この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
お天気も芳しくない本日、ワタクシは終日に
渡って家族との親睦を深める為の仕業に入り
趣味のしゅの字も無い一日でございました。
大サロの復路は闇鉄でのズーム流しや停車中を
長時間露光で、なんて考えておりましたが
それも泡の様に弾け消えまして、こうして
今宵の記事を綴るだけが唯一の楽しみ。
そんなワタクシの密かな娯楽でございます
拙ブログ、前回に引き続きまして昨年の甲種を
撮影した模様からお届けさせていただきます。
さて、今回の更新は新京成80000形の3本目と
なります80036編成が、日車の豊川工場から
ご報告となります。
列車は豊川駅へ入線する前に、暫くの間
手前で調整の為に停車しております。
いわゆる鈴与踏切でのバカ停でございます。
専用線内での走行場面を撮影し終えました我々
一行も、こちらへ移動致しまして早速停車中の
列車を舐めとる様にじっくり撮影を始めます。
多くの撮り鉄さんが鈴与踏切から望遠構図で
編成を狙いますが、ワタクシはあまり構図が
好みではないので脚立を用いて公道から広角の
カットを狙いました。
複線の様に見えますが、列車が停車している側
扱いとなっております。
従いまして、ここでもDE10 1557は入換灯を
点けた状態でございました。
このショバでのファーストコマはケツ打ちから
でございました。
ヨ8000の車内にはメットを被るスタッフが
複数乗車しているのが確認出来ます。
羨ましい限りですね。ワタクシも緩急車に乗り
甲種輸送の添乗がしたいです。
緩急車ヨ8000自体へは、かつて吹貨タがまだ
吹信だった時代に国鉄清算事業団の留置車両へ
乗り込んで遊んだ事が幾度もありますので
是非とも甲種の添乗がしたいものです。
架線柱が左端に写り込むのを避けると、この
様な鋭角構図となってしまいます。
鈴与踏切からの撮影の逆バージョンですね。
折角の甲種輸送もこんな圧縮構図だと形式や
車体の様子がわかりにくいので、ワタクシは
好まないのでございます。
コンテナ貨物や長編成の電車だと映えるので
被写体を選ぶ構図だと思います。
取り敢えずこんな感じでケツ打ちを終えまして
釜の方へ向かって編成を眺めながら歩きます。
窓に貼られた車票から輸送番号が甲111である
旨を確認し、一枚記念に撮影致しました。
新京成と申しますと、鉄に復帰する前に一度
千葉に住むお友達の所へ行く為に乗車した事が
ありました。
あの当時はまだピンクの車両では無い、普通に
銀車体な電車だった様に思います。
先頭部と緩急車の連結面をスナップ致します。
エジプトのミイラみたいな養生が日車出場車の
特徴でございますね。
日立はブルーのガッツリ養生、近車は緑の養生
で、川車は簡易なブルーの養生という印象で
ございます。
各社それぞれに養生の仕方が異なり、パッと
見ただけで何処のメーカーから出て来たのかが
判るのも興味深い点でございます。
そういやワタクシ、まだ総車の新製甲種を撮影
した事が無いのでございます。
いえ、泉北高速へ輸送された金色の特急車を
撮影した事はありますが、あれもお手軽闇鉄で
碌な成果とは申せません。
総車から関西への輸送、南海が近車に乗り換え
ましたから、今後は難しいのかもしれません。
なにわ筋線が開通し、新しい特急車が落成する
際にちょっと期待しておきます。
緩急車ヨ8000も撮影してみました。
JR各社が現役の列車で使用される車両としては
唯一なのではないか、と思われます車輪が
二軸の緩急車ヨ8000形。
かつてはワムやトラなど二軸貨車が多く存在し
貨物列車に彩りが有ったものでございますが
今やコキ、タキ、そしてホキ。
全て四軸貨車でございます。
そう考えますと、やはりヨ8000形は貴重な
存在でございますね。
まもなく京鉄博で展示されます同形式へも
注目したい所でございます。
今回の〆。
という訳でケツから前へやって来た頃には
前に群がっていた鉄さん達も疎になりまして
ゆったりと撮影する事が出来ました。
このショバの場合、構図の右側にある信号箱が
編成に掛からない様にする為に、チョイ高めの
足場が必要となります。
決してガードレールへ登っての撮影などしては
いけないのでございます。
ひょっとしたら、SNSに晒されて恥ずかしい
思いをする羽目になりますからね…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!