写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2558列車 「 加古川線の2丁パンタ103系を狙う 2023・12月 播磨の日常撮影記その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

新年からちょいとトラブルに遭遇致しました

ワタクシ。

 

いやはや、ビックリ致しました。

 

幸い大した怪我ではありませんので一先ずは

安堵しております。

 

三ヶ日が明けましたら通院及び検査をして異常

の有無をしっかりと確認せねばなりません。

 

羽田の事故にも驚かされます。

 

今年は新年から色々と悪い事が重なりますね。

 

気を引き締めて乗り越えたい所でございます。

 

 

さて、今回の更新は昨年末に撮影致しました

加古川線103系につきましてのご報告で

ございます。

 

この日は前日に名古屋で暴れ回っていらした

神奈川のブログ友、かわつる氏が来阪されると

いう事で、夜明け前から合流しまして氏の要望

に沿う形で加古川線へ向かいました。

 

 

2023-12-17 103系M03編成

現着して早速撮影致しましたのは、西脇市へと

向かう列車でございました。

 

サブタイトルにあります様に、本命はこの時期

のみ見られます霜取りパンタを振り上げました

2丁パンタスタイルの編成でございます。

 

ただ2丁パンタ編成がいつ来るのか、把握が

不十分でしたので沿線に住むお友達から事前に

レクチャーしていただき、その教えに従って

布陣する事に致しました。

 

 

2023-12-17     西明石駅前ロータリ

 

雲一つない夜明け前の西明石駅前、かわつる氏

とはこちらで待ち合わせでございます。

 

ワタクシは3時起きで車を走らせまして凍結が

恐ろしい兵庫の山中を駆け抜け、何とか無事に

待ち合わせ場所へ辿り着く事が出来ました。

 

そう、この前日は割と暖かかったのですが急に

寒さがぶり返し、この日は放射冷却も加わって

信じられない位に寒さが深まる朝となったので

ございます。

 

 

2023-12-17     加古川線でのご来光

 

ショバに到着した段階で丁度ご来光が出てきて

思わずシャッターを切りました、スマホで。

 

空気の澄んだ冬の朝。

 

画像に気温までは写っておりませんが、寒風が

ビュルビュルと吹き付けまして車から外に出て

列車を待つのが辛すぎます。

 

 

2023-12-17 103系M07編成

加古川行きの列車は前面が影になる上に側面も

反射で白け気味となっております。

 

一コマ切ったらすぐさま二人、駆け足で車へと

戻らねば寒さに身体も精神も氷結してしまう

気分でございます。

 

立ち位置を下り列車に合わせる為に移動して

本番に備えます。

 

が、その前にもう一本、加古川へ向かう列車が

来ますのでそちらをお遊び的に狙います。

 

側面重視の立ち位置とする為に移動しカメラを

構えますと、あら。

 

構図にかわつる氏がインしてしまいました…

 

 

2023-12-17 103系M01編成

加古川方面へ向かう列車を、かわつる氏が

小さく写り込むツーショット的に撮影。

 

氏の上着は黒っぽいものの、下半身は何も

履いていないかの様に見えますが、安心して

下さい。ちゃんと履いていらっしゃいます。

 

でも三脚に据えたカメラを覗く氏が実際に何も

下半身に履いていないのだとしたら…そんな

想像が掻き立てられる一コマとなりました。

 

意外とプリケツな氏に思わず涎がジュルリと

滴りそうなイケナイ想像が頭をよぎります。

 

あ、勿論冗談でございますよ?

 

 

2023-12-17 103系M01編成

構図をずらして本命のコマを切ります。

 

実はパンタが載る車両には架線柱のワイヤが

掛かっているのですが、それを気にしていては

サイド構図が成り立ちません。

 

ですからその点は意識せずに、シャッターを

切っております。

 

それよりも、良い斜光線が4ドア103系の側面を

照らす撮影が出来た事を良しと致しました。

 

 

2023-12-17 103系M08編成

そしていよいよ本番。

 

かわつる氏が構える立ち位置へ合流して寒さを

凌ぐ為に車内で待機していると、慌てて氏が

呼びに来て下さいました。

 

車外へ出ると踏切が鳴っています。

 

アラ、何か来るのね?とカメラを構えていると

狙いの2丁パンタ編成が現れました。

 

という訳で先ずはご挨拶に遠目からの望遠構図

にて、一コマ切らせていただきます。

 

続いてレンズを引きまして。

 

 

2023-12-17 103系M08編成

今回の〆。

 

決めコマを狙いました。

 

編成こそ抜けておりますが幾分左右がカツカツ

となってしまいましたが。

 

それでも念願の2丁パンタ編成をモノにする

事が叶いまして万歳、でございます。

 

 

我が国の高度経済成長を支えました、通勤形の

基礎となります103系

 

その本州最後の活躍路線となりましょう播磨の

地にて撮影致しました2丁パンタ編成の姿は

かつて長編成で闊歩した面影こそ感じられない

控えめな短編成でございます。

 

しかしながら、105系みたいな後付けの面構え

に張り上げ屋根と散々改造されながらも、その

モータ音には確かに国鉄時代から続く誇りが

顔を覗かせておりました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!