この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
京阪グループの運営する関西屈指の
遊園地、ひらかたパーク。
そこでは現在、人気漫画作品の催しが
実施されているそうでございます。
鋼の錬金術師、と申しますその作品、
内容はワタクシ未見…というか2話で
挫折した為に語る舌を持たん訳ですが
根強いファンも多いのだとか。
また宣伝の為でしょう、3000系が
1編成、作品とコラボして運行しており
話題を集めているそうでございます。
中吊り広告が作品に沿った独自の内容
だったりと、ファンならニヤリとする
仕様なのだそうでございます。
そんなコラボ編成ですが、編成の
前後には作品の主役となる二人が
デフォルメされて、副票として
掲出されております。
この副票のデザインが、また何とも
可愛らしく、図柄として秀逸な
出来映えだと感じます。
さて、今回の更新はそんな京阪で走る
副票付きのコラボ編成を狙いました
ご報告でございます。
この日は夜遅くまでコラボ編成が
運用に就いているという事で、仕事を
早めに切り上げ撮影に向かいました。
作品の主人公、エルリック兄弟の兄を
デザインしたエドワードマークを掲げ
停車する3056号車を狙います。
反対側の先頭車は弟のアルフォンスを
デザインしたマークとなります。
当然、反対側も撮影せねば記事として
片手落ちとなりましょう。
こちらが弟、アルフォンスのマークを
掲出する3006号車なのですが…
長時間露光では無く流し撮りでの
捕獲となってしまいました。
先のコマはマークを目立たせようと
トリミングしてみたのですが、こちら
元の画像となります。
はい、実は対向列車とまさかの同時
入線となりまして、狙いの列車が駅を
発車するまで撮影出来ませんでした。
折角来たのにそりゃ無いわ…という
訳で意地もあり、流してコマを何とか
確保してみました。
巻頭コマも実はこのコマを
トリミングしておりました。
京阪は阪急や阪神などと同様に駅へ
停車した際には夜間でも前照灯を消す
決まりになっております。
でもどうせならライトがパアァと
点灯している写真が撮りたいじゃ
ないですか。
ですので発車のタイミングを見計らい
ライトを点ける直前にシャッターを
押してみます。
何気に難易度の高い、ライト点灯の
長時間露光。
ワタクシの場合はシャッターを4sec程
開きますので、ライト点灯後に撮影を
すると列車が走り去ってしまいます。
ライト点灯のタイミングを見越して
点灯の少し前にシャッターを切る
シビアな闘いでございました。
で、エドワードの図柄は確保した為
どうせならアルフォンスの方も
長時間露光で撮影しておきたい、と
思う訳でございます。
90分待てば再びアルフォンスマークを
撮影出来るので、辛抱強く待つ事とし
春先の肌寒い夜をまんじりともせずに
過ごしておりました。
所で、まんじりって随分とエッチな
文言でございますよね?
壇蜜のまんじり、とか想像致しますと
嗚呼、下半身だけ熱が篭って参ります
春先の夜でございます…
などと卑猥な妄想を繰り返して90分。
いよいよ再挑戦でございます。
やっと撮影する事が叶いました
アルフォンスマーク先頭の編成写真。
しかしながらこちらも前照灯は消えて
今一つ満足度が足りません。
やはり点灯のタイミングを測りも一度
撮影を敢行する事に致します。
運転士の動向に目を凝らし、点灯の
タイミングその少し前……よし、今!
ぃよっしゃー!!
という訳でこちら側も勝利を掴む事が
出来ました。
ふぅ、やれやれでございます。
今回の〆。
先程のコマからトリミングしまして
アルのデフォルメマークを仔細に
見る事が出来る様にしてみました。
主人公の弟、アルフォンスは身体が
鎧なので人ならざる見た目で
ございます。
デフォルメされておりますが、文字も
無く作品を知らないカタギの人が
見ると何だかよく判らん副票ですね。
取り敢えず、この夜は粘って何とか
課題をクリアする事が出来ました。
京阪の場合、お仕事を抜けて撮影が
難しく、この様に夜の撮影が多くなる
ワタクシ。
前照灯点灯をタイミングよく撮影する
難しさに四苦八苦しながらも、楽しい
時間を過ごす事となりました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!