この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
鉄道石油輸送の現状と課題、と題する
文書が話題を呼んでおります。
ロクヨンセン亡き後の西線石油輸送に
関して、もはや民間レベルでどうにか
出来る状況では無い、そう受け取れる
内容は大変ショッキングでした。
我々沿岸部からほど近い住民もまた
石油以外で似た様な憂き目に遭う
可能性もありますから、他人事では
ないでしょう。
脱カーボンも大切かも知れませんが
今、不自由を強いられる現状こそを
何とかしていただきたいなぁ、と
ワタクシ鈍い頭で考える次第です。
夜に走ると教えていただき、仕事上り
に参戦致しましたご報告となります。
小浜線参戦は、何故か毎回雨に降られ
無惨な結果に終わっておりましたが
この日は晴れ男として名の通った？鉄
仲間氏をお誘い致しました。
氏は職場がワタクシと近い事もあり
今までも時折ご一緒に夜や早朝の撮影
へ参戦いただいておりまして。
この日も仕事上りに如何です？と
軽い気持ちでお誘い致しましたが、
氏は在宅勤務だったのにわざわざ来て
下さいました。
申し訳無いやら有り難いやら。
斯くして、我々二人は小浜線へと
向かったのでありました。
DE10 1541が牽引します、ホキ3両の
工臨を仕留める事が出来ました。
この駅では停止位置を無視して、釜を
前出し停車させた前科？がありまして
懸案だったのですが、有り難い事に
定位置停車でございました。
撮影者は僅か数人。
撮りたい放題な無料撮影会と化して
ウハウハシャッターを切ります。
ホキ工臨入線の10分ほど前に、普電の
入線もありましたので、練習撮影で
仕留めておりました。
尤も長時間露光では無く、低速の
シャッターでパパッと撮影してます為
練習、と申せるかどうかは微妙です。
何故、低速シャッターだったかと
申しますと本番での停止位置に不安が
あり、入線を流して狙う意図があった
のでございます。
こちらが入線シーンでございます。
小浜線は小さな駅が多く、ここもまた
灯火の乏しいホームでございました。
僅かな灯りで編成を捉えるべくISOを
爆上げザラザラ写真にしております。
構図を変えてもう一度狙います。
デイトの1エンドは長鼻ゆえ、それを
強調した広角構図がらしいのでは？と
考えてみました。
巻頭コマもそうですが、長時間露光は
全て30秒近くシャッターを開けて
じっくりと撮影しております。
ご同道いただきましたお仲間氏が
三脚を貸して下さり、ワタクシでは
撮影出来ないハイアングルでも一枚。
静かな夜の駅に佇む珍客を、ねっとり
撮影する事が出来ました。
今回の〆。
編成のお尻も狙います。
金沢支社所属のホキを、富山所属の
デイトが牽引する工臨。
良い撮影に満足致します夜で
ございました。
お仲間氏と合流し、時間の兼ね合いで
高速道路を利用して小浜線へ向かった
我々一行。
所が高速道路では、府警のパトカーが
赤色灯も光らせず警邏しております。
道中は片側1車線ゆえ、追い抜きも
出来ず制限速度いっぱいで走りますが
追い抜き区間に来るとパトカーが突然
制限速度＋10キロで走りだします！
警察の内規では、速度違反として
制限速度＋10キロ以上の速度違反車を
捕まえなければいけませんから、これ
明確な挑発でございましょう。
パトカーがそもそも制限速度を超えて
走ってええんかい、というツッコミも
含めて京都府警の悪辣さがよく判る
事象に遭遇致しました。
勿論、ハンドル握るワタクシは彼らの
安い挑発に乗る事なく、福井県まで
走り切った訳ですが。
いやらしい京都、そんな言葉が
頭に浮かぶ取り締まりでございます。
この撮影では長丁場となりましたので
前後編の2回に分けて更新致します。
次回、後編の方もお付き合いを
いただければ嬉しく思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
