この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
倉敷市駅ホームからDD50形が戻って来まして
再び入換線へと釜が据え置かれるタイミングで
フォトラン主催者のS氏を始めとしました企画
への参加者の皆様方が到着されました。
調子踏切などでお会いする風体そのままな彼の
采配を眺めつつ、軽く挨拶をして復路の撮影へ
向かうべくワタクシと競馬氏はこの場を撤収
しようとしましたその時。
主催者S氏から思わぬご提案をいただきます。
さて、今回の更新はDD50形501号機の撮影で
倉敷市駅構内の入換線にて、381系特急やくも
との競演を狙いましたご報告でございます。
主催者S氏から、もうじきやくもが来ますよ?
コラボ撮影のチャンスですが撮りませんか?と
有り難いご提案をいただきまして一も二も無く
その提案に乗っかる事に致しました。
が、先ずはその前に。
高梁方面から倉敷駅へ到着した213系と併せた
撮影からスタート致しましょう。
そもそもDD50形は日常の運用が倉敷貨物タと
東水島を往復するくらいしかありませんので
JR車両との競演なぞ、この様な機会でしか撮影
する事も無いのでございます。
黄色先輩やEF210など、DD50形を尻目に山陽
本線を駆け抜けていく車両たちとも一瞬の離合
場面を提供してくれましたが、そちらは今回は
割愛致します。
恐らく競馬氏が後日、SNSに投稿されるかとは
思いますのでそちらを楽しみにさせて
いただきます。
やくもが来る、という事で待っておりますが
一向に来る気配がありませんので待ち時間には
DD50形のポートレイトを撮影致します。
主催者S氏が運転士に交渉し、車両停止位置を
少しずらして貰った為、水色の自動車との並び
が解消されて車両単体で狙える様になりました
こちらのコマ。
撮影者への配慮もされる主催者S氏の行動力に
敬服致します。
どうやら特急やくもは20分ばかり遅延の様で
ようやく岡山から倉敷駅へ到着する姿が見えて
皆様、撮影スタンバイとなります。
タイミングを合わせて…
今回の決めコマ。
緑やくもとのコラボ撮影が果たせました。
381系自体も今年中には退役するそうですから
この競演もまた、極めて貴重な機会だと申せる
撮影でございましょう。
そんなチャンスを与えていただいた主催者S氏
に感謝しつつ、いよいよ復路撮影の為に沿線へ
我々一行は旅立ちます。
が、やくもの遅延によって20分も時間をロスし
この後の予定には暗雲が垂れ込めました…
DD50形501号機のフォトラン復路は倉敷市駅
から離れたショバへ向かう予定にしていた所で
ございましたが、その時間が削られてしまい
どないしようかな…と。
しかも時間に余裕が無くなった我々に襲い来る
膀胱からの切実な尿意。
やむを得ず倉敷市駅の駅本屋へとお邪魔して
お手洗いを借りる事に致しました。
2024-03-31 この日の戦利品
トイレを借りてハイさようなら、ではあまりに
水島臨海鉄道さんへ礼を失する事になります為
駅売店でグッズを購入する事に致しました。
貨車に挿してあります荷票のセットが目に入り
以前から欲しかった神足行きの票をチョイス。
聖地・調子踏切最寄り駅である長岡京駅の旧名
神足の駅名が書かれた荷票を入手し、思わず
嬉ションしてしまいそうになりました。
勿論、寸前で股に力を込めて尿が漏洩するのを
防ぎましたが。
2エンド側を先頭にしたDD50形501号機が
本線をやって来る姿を、望遠で捉えましたこの
挨拶コマが復路撮影のスタートとなりました。
結局、倉敷市駅を出た我々でございますが
道が混んでいた事も合わさり当初の予定を断念
致しまして、往路と同じショバへと駆け込んで
撮影する事に致しました。
ここではスカ色MRT304の撮影で復路構図は
考慮済みでしたので、悩まずサクッと立ち位置
決めも出来ましたのが功を奏しまして本番を
滑り込みで仕留める事が出来ました。
今回の〆。
復路撮影の本命となりますコマでございまして
挨拶コマからシュッとズームレンズを手前に
引き戻し、構図を再構成して撮影致しました。
ポイントは2エンド側ボンネットに備わります
昆虫の触覚みたいな2本のアンテナを、切らず
撮影する事でございましょう。
また、アンテナは先が細いので枯れ木や住宅が
背景に来ると埋もれてしまいます。
その点を念頭に立ち位置やシャッターの切る
位置を考えまして、本番へと臨みました。
オマケ。
ケツ打ちで復路を走り去るDD50のお見送り。
フォトラン企画に参加された多くの方は、主催
されたS氏が手配したツアーバスに乗って移動
される為に一駅向こうの撮影地に布陣されると
伺っておりました。
どうやら復路は沿線で撮影したい、との思惑で
バスをわざわざ手配されたそうでございます。
いやはや、大した行動力。
やはりS氏には感服致します。
そんな訳で、他の撮影者たちも無事に撮影が
出来ます様にと願いを込めて、DD50形を
見送りました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!