この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
岡山から久しぶりに吹田へ来ていたDE10 1743
でございますが、本日の2077レに次位無動と
して連結され岡山へと帰って行きました。
折角来阪したのだから京鉄博で展示でもされて
欲しかった所でございますが、そんなサービス
も無くて甲種牽引の為に来てすぐに岡山へ戻る
塩対応。
いえ、甲種牽引をしてくれただけでも有り難い
神対応と考えるべきでございましょうか。
でも、本音と致しましてはもっとゆっくり滞在
して欲しかったですねぇ…
さて、今回の更新は12日に近畿車輛から新製
つきましてのご報告でございます。
丁度一年前、泉北高速鉄道の新形式であります
9300系の甲種輸送でもそうでしたが、何気に
今回も撮影枚数が多くあり昼の部、夜の部に
分けて更新させていただきます。
という事で今回は昼の部となりまして。
午前中に川車から出場したウララの甲種を撮影
し南海甲種に備えておりました。
ショバは近車出場の甲種を撮影する際のメッカ
となります、コチラでございます。
橋梁を渡るDE10 1743が牽く南海8300系の
甲種輸送でございます。
真綿の様に柔らかそうな雲が背景を占有します
曇天、一部地域では雨模様になるお天気で
ございましたが幸いこのショバでは一切、雨に
遭う事はありませんでした。
お天気が悪いからでしょうか、分散したのか
撮影者の数も思ったより少なくてまったりと
過ごす事が出来ました。
遠目から捉えました単機、しかも短鼻が先頭の
DE10 1743でございます。
今年度より近車出場の甲種を牽引する釜は
ザリガニに変わってしまいましたが、この日は
川車からの甲種もありDD200はそちらへ。
代わりに近車甲種の方はDE10が牽くという
大変嬉しい事態となりました。
そんな訳で227系甲種の後すぐにこちらへと
布陣致しまして、吹貨から牽引車の送り込みを
狙う予定を立てていたのでございます。
橋梁を渡る単機のDE10 1743を狙います。
キャブを覗きますと、運転士の姿も見えますが
ワタクシの目にはどうも女性の方の様に写り
ただでさえ愛らしいデイトに加えテンションが
跳ね上がります。
以前にJR貨に勤めるお友達の方から、運転士に
女性も居るよとは教えていただいておりました
が、まさかDLの操縦者免許を保持する方も
いらしたとは思いませんでした。
愛らしい単コロに華やかさが添えられまして
ウキウキ気分となりました。
単機撮影の決めコマと位置付けた構図にて。
既に関西でも目にする機会はほぼ喪失しました
貨物のデイト、その姿をじっくり眺める為に
普遍的な角度から狙う事を意図致しました。
やっぱ白髭デイトは鉢巻より愛着があります。
左端のトラスはJR淡路駅から新大阪方面へと
向かいます、おおさか東線の線路となります。
旅客と貨物は分岐し、この橋梁は城東貨物線で
唯一の旅客が走らない橋なのでございます。
そんな訳で単機を撮影した後は待ち時間が長く
暇を持て余してしまいます。
ですから近くのスーパーで昼食を済ませて
差し入れを購入し、余裕を保ってショバへ
向かいました。
午前の撮影でご一緒した方が先行しポジション
確保をして下さる、と仰いましたので御礼に
差し入れを用意した訳でございます。
上流のお仲間方から通過報告をいただいての
定刻、列車のライトが見え一斉に数十のカメラ
が列車に向けられます。
この時点では静寂。
まだ誰もシャッターを押さないタイミングで
ワタクシ一人、カシャ、とシャッターを切って
ご挨拶と致しました。
何アイツもうシャッター切ってんの?と周りの
方々から不審に思われたかもしれません…
今回の〆。
決めコマとして狙ったカットでございます。
陽が射せばトラスの影が車両に掛かる事となり
この時期は布陣を躊躇うこのショバなのですが
幸いにも曇天、という事でフラットな被写体を
仕留める事が出来ました。
曇天万歳、でございます。
オマケ。
DE10と南海8300系の連結部を狙います。
ECとDLの連結器は形状が異なり、本来ならば
この様な連結は不可能なのですが輸送に際して
仮連結器を装着している為、機関車による
牽引が可能となります。
8300系からめっちゃ飛び出した連結器が
目を引きますでしょう。
女性の操るDLに、突き出す様に伸びる連結器
などと綴るとセクハラ!と言われかねません?
昼の部撮影はこれで終了、ショバでお会いした
鉄仲間氏とご一緒させていただき阪急の下新庄
から次なるミッションに備えて移動致します。
高槻市駅でお仲間とも別れ、ワタクシは一度
帰宅して家事を済ませまして、夜、再びの
お出かけとなります。
そちらは明日の更新で詳らかとさせていただく
予定にしておりますので、どうぞお楽しみに。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!