この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
土曜に鉄活して以来、今日は久々にカメラを
触った日となりました。
近頃はどうも鉄活すっぞーオラァ!という程の
勢いが自身から薄れまして、んー、どーしよ…
と考えてはみるものの寒いし眠いし面倒だ、と
鉄から離れがちになる日も多いワタクシ。
拙ブログ開設当初の様に日常ネタでもガツガツ
撮影しに行く様な貪欲さを、早く取り戻さねば
更新が止まってしまいかねません…
次のお休み辺り、刺激を受けて活力増進を図る
事が出来たら良いなぁ、と思いながらボチボチ
腕を磨き始めている次第でございます。
さて、今回の更新は岡山遠征からの帰路で
立ち寄りました、加古川線での撮影についての
ご報告となっております。
ご存知の通り加古川線は今も中間車に運転台を
ポン付けした、異形の103系が活躍する路線と
して密かに人気を集めております。
更にこの遠征で訪問した時期は霜取りパンタが
上昇する季節でございます。
もう諸兄におかれましても、ワタクシが何を
目当てに立ち寄ったのかがお判りの事で
ございましょう。
冬季の2丁パンタを上げた103系3550番台に
焦点を当てたいっ!と考えたのでございます。
闇に呑まれて見え難いのでございますが
後方の車両には2丁のパンタが上がるM06fを
バルブ撮影で狙います。
残念ながらコチラの向きだとパンタは後ろ側に
なりますので、前パン2丁を振り上げる画は
撮れません。
折り返しを狙うしか無いのでございます。
単線の加古川線でございますが、この駅は対向
列車との交換が可能でございますので撮影にも
適した構図を組む事が出来ました。
ただし、照明が乏しく露光時間を増やすと画に
中々手強そうでございます。
列車が走り出したタイミングで流しにも挑戦。
ですがコチラは露出を確保せねばならずISOを
爆上げした結果、ザラザラ仕上げとなります。
この列車が折り返して来るのが本命と位置付け
それまでは時間を潰す為に、来た列車を撮影し
練習に充てておりました。
お次の編成はM08fでございます。
あ、fというのはフォーメーションの略でして
日本語に訳すと変態…じゃなくて編成という
意味になります。
変態はアブノーマル、頭文字Aでございます。
なんかそう表記するとちょいと格好良い風にも
思えますね。
ユーロビートをBGMに尻出しながら峠を下る
白いハチロク、とか想像してしまいました。
個人的にはハチロクよりキューロクの方が好き
なんですけどね。
あ、車じゃなくて釜ですよ?
この編成でも発車時に流してみました。
幌にライトが反射して強調されている辺りが
お気に入りなのでございます。
側面4ドアという通勤形スタイル、でも編成は
僅か2両なのがチグハグな感じが致します。
そうした違和感こそ、今も現役で活躍致します
ないかと思えます。
折り返して来ました2丁パンタ編成を狙って。
あまり露光時間を開けると光芒がアレになり
残念な事になりかねません。
ですからISO感度を上げてSSも上げての撮影を
試みてみました。
この旅の〆。
停車時間を利用し列車を構図いっぱいにした
撮影を決めコマ、と位置付けましてもう一度
シャッターを切りました。
前パンは照明で判るのですが、2丁なのは中々
判別が難しい写り具合でございますね。
後方の車両なんて照明から外れて
影になってしまいましたし。
この辺りはローカル線闇鉄の難しい所だと
感じております。
撮れる内に撮れる被写体を狙う、そんな姿勢で
撮影を続けております拙ブログ。
岡山の381系も、黄色い電車もそうですが
日常の記録もまたネタものと等価値になる時が
すぐそこに迫っているのでございます。
加古川線の日常とて、いずれ近い将来には
様変わりする事になりましょう…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!