写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2656列車 「 ステンレスの古兵、213系を狙う 2024・3月 岡山ガチ撮り遠征その6 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

国鉄最末期、瀬戸大橋の開業を見込んで新製が

されました近郊形車両に213系がございます。

 

117系が投入された事で211系が来なかった関西

でございますが、その211系をベースにした

213系は岡山地区に集中配置されまして、開業

間も無い瀬戸大橋を高松まで走りました。

 

そんな213系も今では223系5000番台に後を

託して瀬戸大橋線からは退きましたが、他の

線区へ活躍の場を移して今尚走る姿を見る事が

出来るのでございます。

 

 

さて、今回の更新はステンレス車体国鉄形式

213系を狙いましたご報告でございます。

 

現在、213系は赤穂線伯備線の岡山側を走る

運用に就いておりまして、山陽本線でも

その姿を見る機会を得られるのでございます。

 

この日は上下2本の日常運行と、下りの臨時を

捉えておりました。

 

先ずは日常のこちらからご覧下さい。

 

 

2024-03-31 213系C-09編成ほか4両

先頭が中間車から改造されたクハ212 100番台

となります列車がやって来ました。

 

後ろの編成は未改造のクハでございますので

心情としましては前後の編成を逆にして欲しい

所なのですが…213系が撮影出来ただけ充分に

有り難い事だと思っておきます。

 

211系とは異なり、側面客用扉が2カ所しかない

点が213系の特徴でございまして、これは

民営化後に独自の部分を盛り込み製造された

JR東海の213系5000番台とも共通致します。

 

 

2024-03-31 105系F-08編成ほか4両

これも黄色先輩、と申せなくはない岡山地区で

唯一の通勤形車両105系でございます。

 

こちらは主戦場が福塩線なのですが、朝夕には

岡山まで顔を出す運用がある為に我々も撮影の

機会を得られた次第でございます。

 

尤も、105系と申しましてもかつて桜井前や

和歌山線を走っていた4扉の105系とは出自が

異なり、こちらは予め105系として新製された

グループでございます。

 

山口県宇部線などでも見られます、3扉を

持つ車両となります。

 

 

2024-03-31 LA1編成

臨時の三原行き観光列車、ラ・マル・しまなみ

として運行されますラ・マル・ド・ボァもまた

213系を改造した7000番台となります。

 

偶然、この列車が運行されているのを競馬氏が

見つけ、教えていただきました事から撮影する

事が出来ました。

 

ラ・マル・ド・ボァは以前に京鉄博へ展示の為

上洛した事がございまして、その際には地元で

撮影させていただきました。

 

が、こうして出先で偶然に撮影するのもまた

嬉しいものでございますね。

 

車両は改造に際しましてクハ、クモハから

クロ、クモロへとグリーン車化されており

213系では西日本、東海合わせてもこの1編成が

唯一のG車となります。

 

客用扉の上部脇に控えめなサイズで

グリーン車を示す四葉マークが付きます。

 

 

2024-03-31 213系C-12編成ほか6両

今回の〆。

 

岡山へ向かう上り列車は6両の組成で来たの

ですが、下り列車の撮影立ち位置に居ました為

やむを得ずケツ打ち致しました。

 

所が撮影してビックリ。

 

なんと後方、つまりケツ打ち側の編成は中間に

クハが連結された変態編成ではありませんか。

 

調べて見ますと,C-12編成が唯一中間車として

クハを連結しているそうで、ケツ打ち構図が

結果的にラッキーな撮影となりました。

 

 

黄色い国鉄形式が先に置き換えられるとの事で

今暫くの間こそ安泰と見られます213系。

 

ですが、運用数が減少したり離脱する編成が

出たりなど、もしかしたら現状よりも厳しくは

なるのかも知れません。

 

撮影出来る機会に撮影しておく、国鉄形式は

皆30年以上の経年車となりますから、早めに

記録したい被写体だと思うのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!