写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2635列車 「 あいの風とやま鉄道線内でオヤ31を狙う 2023・3月 オヤ甲種追っかけ遠征その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

クリームシチューにはパンが合う、白米は却下

というカミさんに対しワタクシは俄然、白米で

食べる派でございます。

 

従ってクリームシチューを作った際はわざわざ

パンも焼かねばならず、手間が増える我が家。

 

この様に料理の好みが人それぞれなのと同様に

写真の好みもまたそれぞれでございます。

 

複数人で連れ立って遠征に向かう場合では

やはり好みの構図か否か、を事前にすり合わせ

調整する事が大切でございます。

 

参加メンバーの中にこの構図はちょっと…と

いう方が居る場合もあり得るのですから。

 

 

さて、今回の更新はオヤ31の甲種を追いかけて

あいの風とやま鉄道線へやって参りました

ご報告となります。

 

前回その4では小手調べ的に布陣致しました為

光線の悪いショバでの撮影となりましたが、

こちらは遠征での本命ショバ。

 

光線バッチリな中を列車が通過致しました。

 

 

2023-03-08 9561列車

EF510-3の牽引で山間を抜けて北へ向かいます

オヤ31の甲種輸送を無事、仕留められました。

 

実はこのショバでは陸橋から俯瞰で狙う心算で

布陣したのですが、目論見が外れてそちらは

構図が組めない事が判明致しました。

 

ならば、と現場合わせで組んだのがこちらの

成果となります。

 

メンバーさんはそれぞれ別れて好みの構図を

選んで布陣したのですが、これが悲劇に繋がる

事となろうとは。

 

この時のワタクシには微塵も察知出来ませんで

申し訳ない限りでございます。

 

 

2023-03-08 定期貨物列車

本番までの待ち時間には、EF510-5が牽引する

貨物列車がやって来ました。

 

全くマークしていなかった列車でしたので最初

聞いていたスジよりも早くに甲種が来た!?と

大いに焦りました。

 

実際には定期列車だったので安堵致します。

 

周囲に居た鉄さん方に教えていただいたのです

が、どうやら手前の駅でトラブルがあり

ダイヤが乱れて遅延している模様です。

 

 

2023-03-08 521系AK05編成

続いてあいの風とやま鉄道の帯を巻く普電が

峠越えに挑みます場面。

 

遅延の程がどれくらいなのかは不明なのですが

手前の影が時間経過と共に線路を覆わんとして

迫って来ております。

 

早く来てくれねば、ヤバいなぁ…と心中で

ヤキモキしておりますと。

 

 

2023-03-08 9561列車

奥の踏切が鳴り出し、普電の続行で甲種がその

姿を現しました所を挨拶ショットで一コマ。

 

激パと申しますには程遠い、緩い集まりに

なりました山間のショバでございます。

 

当然ながら皆様ちゃんと安全に配慮され、柵の

外側から撮影されていらっしゃいます。

 

平和でございます。

 

 

2023-03-08 9561列車

今回の決めコマ。

 

片パンのEF510-3に牽かれるオヤ31の甲種を

狙い通りに仕留める事が出来ました。

 

懸案だった影落ちも線路へ掛かる事なく、無事

列車はクリアな条件で狙えました。

 

先行して同じ両数の普電が練習撮影出来た事で

構図の校正が叶いました点も有り難い、満足な

一コマが決められたのでございます。

 

 

2023-03-08 9561列車

巻頭コマから更に引いてダメ押しのカットも。

 

2両だからこそ狙えた複線区間でのサイド切り

構図でございます。

 

尤もこの立ち位置は複線に加えて、敷地が広く

取られておりますのでサイドが組みやすいと

いう事になります。

 

 

2023-03-08 9561列車

オマケ。

 

走り去る列車をケツ打ち致します。

 

コマの右端に撮影者が写りますが、あちらの

立ち位置だと列車をかぶりつき気味に狙う事と

なります。

 

ワタクシの好みでは無いのですが、どうやら

人気のポジションみたいで多数の方々がそこへ

陣取っていらっしゃいました。

 

ホンマ、好みは人それぞれでございます。

 

 

撮りたい決めコマが決まってニコニコ顔の

ワタクシ、駐車場へ戻ってメンバーの皆を待ち

ますが、その中のお一人が浮かない顔で戻って

来られました。

 

聞けば、練習電で構図がアカンかった事が判り

ショバを変えようと移動している最中に甲種が

通過してしまい、一コマも撮影出来なかった…

という事でございました。

 

当初はここまでで甲種の撮影は終えて、城端線

とか氷見線、或いは高山本線など非電化DCを

狙おうかと算段しておりました。

 

が。

 

他の3名は撮影出来たのですが、皆で揃って

笑顔になれないのは精神的に悪いですし、今

ならばもう一度甲種を追っ掛ける事も可能。

 

甲種の再挑戦しましょうか、と車内が満場一致

となりましたので予定を変更してオヤを追う

事となりました。

 

無事、列車に追いつけ追い越せるのか。

 

ショバはあるのか。

 

車内で有能なメンバーの皆様がマップアプリや

スジと睨めっこしてナビゲートして下さる中

ワタクシはハンドルを握ってアクセルを踏む

右足に力が入ります。

 

ブゥーーン…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!