写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2665列車 「 再会!DD50形機関車たちを狙う 2024・3月 水島臨海鉄道遠征その8 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

エビフライにはタルタルソースをかけたいと

思うワタクシではございますが、タルタルを

白米にかけて食べたいとまでは思いません。

 

と申しますか、白米にタルタルソースをかける

のはちょっと遠慮したいと思っております。

 

岡山へ向かう道中に競馬氏が、この辺りに大変

美味しい飯屋があるんです、と話されまして。

 

それが丼にエビフライが突き立ち、白米に

たっぷりタルタルが掛かったえび丼というもの

でございました。

 

白ごはんの上にタルタルがかかっているという

その様を舌で想像し、ちょっとゲローンな気分

になってしまいましたワタクシ。

 

競馬氏には申し訳ありませんが、氏の味覚を

疑ってしまいました。

 

が。

 

氏いわく、最初は氏もゲローンな気分になった

そうなのでございます。

 

所が食してみると味覚がパラダイムシフトを

励起する程に美味かった!と力説されます。

 

一体、そのえび丼とは如何なるものなのか…

 

ショバに着くまでの他愛も無い会話として

チラッと気にする程度の話で終わり、以降は

撮影に没頭致しました。

 

競馬氏は各地のグルメに詳しい方ですから

氏のオススメは間違い無い、と思うのですが…

 

 

さて、今回の更新は散々フォトランで撮影した

DD50形を、今度は撮影会場にて舐め回す様に

狙いましたご報告でございます。

 

フォトランでは単機で水島本線を駆ける姿を

中心に狙いましたが、会場ではまた異なる顔を

見せてくれたのでございます。

 

という訳でコチラを。

 

 

2024-03-31 DD50+キハ20

キハ205を配給輸送するかの様な編成を組んで

展示されましたDD50形501号機を捉えます。

 

フォトランを終えそのまま倉敷貨物タへ帰着後

すぐに、撮影モデル業務へ移行する忙しい身分

のDD501、売れっ子みたいでございます。

 

実際、DE70形の亡き今となりましてはDD50が

唯一の古式ゆかしい釜と申せましょう。

 

更に、DD501のお隣には会いたかった釜の姿も

並んでおりました。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

DD501と同型の先輩釜DD506でございます。

 

DD501が釣り上げられたばかりの鮮魚だと

すれば、DD506は干物みたいな褪色著しい姿

となりますがそれもその筈。

 

キハ30 98と同様に既に車籍は無く、部品取り

として朽ち行く運命なのだそうでございます。

 

解体される前に一目、その姿がみたかったので

撮影が叶い嬉しく思います。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

記念に正面から、普段はやらない縦構図にて

アッサリとしたDD506のご尊顔を撮影したり

致しました。

 

最新の釜だと半導体の製造が終わると補修も

ままならない事になりますが、DD50形の場合

機械部品で稼働するのですぐに廃車となる様な

事にはならないと思われます。

 

ですがそれも時間の問題。

 

近い将来には居なくなったとて不思議では無い

機関車でございますので、記録は早めにしたい

と思っていたのでございます。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

キャビンを中心にDD506の側面を切り取って

みました。

 

このコマだけではあまり意味の無いスナップに

なりますが、下のコマと見比べますと…

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

こちらはDD501のキャビンを中心として、同じ

構図にて狙いました。

 

サイゼリヤのキッズメニューにある間違い探し

よりはずっと簡単な、明確な差異のある事が

お判りいただけますでしょうか。

 

キャブの左側に位置するボンネット側面に

設けられました、排気グリル開口部がDD506

では細長いのに対して、DD501では下側に拡大

しております。

 

その下にある点検蓋もサイズが異なっており

製造時期による差が出ている事が判ります。

 

 

と、こんな感じで一通り撮影と見学を楽しみ

満足致しましたので、我々は他の皆様よりも

一足先に撤収する事に致しました。

 

ちょっと寄りたい所もありますし。

 

ヘルメットを返却し、車を停めた場所へと

競馬氏と歩いておりますと、詰所付近に洗濯物

が干してありました。

 

何気なく見ると…

 

 

    2024-03-31    制帽…?

