この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
平成の時代、今日は祝日だったと
記憶しておりますが、何故だか今は
ただの平日でございます。
昭和天皇の誕生日は今も祝日なのに
この仕打ち。
ワタクシが上皇陛下であれば、内閣の
連中を並べてその口腔内にチューブの
わさびをネリネリしてやんよ?と
思う次第でございます。
幸いな事に現上皇陛下は徳の高い方で
あらせられますから、こんなイケズは
なさらないのでしょう。
繰り返しますが、祝日だったはずの
本日はただの平日でございます…
ちきしょー!!
さて、今回の更新は7月の姫新線訪問で
撮影しておりましたご報告の最終回。
ここへ立ち寄りました目的は、この日
姫新線にて軌道検測が実施されると
いう事で、非電化単線を走るキヤを
狙う事にありました。
佐用方面から沿線を姫路方へ進みつつ
キヤをどこで、どんな風に狙おうかと
思案いたしまして、結局はこんな風に
撮影しております。
橋を渡るキヤを、真横から狙いました
一葉を巻頭に据えてみました。
構図の上1/3くらいの位置に、高圧線が
横切るのですが、盛る緑のおかげで
あまり目立たずに済みました。
如何にも事業用車両っぽい窓並びや
キヤとキクヤで異なる屋根上の機器が
判り易い点がお気に入りのコマ。
姫新線の良い思い出が残せました。
本番前、練習に撮影してみましたのが
こちらの単行、キハ122。
赤とんぼが清流の上を飛ぶ図案の
姫新線ロゴが目を引きます。
姫新線の車両はキハ40系時代から
赤とんぼが描かれていましたので
意匠が引き継がれているのは
嬉しい所でございます。
構図を変えてもう一度。
赤とんぼ車両が清流の上を走る、を
狙ってみました。
もう少しレンズを寄せて構図を作れば
良かったとも思いますが、何せこれ
練習でございます。
この辺りの改善点を踏まえてこそ
本番で良い撮影が出来るのですから。
その2で撮影した編成が折り返した所を
普遍的な構図で仕留めてみました。
中国山地を背にして築堤を走る2連の
キハ127系、ワタクシ密かにこの形式
気に入ってしまいました。
足繁く通う程の手軽さでも無く、他に
目欲しい形式が走る訳でも無い姫新線
ですが、またいずれ足を伸ばして
日常の光景を狙ってみたくなります。
巻頭コマから少しレンズをずらして
もう一度狙ってみました。
足回りに柵が掛かる点だけは頂けない
所なのですが、それを差し引いても
充分な背景と川面でございました。
ですので、最後についこんな構図まで
組んでみたのでございます。
オマケ。
列車を左へ寄せて、山と川そして空を
意識した構図でラストを飾ろう!と
その場の思い付きで目論見ました。
着眼点はね、今でも良いとは
思うのですよ。
自画自賛で恐縮なのですが。
ただ、高圧線の存在を失念してまして
オマケレベルの結果となりました。
詰めの甘さなど、如何にもワタクシの
撮影らしいラストとなりました。
やはり撮影し慣れた場所、構図と違い
遠征では行き当たりばったりなノリを
重用してはいけませんね。
最後の最後で失敗ショットを決め打ち
してしまい、そのまま失意に暮れての
帰宅となりました…
いつかまた、汚名返上の機会を!
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!