写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1958列車 「 DE10 1118牽引の厄神工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



芸備線、例の区間についての協議に

おきましてJR西が、廃止も視野に入れ

協議をしていく旨の発言をした為に

非難が出ております。


ウィルス禍における減収からドル箱の

大阪周辺でも収益が厳しい以上、地方

不採算路線を切り離す発想は当然の

でございましょう。


ですが、JR発足当初より不採算ゆえに

廃止にはしない、と法規制されていた

公共性が、今では形骸化しているのも

気になる所でございます。


都市部への人口一極化に付随して

地方路線の赤字改善が見込めない以上

国や自治体が今以上に身銭を切るしか

存続手段は無い様に感じます…


1日の利用客が数人、なんて路線を

果たして残すべきなのか。


現地の自治体だけで無く、国を挙げて

議論と解決策を考えねばならない様な

時代ではないでしょうか。

 

 

さて、今回の更新は先月施行された

DE10が牽引する工臨を撮影致しました

ご報告となります。

 

この日は平日、本来ならばワタクシは

参戦叶わぬネタとなりますが、前の

週にお仕事を先行して片付け少しだけ

朝の時間を確保致しました。


幸い良いお天気。


でしたので今まで組む機会が無かった

名神クロスからの俯瞰構図に挑むべく

布陣してみました。



2022-04-18 工9363列車

DE10 1118が定尺チキ2両を牽引する

厄神工臨を仕留める事が出来ました。 

 

以前は午前に向日町を発つスジでの

施行でした厄神工臨は、ここ数年

夜スジへ変わっておりましたので

俯瞰撮影は出来ませんでした。


そんな理由から、今回の日中撮影は

名神クロスから見下ろす構図を選択

したのでございます。



2022-04-18 223系12両 

練習撮影として中線の普電を撮影し

露出確認となりました。

 

以前であれば221系が2編成、乃至は

221+223の異種併結が見られました

普電も、今では223系優勢。


いつの間にやら221系はその姿を見る

機会が激減しております。



2022-04-18 工9363列車

巻頭コマから引いた構図でもう一度。


特発が釜に掛かりますので、巻頭コマ

以降は本来なら没カット扱いとなるの

ですが、水増しで掲載致しました。

 

折角の貴重な日中の厄神工臨ですが

対向の普電が裏被りしたのが残念。


居合わせたお仲間氏らと、悔しさを

滲ませつつシャッターを切りました。



路盤の脆弱さゆえに軸重の軽い釜が

登板します厄神工臨


そんな路線もまた、採算性で見れば

安泰などと申せない所でございます。


災害時のバイパス、という役割も

DD51が入れない脆弱さであれば

見込みが無いのと同義でしょうから。


そう考えますと、加古川線の将来も

実は中々シビアなのかも知れません。

 

 

2022-04-18 工9363列車

更に引いてみました。 

 

裏被りはこの時点でも解消されては

いませんが、普電の後尾車両は釜の

半分以下にしか重なりません。


更にはデイトも手前に引きつけて

迫力が増しましたので、相殺出来たか

と浅はかにも愚考しております。



この撮影のあと、列車は山崎でバカ停

致しますので、移動致します。


列車を追いかけられるお仲間氏と別れ

ブラリと山崎へ。



2022-04-18 工9363列車

今回の〆。


逆光構図なのですが、取り敢えずは

編成が抜けましたのでヨシ!と

致しました。

 

ここでは久しぶりにお会いする、この

春から大学へ通うお仲間氏とお会いし

近況を伺いながら時間を過ごして

お仕事へ戻りました。


山崎発車も撮影したかったのですが

バカ停過ぎて時間に余裕が無く、残念

ながら撮影はここまでとなりました。



有り難い日中施行の厄神工臨


夜スジだと返空が早朝、順光なのが

利点でございます。


ですが往路が日中施行ですと、短鼻が

先頭の列車を明るく撮影出来る点で

何にも勝る事でございましょう。


今後の施行が引き続き日中スジとなる

のか、夜スジに戻るのか。


厄神工臨には毎回目が離せません。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!