この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ムシムシとした湿気に苛まれております関西。
気が付きますと数日前に購入した食パンには
青カビが生え、オッサンの足の指の間には水虫
フレンズがその版図を広げております。
どうやら予報によりますと、今年も長梅雨に
なりそうだとかいう話でございます。
ジメジメ、ムシムシした季節が終わると死をも
連想させる夏、更にその先には台風シーズンと
撮り鉄にとっては不遇なるお天気が両手を広げ
待ち構えているのでしょう…
これだけ科学技術が発展しているのですから
鉄道沿線は昼間は常に晴れ、とか出来ないもの
なのでしょうかねぇ。
雨雲にレーザーを照射すると晴れ上がる、とか
そんな風にならんもんかと夢想致します。
さて、今回の更新は嵯峨野線の日常を狙った
ご報告の続きとなります。
熊のブロガー氏ことサロン熊野路氏と二人で
元居たショバへ戻って来まして、223系の
森の京都ラッピングを撮影してからの
お話となります。
朝イチに比べて側面に陽が回って来たので
こちらのショバも映える様になりました。
福知山の287系が7連で通過して行きます。
この構図は上り列車を狙うアングルで
ございまして、下り構図は午後順光、カーブを
描く列車が狙えます。
上り列車はほぼ、終点の京都にて折り返して
園部方面へ向かいますからここに居りますと
戻って来た列車をもう一度見る事が出来ます。
このFC02編成が今回のオチとなる訳ですが、
勿論撮影当時の我々はそんな事など微塵も
思わず、ただひたすら無心にシャッターを
切っておりました。
この後、どう絡んで来るのかはお楽しみ。
その1でも撮影した阪和帯の編成を、再び撮影
でございます。
側面の帯色はまだまだこの構図だと厳しいとは
思えますので、やはり朝の内に別ショバへ移動
したのは正解でございました。
ちなみにこのショバも、午後へ向けて光線は
確実にアカン状態となりますので昼からだと
オススメ出来ません。
久方ぶりの221系8両を目に致しました。
圧縮望遠構図で遠目から狙いますが、引いての
構図がメインなワタクシ。
普段であればここからレンズを引いた構図での
撮影に移行するのでございます。
が、今回は…
右端に登場しました刺客…この所為で引き構図
だと撮影は不可となってしまいました。
貴重な221系8両でしたが、被りだけは避けて
撮影という訳にも参りませんから諦めます。
海坊主のニックネームでお馴染みの、京都丹後
閑散期のウィークデーだと2連1本で走ったり
する列車なのですが、この日はブツ6な組成で
運行となりました。
6両全てに運転台を有する特急の姿は圧巻。
ここへ陣取りました目的がこの撮影でしたので
本懐が果たせた訳で、満足致しました。
待ち時間、3歳くらいの男児と若いお父さんが
我々一行の傍へ来られました。
何か珍しい列車が走りますか?と聞かれました
が我々は日常の撮影がお目当て。
普通電車の撮影なんですよ、と頭を掻きつつ
答えながら会話を続けましたらば、なんとこの
男児、鉄道好きながらも車両への興味ではなく
踏切が好きなんだという衝撃の事実が判明。
ワタクシも今まで50年前後の人生において
鉄道好きの方には数え切れない程にお会いして
参りましたが、模型鉄、音鉄や部品鉄の方には
遭遇すれども踏切好きは初めてでございます。
そんな男児の為に、とお父さんへ名古屋臨海
鉄道の電鐘式踏切をお教えさせていただき
YouTubeで見られますよー、と話しました。
あれは心に染み入る音色なのですが、さて
男児は臨海鉄道に嵌まってくれますかねぇ。
4連の223系でございます。
後ろには離合を果たした287系FC02編成の
姿も見られます。
KTR8000を撮影して目的は遂げた訳ですが
ついでに普電をもう1本撮影してから撤収をと
欲を掻いてみました。
そうしてやって来たのが223系普電なのですが
構図を引いてもう一度狙います。
今回のオチ。
223系は狙った切り位置で撮影致しましたが
後方の287系が望遠構図と同じ位置に居るのが
お判りでしょうか。
どうやら信号が赤現示となりアソコで停車して
しまった模様でございました。
上り普電は何食わぬ顔で走り去りましたが
巻頭コマと〆撮影で同じ編成が構図に入り込む
稀有な機会となりました。
被られエンドかと思いました?残念。
停止オチでございましたー。
これにて嵯峨野線の日常撮影は終了。
サロン熊野路氏と共に、勝手知ったる我が聖地
調子踏切へ向けて移動する事となります。
そちらはまた機会を改めましてのご報告と
させていただきますね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!