写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2357列車 「 山陰本線京都口の日常をもう一度狙う 2023・5月 熊さんジョイントツアーその2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ムシムシとした湿気に苛まれております関西。

 

気が付きますと数日前に購入した食パンには

青カビが生え、オッサンの足の指の間には水虫

フレンズがその版図を広げております。

 

どうやら予報によりますと、今年も長梅雨に

なりそうだとかいう話でございます。

 

ジメジメ、ムシムシした季節が終わると死をも

連想させる夏、更にその先には台風シーズンと

撮り鉄にとっては不遇なるお天気が両手を広げ

待ち構えているのでしょう…

 

これだけ科学技術が発展しているのですから

鉄道沿線は昼間は常に晴れ、とか出来ないもの

なのでしょうかねぇ。

 

雨雲にレーザーを照射すると晴れ上がる、とか

そんな風にならんもんかと夢想致します。

 

 

さて、今回の更新は嵯峨野線の日常を狙った

ご報告の続きとなります。

 

熊のブロガー氏ことサロン熊野路氏と二人で

元居たショバへ戻って来まして、223系の

森の京都ラッピングを撮影してからの

お話となります。

 

朝イチに比べて側面に陽が回って来たので

こちらのショバも映える様になりました。

 

 

2023-05-21 287系FC02編成他7両

福知山の287系が7連で通過して行きます。

 

この構図は上り列車を狙うアングルで

ございまして、下り構図は午後順光、カーブを

描く列車が狙えます。

 

上り列車はほぼ、終点の京都にて折り返して

園部方面へ向かいますからここに居りますと

戻って来た列車をもう一度見る事が出来ます。

 

このFC02編成が今回のオチとなる訳ですが、

勿論撮影当時の我々はそんな事など微塵も

思わず、ただひたすら無心にシャッターを

切っておりました。

 

この後、どう絡んで来るのかはお楽しみ。

 

 

2023-05-21 223系R52編成

その1でも撮影した阪和帯の編成を、再び撮影

でございます。

 

側面の帯色はまだまだこの構図だと厳しいとは

思えますので、やはり朝の内に別ショバへ移動

したのは正解でございました。

 

ちなみにこのショバも、午後へ向けて光線は

確実にアカン状態となりますので昼からだと

オススメ出来ません。

 

 

2023-05-21 221系K05編成ほか8両

久方ぶりの221系8両を目に致しました。

 

圧縮望遠構図で遠目から狙いますが、引いての

構図がメインなワタクシ。

 

普段であればここからレンズを引いた構図での

撮影に移行するのでございます。

 

が、今回は…

 

 

2023-05-21 221系K05編成ほか8両

右端に登場しました刺客…この所為で引き構図

だと撮影は不可となってしまいました。

 

貴重な221系8両でしたが、被りだけは避けて

撮影という訳にも参りませんから諦めます。

 

 

2023-05-21 KTR8000形6両

海坊主のニックネームでお馴染みの、京都丹後

鉄道が保有する2連の気動車特急も来ました。

 

閑散期のウィークデーだと2連1本で走ったり

する列車なのですが、この日はブツ6な組成で

運行となりました。

 

6両全てに運転台を有する特急の姿は圧巻。

 

ここへ陣取りました目的がこの撮影でしたので

本懐が果たせた訳で、満足致しました。

 

 

待ち時間、3歳くらいの男児と若いお父さんが

我々一行の傍へ来られました。

 

何か珍しい列車が走りますか?と聞かれました

が我々は日常の撮影がお目当て。

 

普通電車の撮影なんですよ、と頭を掻きつつ

答えながら会話を続けましたらば、なんとこの

男児、鉄道好きながらも車両への興味ではなく

踏切が好きなんだという衝撃の事実が判明。

 

ワタクシも今まで50年前後の人生において

鉄道好きの方には数え切れない程にお会いして

参りましたが、模型鉄、音鉄や部品鉄の方には

遭遇すれども踏切好きは初めてでございます。

 

そんな男児の為に、とお父さんへ名古屋臨海

鉄道の電鐘式踏切をお教えさせていただき

YouTubeで見られますよー、と話しました。

 

あれは心に染み入る音色なのですが、さて

男児は臨海鉄道に嵌まってくれますかねぇ。

 

 

2023-05-21 223系R05編成

4連の223系でございます。

 

後ろには離合を果たした287系FC02編成の

姿も見られます。

 

KTR8000を撮影して目的は遂げた訳ですが

ついでに普電をもう1本撮影してから撤収をと

欲を掻いてみました。

 

そうしてやって来たのが223系普電なのですが

構図を引いてもう一度狙います。

 

 

2023-05-21 223系R05編成

今回のオチ。

 

223系は狙った切り位置で撮影致しましたが

後方の287系が望遠構図と同じ位置に居るのが

お判りでしょうか。

 

どうやら信号が赤現示となりアソコで停車して

しまった模様でございました。

 

上り普電は何食わぬ顔で走り去りましたが

巻頭コマと〆撮影で同じ編成が構図に入り込む

稀有な機会となりました。

 

被られエンドかと思いました?残念。

 

停止オチでございましたー。

 

 

これにて嵯峨野線の日常撮影は終了。

 

サロン熊野路氏と共に、勝手知ったる我が聖地

調子踏切へ向けて移動する事となります。

 

そちらはまた機会を改めましてのご報告と

させていただきますね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!