この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
新年からちょいとトラブルに遭遇致しました
ワタクシ。
いやはや、ビックリ致しました。
幸い大した怪我ではありませんので一先ずは
安堵しております。
三ヶ日が明けましたら通院及び検査をして異常
の有無をしっかりと確認せねばなりません。
羽田の事故にも驚かされます。
今年は新年から色々と悪い事が重なりますね。
気を引き締めて乗り越えたい所でございます。
さて、今回の更新は昨年末に撮影致しました
ございます。
この日は前日に名古屋で暴れ回っていらした
神奈川のブログ友、かわつる氏が来阪されると
いう事で、夜明け前から合流しまして氏の要望
に沿う形で加古川線へ向かいました。
現着して早速撮影致しましたのは、西脇市へと
向かう列車でございました。
サブタイトルにあります様に、本命はこの時期
のみ見られます霜取りパンタを振り上げました
2丁パンタスタイルの編成でございます。
ただ2丁パンタ編成がいつ来るのか、把握が
不十分でしたので沿線に住むお友達から事前に
レクチャーしていただき、その教えに従って
布陣する事に致しました。
2023-12-17 西明石駅前ロータリ
雲一つない夜明け前の西明石駅前、かわつる氏
とはこちらで待ち合わせでございます。
ワタクシは3時起きで車を走らせまして凍結が
恐ろしい兵庫の山中を駆け抜け、何とか無事に
待ち合わせ場所へ辿り着く事が出来ました。
そう、この前日は割と暖かかったのですが急に
寒さがぶり返し、この日は放射冷却も加わって
信じられない位に寒さが深まる朝となったので
ございます。
2023-12-17 加古川線でのご来光
ショバに到着した段階で丁度ご来光が出てきて
思わずシャッターを切りました、スマホで。
空気の澄んだ冬の朝。
画像に気温までは写っておりませんが、寒風が
ビュルビュルと吹き付けまして車から外に出て
列車を待つのが辛すぎます。
加古川行きの列車は前面が影になる上に側面も
反射で白け気味となっております。
一コマ切ったらすぐさま二人、駆け足で車へと
戻らねば寒さに身体も精神も氷結してしまう
気分でございます。
立ち位置を下り列車に合わせる為に移動して
本番に備えます。
が、その前にもう一本、加古川へ向かう列車が
来ますのでそちらをお遊び的に狙います。
側面重視の立ち位置とする為に移動しカメラを
構えますと、あら。
構図にかわつる氏がインしてしまいました…
加古川方面へ向かう列車を、かわつる氏が
小さく写り込むツーショット的に撮影。
氏の上着は黒っぽいものの、下半身は何も
履いていないかの様に見えますが、安心して
下さい。ちゃんと履いていらっしゃいます。
でも三脚に据えたカメラを覗く氏が実際に何も
下半身に履いていないのだとしたら…そんな
想像が掻き立てられる一コマとなりました。
意外とプリケツな氏に思わず涎がジュルリと
滴りそうなイケナイ想像が頭をよぎります。
あ、勿論冗談でございますよ?
構図をずらして本命のコマを切ります。
実はパンタが載る車両には架線柱のワイヤが
掛かっているのですが、それを気にしていては
サイド構図が成り立ちません。
ですからその点は意識せずに、シャッターを
切っております。
それよりも、良い斜光線が4ドア103系の側面を
照らす撮影が出来た事を良しと致しました。
そしていよいよ本番。
かわつる氏が構える立ち位置へ合流して寒さを
凌ぐ為に車内で待機していると、慌てて氏が
呼びに来て下さいました。
車外へ出ると踏切が鳴っています。
アラ、何か来るのね?とカメラを構えていると
狙いの2丁パンタ編成が現れました。
という訳で先ずはご挨拶に遠目からの望遠構図
にて、一コマ切らせていただきます。
続いてレンズを引きまして。
今回の〆。
決めコマを狙いました。
編成こそ抜けておりますが幾分左右がカツカツ
となってしまいましたが。
それでも念願の2丁パンタ編成をモノにする
事が叶いまして万歳、でございます。
我が国の高度経済成長を支えました、通勤形の
基礎となります103系。
その本州最後の活躍路線となりましょう播磨の
地にて撮影致しました2丁パンタ編成の姿は
かつて長編成で闊歩した面影こそ感じられない
控えめな短編成でございます。
しかしながら、105系みたいな後付けの面構え
に張り上げ屋根と散々改造されながらも、その
モータ音には確かに国鉄時代から続く誇りが
顔を覗かせておりました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!