写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2636列車 「 えちごトキめき鉄道線内でオヤ31を狙う 2023・3月 オヤ甲種追っかけ遠征その6 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

新潟県糸魚川市、そこは最後のフロンティア。

 

これはオンボロ軽自動車に乗る4人の撮り鉄

昨年3月に於いて、オヤ31形の姿を求め糸魚川

の地へと勇敢に乗り込んだ物語でございます。

 

勇敢?いえどちらかと申しますと無謀なのかも

しれません。

 

 

さて、今回の更新は前回に引き続きオヤ31形の

トキ鉄への譲渡に伴う甲種輸送を追い掛けた

ご報告でございます。

 

前回あいの風とやま鉄道線内で撮影致しました

甲種輸送でございますが、北陸自動車道に乗り

更に北へと車を走らせました我々一行。

 

車中で何処へ行けば余裕を持って列車を撮影が

可能か、検討を重ねた末に導き出したその答が

新潟県糸魚川市でございました。

 

そう、撮り鉄の皆様ならばご存知の海を背に

撮影出来ますあの名所でございます。

 

 

2023-03-08 9561列車

光線は傾きトップ気味に射し込む中でしたが

青い海の色に露出を意識しつつ、オヤ31形の

甲種輸送を仕留める事が出来ました。

 

背後の海岸には柔らかな白波も立つ日本海でも

撮影出来ましたので、結果的に街中、山間に

続いて海バックという、シチュエーションが

異なる3種の撮影が叶いましたこの遠征。

 

いやはや、間に合って良かった…

 

 

2023-03-08 9561列車

ファーストショットはショバの雰囲気を意識し

広めの構図で撮影致します。

 

フレームの左端に写る撮り鉄の皆様は恐らく

編成撮影ではなく、サイド構図と海を背にした

オヤ31形を中心とする撮影かと思われます。

 

写る方々はほんの一部でございまして、この

ショバにはズラリと100名程は集まりました。

 

犬を散歩に来た近所のご婦人が、こんなに人が

集まるのを見たのは初めてよー!と興奮しつつ

喘いでいらっしゃったのを覚えております。

 

 

2023-03-08 9561列車

この旅の〆。

 

本命と位置づけましたのがこちらのコマでして

丁度、防風林が切れて列車が海を背にし始めた

位置へ陣取る事が出来ました。

 

と申しましてもワタクシは二列目。

 

我々の到着時には既にベスト立ち位置は埋まり

比較的空いていた2列目の隙間に、お願いして

入れていただく事で撮影する事が出来ました。

 

イヂワルされずに入れていただき、大変感謝で

ございます。

 

 

2023-03-08 9561列車

オマケ。

 

ケツ打ちも試みますが、こちらは他の方が展開

した三脚の脚が手前に配される構図が限界。

 

流石に柵を越えて敷地に入ってまでケツを狙う

ほど、撮影に人生を賭ける気はありませんから

この構図で妥協致しました。

 

 

これにてオヤ31形を追い掛けた遠征は、その

行程を全て終了しました。

 

その5では撮影が出来なかったメンバー氏も

こちらでは良きショットが撮れた様で、晴れて

遅くなった昼食兼打ち上げに移行致します。

 

所が、この周辺には飲食店は勿論コンビニさえ

存在致しません。

 

背後に迫る山と海の間に小さな集落は点在する

ものの、繁華街的なものは30キロ程北になる

市街地まで行かねばならないのでございます。

 

ですが、そこは勇敢なる我々一行のメンバー。

 

道中に道の駅があるのを目敏く見つけており

そこへ向かってみたのでございます。

 

 

  2023-03-08    レストピアの外観

 

北陸自動車道に押し潰されそうな立地の建物

ですが、平日の午後遅い閑散とした時間ながら

食堂も営業して下さっておりました。

 

有り難い事でございます。

 

こちらで各々好きな物をオーダー致しまして

昼食兼、打ち上げでございます。

 

 

  2023-03-08    カツ煮定食 900円

 

お店の名物はタラ汁定食という魚料理ともずく

蕎麦なる麺類なのでございますが、新鮮な魚

以外はあまり魚介類が好みでは無いワタクシは

無難にトンカツをチョイス致しました。

 

他のメンバーから冒険心が足りない!と叱責を

受けながらも、実は付け合わせの汁に生臭い

エビがたんまり混入していて弱っております。

 

カツ煮は美味しくいただいたのですが、やはり

生臭い魚介類は苦手で汁物は少しだけしか

食べられず…

 

その点だけは心残りとなりました。

 

ここまで来たらデンカの貨物とか大糸線へ…と

後髪を引かれる所でもございますが、関西へ

戻るには北陸自動車道を走っても5時間。

 

翌日は普通にお仕事ですから、涙を飲んで僅か

2時間ほどの滞在で糸魚川を後に致しました。

 

 

最後になりましたがこの遠征にお付き合いを

いただきましたメンバーの皆様、ショバにて

お会いしたお友達の皆様によくしていただき

感謝申し上げます。

 

大変楽しく、素晴らしい一日でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!