この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今改正におきましてもゴッソリとまた運用が
減りました、貨物の国鉄形機関車。
ワタクシがブログを始めてから消えた形式は
EF67 100番台にEF64 0番台、EF66 0番台辺り
でございました。
更にはロクヨンセンが自走で関西を走る機会も
損なわれましたし、鯨に至っては国鉄機では
無いのに早々と引退してしまいました。
急激な世代交代が進みます昨今の釜事情。
今や国鉄形式一般塗装をまとう唯一の機関車が
EF64 1000番台でございまして、かつてを知る
身の上と致しましては寂しい限りとなります。
ロクゴを始めロクヨン、ロクサン、ロクニと
以前は多くの箱釜がこの塗装で活躍したので
ございます。
そんな国鉄一般塗装を今に伝える貴重な姿の
機関車、EF64 1000番台はこの地・岡山でも
その姿を見る事が出来ます。
さて、今回の更新は岡山の地で撮影致しました
貨物列車につきまして、桃太郎だけではなく
他の形式が牽く列車も併せて狙いましたご報告
とさせていただきます。
ですが。
先ずは、やはりコイツからでございましょう。
福山通運のコンテナのみを積載した専用列車の
55レを、EF210-135が牽引する場面を
仕留めました。
大凡格好悪い仰角構図になりますが、このコマ
実は前回ラストにおきまして存在を認知した
亀の山を近くに寄って確認すべく、農道へと
降りた直後に撮影したのでございます。
本来なら見る鉄となる筈でございますが、半ば
意地になって無理矢理撮影致しました故に
この様な駄カットとなりました。
しかも、撮影後に亀の山へ近づこうとしたら
まだ10mほど離れていたにも拘わらず、変態が
来たぞーー!っといった勢いで一斉に皆が水中
へと逃げてしまいました。
結局…
まともに撮影出来たのはこれだけ。
速やかに駆除すべき特定外来生物とされる種の
亀でございます。
あの、山の様に集まった亀は全てこの種類で
我が国固有のイシガメやクサガメは居らず、
外来の亀が昔から居ますよ?という顔で水路に
のさばるのが現実なのでございましょう。
悠々と水路を泳ぐミドリガメの姿に、つい
そんな事を考えてしまいます。
ミドリガメ自体は生きる事に懸命なだけなので
罪は無いのですけれど。
EF210-349が牽く上り貨物列車を狙います。
カラフルなコンテナが載る編成でございますが
残念ながらケツまで入り切りません。
ですがロクヨンセンの牽く伯備貨物は競馬氏が
調べられた所によりますと最大で貨車12両だと
いう事でございました。
ですからこのコマで本番さながらに撮影して
構図に収まる両数を確認致します。
よし、大丈夫。
12両ならギリギリ収まります。
そろそろロクヨンセンが来るかな、という時に
下り列車がEF210-17の牽引にてご登場。
積載残念なスカスカ編成なのですが、これまた
未更新の初期桃が牽いているという事ですから
撮影しない手はございません。
まぁ、もうちょい構図を考えねばならないとは
思いますが。
EF64 1022が牽引の伯備貨物を撮影致します。
編成後半は空コキばかりでございますが機次位
からの3両にはみっちりコンテナが積載されて
おりました。
ですから多少残念ではありますが、頭だけは
満足のいく編成と申せましょう。
何にせよロクヨンセンが牽く貨物列車が
撮影出来ました点は嬉しい所。
贅沢な事は申しますまい。
伯備貨物に続いては水島臨海鉄道へ乗り入れる
DD200-17の牽引する貨物列車も狙います。
再び甲羅干しをする為に集まりました亀の山を
構図に組み込み、列車がシャッター切り位置へ
来たその刹那。
カラスがフワァと舞い降りて来ました。
おかげで地味に情報量の多いコマでした…
が、こちらはお出迎えの為に撮影したご挨拶の
一コマでございます。
本命はここから構図を組み直しましたコチラ。
今回の〆。
改めてDD200-17が牽く貨物列車を、引きの
構図にて仕留める事が出来ました。
以前はDE10が牽引を担っておりました事から
この列車への注目度合いも高かったのですが
釜がザリガニへとチェンジしてからはそれも
少し落ち着いた感がございます。
尤もDE10は全車が引退した訳ではない様で
機会があれば再び水島貨物の先頭に立つ日も
ありそうでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!