この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
好み、と申しますのは千差万別でございます。
味の好み、異性の好み、そして構図の好み。
ワタクシの場合は被写体にもよりますが、線路
への寄り構図よりもサイド気味に引いた構図が
好きでございまして、ショバ選びでは必然的に
前景が田畑になるのでございます。
そうした意味では都市部での撮影よりも田舎の
方が構図が組み易いので、人が居ない方へと
足を向けてしまうのでございましょう。
場を移しまして最初のご報告となります。
相も変わらず日常ネタでございますが、普段は
関西におりますワタクシからしましたら新鮮な
車両たちなのでございます。
ですから来る列車ならどれでも、何でも撮影し
記録とさせていただいております。
ファーストショットとなりましたのは、3両で
やって来ました普電でございました。
ケツにぶら下がる7100形に影落ちしてしまい
ちょっぴり落ち込んでしまいます。
ワタクシが好きな異形式併結が初手となります
予讃線撮影、ケチこそ付きましたが幸先はまだ
良い方なのでしょうか。
確かに、被写体としては土讃線でも撮影した
7200系の姿が見えた時にはまたかよ!と心中
ツッコミを致しましたが…
まさかの3両で思わず動揺したものの、一応は
撮影出来ました事は良かったかと安堵して
おきます。
期待して次の列車を狙いましたらなんと単行!
日曜の朝とは申しましても、この界隈ってまだ
都市圏内じゃないのでしょうか。
そんな地域でさえ、容赦なく単行が走るという
JR四国の現状を垣間見た気が致します。
額縁スタイルな前面ゆえお顔が真っ黒けとなる
7200系もやって来ました。
古株と申しましても普電の中では最大勢力を
誇るのが、この形式でございます。
縦横無尽に走り回り、予讃線の顔となっている
現状を確認する事が出来ました。
本音は6000系に来て欲しいのですが…
今回の〆。
いよいよリニューアルが始まりました現塗装の
8000系こそ、実は日常被写体の本命と狙って
おりました。
今迄にも何度か撮影した事はありますがやはり
無くなる、となれば狙いたくなるのが撮り鉄と
いうモノでございましょう。
この色合いが見られなくなる前に記録が
出来ました点は、大変充足感の強い撮影と
なりました。
基本編成に増結3両を足した堂々の8両で伊予へ
向けて走り去ります。
JR四国の目抜き路線でございます。
が、特急は1時間ヘッドで普電だと松山直通も
殆ど無く、車での移動に対して不利な単線と
なっております。
それを逆手に、ノンビリとα波を浴びながらの
鉄活という贅沢な時間を過ごせましたこの旅。
まだ今暫くは続きますので、お手隙の折にでも
ご覧になっていただければ幸いでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!