写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2509列車 「 EF65+DE10の松永訓練復路を狙う 2022・12月 晴れの国岡山遠征その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

四国、松山を走る伊予鉄道に67年ぶりの新車が

導入されるとアナウンスがございました。

 

伊予鉄道の新車と申しますと台形の路面電車

連想致しますが、今回の発表は郊外線の所謂

一般鉄道車両でございます。

 

現在は京王電鉄から譲渡された車両が行き交う

かの路線、拙ブログでも伊予灘遠征で撮影した

記憶がございますが、それらが置き換えられる

という事なのでしょう。

 

ダイヤモンドクロスを渡る真新しい、独自の

車両に想いを馳せつつ道後温泉に入りそびれた

悔しき思い出が蘇るのでございます…

 

リベンジしに行かなきゃ。

 

 

さて、今回の更新はプッシュプルで運転された

松永訓練の復路を狙ったご報告となります。

 

前回更新のラストにて布陣したショバですが

見事なドン曇りとなってしまいました。

 

無垢なる変態と評判のワタクシ、今までに何か

悪い事でもしたのでしょうか?

 

そう不安になってしまう様な暗い雲の下でただ

復路の列車が来るのを待つ時間。

 

ですが。

 

天はやはり正しき変態たるワタクシを

お見捨てにはしなかったのでございます。

 

間もなく本番、というタイミングで俄かに光が

差し込んで来たではありませんか。

 

イェーイ。

 

 

2022-12-25 試9786列車

正に奇跡なる晴れカットでEF65 1134が先頭に

立つ復路を仕留める事が出来ました。

 

陽が射して来た事で影落ちの懸念も湧きますが

ギリギリ車体に掛かる所までは伸びず。

 

試運転の神様に小粋なクリスマスプレゼントを

いただいた気分でございます。

 

 

2022-12-25 115系D-11編成

本番前の練習電となる普電では、最早これまで

といった具合の曇りスカイでございました。

 

季節的に枯れ山となる背景と、僅かに見えます

曇天がモノ悲しい印象を与えますこの構図。

 

そこへノコノコとやって来た鮮やかな黄色の

古臭い被写体が、より一層この写真に寂しさを

加えている様に思えます。

 

寂寥感がパない情景でございますよね。

 

末期色の電車もいつまで見られるのでしょう…

 

 

2022-12-25 試9786列車

決めのコマでございます。

 

練習電の時と同じ構図でございますが、陽が

射して青い空が覗くだけで明るい雰囲気になる

この変化。

 

枯れ山でさえ元気になった様に思えます。

 

本音を申しますと、練習電から晴れててくれと

思う所ではございますが、そこは贅沢な我儘と

申せましょう。

 

この一葉に大変満足致しまして、すぐさま荷を

片付けショバを撤収。

 

来た道を戻ります。

 

勿論、下道でございます。

 

 

2022-12-25 213系2連

気を抜いたタイミングでやって来た213系では

ピントが死んでしまいました。

 

帰り道と列車の進行が同一方向、尚且つ途中で

列車が停車するスジでございましたので往路と

同じショバに再布陣致しました。

 

が、またしても曇り空でございます。

 

陽が射してくれれば…そんな願いを込めて

空を眺めながら本番を待ちます。

 

 

2022-12-25 試9786列車

本番のタイミングで、こちらも陽が射しまして

嬉しい!とシャッターを切りましたらば、釜に

架線梁の影落ちが…!

 

ありゃ、コイツァ計算外でございます。

 

まぁリカバリ可能な範囲でございますので

レンズを引いて対処致しました。

 

 

2022-12-25 試9786列車

今回の〆。

 

枯れ草にPFの足回りが絡みますが、それでも

編成は抜けていますし大丈夫、という感じの

出来映えでございました。

 

ここでの撮影をもって、松永訓練の全行程を

撮り終えました為関西へと戻る事に致します。

 

帰路も当然ながら下道。

 

山陽道でビューンと走ると大体2時間ほどで

帰宅出来るのですが、下道でも4時間ですから

懐がお寒いワタクシとしては後者を選択。

 

それでもR2だと瀬戸と竜野の間以外は、信号の

無いバイパスのおかげで意外にもスムーズに

走れます。

 

片上ー有年は山の中で交通量が少なく有年から

竜野までは片側2車線かつ60キロで走れますし

岡山への下道走行も意外と楽なんですよね。

 

そんな訳で、のんびり下道を選択致しました

ワタクシ。

 

それ故、もうちょっとだけ遠征記は続きます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!