 

手拭いやポーチと並んで複数の制帽が吊るされ

それだけで機関区然とした雰囲気が醸されて

おりましたので、つい撮影してしまいました。

 

ワタクシ女性の洗濯物なんかには丸っきり興味

無いのでございますが、この様な洗濯物には

俄然興味が沸き立ちます。

 

という訳で

倉敷貨物ターミナルの日常的な光景を垣間見て

この地を後に致しまして、向かいましたのは

港東線でございました。

 

 

2024-03-31 3095列車

この旅の〆。

 

DD200-17が、水島から分岐する貨物線を走る

場面を狙いましたラストショットとなります。

 

倉敷貨物タから水島までは基本的に旅客車しか

走りませんが、東水島と水島を結ぶこの路線は

貨物しか走りません。

 

丁度、東水島行きの貨物列車が撮れる時間に

なりましたので、会場を辞して〆の撮影にと

やって来たのでございました。

 

 

これにて予定していた行程は全て終了。

 

帰路へと就く事になりますが、お腹が空いて

堪りません状況でございました。

 

昼食抜きで撮影し続けてしまいましたので…

 

ですから何処かで打ち上げも兼ねて遅い昼食を

摂りたいな、という事で適当にコンビニにでも

向かうつもりでございました。

 

が、ふと。

 

早朝の道行きで話題に上りましたえび丼が

頭を過りまして。

 

話のネタに食べてみるか!とワタクシも噂の

えび丼に挑戦する事に致します。

 

競馬氏も賛成して下さいましたので、氏に

ナビをしていただき、宇野を抜けて岡山市へ。

 

 

   2024-03-31    梶屋 店舗外観

 

昼の部はとっくに終わり、夜の部が17時から

始まっておりました梶屋さん。

 

我々一行が到着しましたのは、夜の部開店から

20分ほど過ぎた時間でございました。

 

晩飯にはまだ早い時間帯ゆえお店は空いている

だろう、と推測しておりましたが…

 

駐車場はほぼ満車という人気ぶりで、お客は皆

ワタクシみたいな撮り鉄で遅めの昼食を摂りに

来たのかと邪推してしまいます。

 

どうやらこのお店、えび丼は勿論の事ほかの

メニューも含めてファンが多いみたいな印象を

抱きました。

 

 

   2024-03-31    店内ポスター

 

上のコマを拡大致しますと、例のえび丼が

描かれたポスターが店内に貼られているのが

確認出来ました。

 

週に一度はハイカロリー、と背徳的な文言が

書かれますこのポスター。

 

尤もワタクシの場合は1日一度はハイカロリー

な食生活でございますが…

 

店内は既にテーブル席は満席で、カウンターへ

案内されまして早速、噂のえび丼を注文して

ドキドキしながら待ちました。

 

 

   2024-03-31    梶屋のえび丼

 

ボリュームあるエビフライが3尾、丼に屹立し

正にえび丼な感のあります衝撃的な外観。

 

更には事前情報通り、ご飯にタルタルが

ビャーッとかかっております。

 

この外観を見ただけならば、ワタクシ先ず

間違いなくえび丼を注文する事は無いだろうと

思われます。

 

が、競馬氏がオススメされますメニューですし

意を決しまして、いざ実食。

 

 

   2024-03-31    えび丼の内側

 

なんと、えび丼のご飯にはご覧の様な小エビが

まぶされており、この小エビがまた食感を大変

素晴らしいものへと昇華してくれます。

 

小エビがある、無いでえび丼の美味さが格段に

変わっている様に感じました。

 

凄ぇ…

 

また、懸案だったタルタルでございますが

お米に合う様に酸味が引かれ、玉子風味が強く

これまた実に美味でございます。

 

白米と一緒に食べられる様にカスタムされた

タルタルソースなんて、ワタクシ初めての体験

でございます。

 

ここまで来ると寧ろ、突き立つエビフライが

邪魔な感さえ湧いてしまうとても美味しい丼で

ございました。

 

外観ではエビフライが刺さってえび丼なのかと

思いましたが、小エビ×ご飯×タルタルソースが

えび丼の本質だったのでございます…

 

量も割と多めでございますので、少食な方は

注意が必要でございます。

 

ワタクシは少し物足りないくらいでしたので

次回、来店の機会がありましたらご飯とソース

W大盛りにしたいと思います。

 

正直に申しますと

未だにこのタルタルソースが食べたくなる

くらいに、癖になるお味なのでございます。

 

ワタクシにもパラダイムシフトが起こりまして

ご飯×タルタルソースは有りだな、と感じます

今日この頃。

 

撮り鉄の感想など吹っ飛びまして、帰路は

ずっとえび丼の話をしてしまいました。

 

素晴らしいお店をご紹介いただき、また今回も

遠征にお付き合いいただき、競馬氏には感謝と

感激の念に絶えません。

 

 

はぁ。えび丼最高!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!