写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2510列車 「 加古川線の103系3550番台を闇鉄で狙う 2022・12月 晴れの国岡山遠征その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

土曜に鉄活して以来、今日は久々にカメラを

触った日となりました。

 

近頃はどうも鉄活すっぞーオラァ!という程の

勢いが自身から薄れまして、んー、どーしよ…

と考えてはみるものの寒いし眠いし面倒だ、と

鉄から離れがちになる日も多いワタクシ。

 

拙ブログ開設当初の様に日常ネタでもガツガツ

撮影しに行く様な貪欲さを、早く取り戻さねば

更新が止まってしまいかねません…

 

次のお休み辺り、刺激を受けて活力増進を図る

事が出来たら良いなぁ、と思いながらボチボチ

腕を磨き始めている次第でございます。

 

 

さて、今回の更新は岡山遠征からの帰路で

立ち寄りました、加古川線での撮影についての

ご報告となっております。

 

ご存知の通り加古川線は今も中間車に運転台を

ポン付けした、異形の103系が活躍する路線と

して密かに人気を集めております。

 

更にこの遠征で訪問した時期は霜取りパンタが

上昇する季節でございます。

 

もう諸兄におかれましても、ワタクシが何を

目当てに立ち寄ったのかがお判りの事で

ございましょう。

 

冬季の2丁パンタを上げた103系3550番台に

焦点を当てたいっ!と考えたのでございます。

 

 

2022-12-25 103系3550番台M06編成

闇に呑まれて見え難いのでございますが

後方の車両には2丁のパンタが上がるM06fを

バルブ撮影で狙います。

 

残念ながらコチラの向きだとパンタは後ろ側に

なりますので、前パン2丁を振り上げる画は

撮れません。

 

折り返しを狙うしか無いのでございます。

 

単線の加古川線でございますが、この駅は対向

列車との交換が可能でございますので撮影にも

適した構図を組む事が出来ました。

 

ただし、照明が乏しく露光時間を増やすと画に

ゴースト〜加古川まぼろし〜が現れてしまい

中々手強そうでございます。

 

 

2022-12-25 103系3550番台M06編成

列車が走り出したタイミングで流しにも挑戦。

 

ですがコチラは露出を確保せねばならずISOを

爆上げした結果、ザラザラ仕上げとなります。

 

この列車が折り返して来るのが本命と位置付け

それまでは時間を潰す為に、来た列車を撮影し

練習に充てておりました。

 

 

2022-12-25 103系3550番台M08編成

お次の編成はM08fでございます。

 

あ、fというのはフォーメーションの略でして

日本語に訳すと変態…じゃなくて編成という

意味になります。

 

変態はアブノーマル、頭文字Aでございます。

 

なんかそう表記するとちょいと格好良い風にも

思えますね。

 

ユーロビートをBGMに尻出しながら峠を下る

白いハチロク、とか想像してしまいました。

 

個人的にはハチロクよりキューロクの方が好き

なんですけどね。

 

あ、車じゃなくて釜ですよ?

 

 

2022-12-25 103系3550番台M08編成

この編成でも発車時に流してみました。

 

幌にライトが反射して強調されている辺りが

お気に入りなのでございます。

 

側面4ドアという通勤形スタイル、でも編成は

僅か2両なのがチグハグな感じが致します。

 

そうした違和感こそ、今も現役で活躍致します

103系改造車たちのアイデンティティなのでは

ないかと思えます。

 

 

2022-12-25 103系3550番台M06編成

折り返して来ました2丁パンタ編成を狙って。

 

あまり露光時間を開けると光芒がアレになり

残念な事になりかねません。

 

ですからISO感度を上げてSSも上げての撮影を

試みてみました。

 

 

2022-12-25 103系3550番台M06編成

この旅の〆。

 

停車時間を利用し列車を構図いっぱいにした

撮影を決めコマ、と位置付けましてもう一度

シャッターを切りました。

 

前パンは照明で判るのですが、2丁なのは中々

判別が難しい写り具合でございますね。

 

後方の車両なんて照明から外れて

影になってしまいましたし。

 

この辺りはローカル線闇鉄の難しい所だと

感じております。

 

 

撮れる内に撮れる被写体を狙う、そんな姿勢で

撮影を続けております拙ブログ。

 

岡山の381系も、黄色い電車もそうですが

日常の記録もまたネタものと等価値になる時が

すぐそこに迫っているのでございます。

 

加古川線の日常とて、いずれ近い将来には

様変わりする事になりましょう…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!