。
ドンヨリスカイが良く判るコマでございます。
この構図では垂れ下がる信号機が些か煩くて
多用しないのでございますが、列車の角度的に
ワタクシ好みとなります。
信号機さえ無ければこの構図が本命コマとして
切られていたに相違ございません。
オマケ。
立ち位置はケツ打ちを考慮せずにおりました為
振り向くと架線柱が手前にドーン、と立ちます
構図でございました。
ですから編成切りはせず、あくまでオマケと
位置付けましての一コマでございます。
6月は頭とお尻に設定がございました近車から
出場する甲種輸送。
幸いな事に4回ありました6月施行の関西発と
なります甲種輸送では、土砂降り撮影が僅かに
一度だけという、梅雨なのに有り難い天候と
なりました。
が、多分7月とて雨降りデイズとなりそうです
から列車の運行や撮影に支障の無い範囲での
雨降りを願いたい所でございます。
ホンマ、頼んまっせ…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!