写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2661列車 「 競演!381系とDD50形501号機のフォトラン復路を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

倉敷市駅ホームからDD50形が戻って来まして

再び入換線へと釜が据え置かれるタイミングで

フォトラン主催者のS氏を始めとしました企画

への参加者の皆様方が到着されました。

 

調子踏切などでお会いする風体そのままな彼の

采配を眺めつつ、軽く挨拶をして復路の撮影へ

向かうべくワタクシと競馬氏はこの場を撤収

しようとしましたその時。

 

主催者S氏から思わぬご提案をいただきます。

 

 

さて、今回の更新はDD50形501号機の撮影で

倉敷市駅構内の入換線にて、381系特急やくも

との競演を狙いましたご報告でございます。

 

主催者S氏から、もうじきやくもが来ますよ?

コラボ撮影のチャンスですが撮りませんか?と

有り難いご提案をいただきまして一も二も無く

その提案に乗っかる事に致しました。

 

が、先ずはその前に。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機と213系

高梁方面から倉敷駅へ到着した213系と併せた

撮影からスタート致しましょう。

 

そもそもDD50形は日常の運用が倉敷貨物タと

東水島を往復するくらいしかありませんので

JR車両との競演なぞ、この様な機会でしか撮影

する事も無いのでございます。

 

黄色先輩やEF210など、DD50形を尻目に山陽

本線を駆け抜けていく車両たちとも一瞬の離合

場面を提供してくれましたが、そちらは今回は

割愛致します。

 

恐らく競馬氏が後日、SNSに投稿されるかとは

思いますのでそちらを楽しみにさせて

いただきます。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

やくもが来る、という事で待っておりますが

一向に来る気配がありませんので待ち時間には

DD50形のポートレイトを撮影致します。

 

主催者S氏が運転士に交渉し、車両停止位置を

少しずらして貰った為、水色の自動車との並び

が解消されて車両単体で狙える様になりました

こちらのコマ。

 

撮影者への配慮もされる主催者S氏の行動力に

敬服致します。

 

どうやら特急やくもは20分ばかり遅延の様で

ようやく岡山から倉敷駅へ到着する姿が見えて

皆様、撮影スタンバイとなります。

 

倉敷駅を発車した381系が伯備線へと進む所を

タイミングを合わせて…

 

 

2024-03-31 DD50形501号機と381系

今回の決めコマ。

 

緑やくもとのコラボ撮影が果たせました。

 

381系自体も今年中には退役するそうですから

この競演もまた、極めて貴重な機会だと申せる

撮影でございましょう。

 

そんなチャンスを与えていただいた主催者S氏

に感謝しつつ、いよいよ復路撮影の為に沿線へ

我々一行は旅立ちます。

 

が、やくもの遅延によって20分も時間をロスし

この後の予定には暗雲が垂れ込めました…

 

DD50形501号機のフォトラン復路は倉敷市駅

から離れたショバへ向かう予定にしていた所で

ございましたが、その時間が削られてしまい

どないしようかな…と。

 

しかも時間に余裕が無くなった我々に襲い来る

膀胱からの切実な尿意。

 

やむを得ず倉敷市駅の駅本屋へとお邪魔して

お手洗いを借りる事に致しました。

 

 

   2024-03-31      この日の戦利品

 

トイレを借りてハイさようなら、ではあまりに

水島臨海鉄道さんへ礼を失する事になります為

売店でグッズを購入する事に致しました。

 

貨車に挿してあります荷票のセットが目に入り

以前から欲しかった神足行きの票をチョイス。

 

聖地・調子踏切最寄り駅である長岡京駅の旧名

神足の駅名が書かれた荷票を入手し、思わず

嬉ションしてしまいそうになりました。

 

勿論、寸前で股に力を込めて尿が漏洩するのを

防ぎましたが。

 

 

2024-03-31 9003列車

2エンド側を先頭にしたDD50形501号機が

本線をやって来る姿を、望遠で捉えましたこの

挨拶コマが復路撮影のスタートとなりました。

 

結局、倉敷市駅を出た我々でございますが

道が混んでいた事も合わさり当初の予定を断念

致しまして、往路と同じショバへと駆け込んで

撮影する事に致しました。

 

ここではスカ色MRT304の撮影で復路構図は

考慮済みでしたので、悩まずサクッと立ち位置

決めも出来ましたのが功を奏しまして本番を

滑り込みで仕留める事が出来ました。

 

 

2024-03-31 9003列車

今回の〆。

 

復路撮影の本命となりますコマでございまして

挨拶コマからシュッとズームレンズを手前に

引き戻し、構図を再構成して撮影致しました。

 

ポイントは2エンド側ボンネットに備わります

昆虫の触覚みたいな2本のアンテナを、切らず

撮影する事でございましょう。

 

また、アンテナは先が細いので枯れ木や住宅が

背景に来ると埋もれてしまいます。

 

その点を念頭に立ち位置やシャッターの切る

位置を考えまして、本番へと臨みました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

オマケ。

 

ケツ打ちで復路を走り去るDD50のお見送り。

 

フォトラン企画に参加された多くの方は、主催

されたS氏が手配したツアーバスに乗って移動

される為に一駅向こうの撮影地に布陣されると

伺っておりました。

 

どうやら復路は沿線で撮影したい、との思惑で

バスをわざわざ手配されたそうでございます。

 

いやはや、大した行動力。

 

やはりS氏には感服致します。

 

そんな訳で、他の撮影者たちも無事に撮影が

出来ます様にと願いを込めて、DD50形を

見送りました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!