この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
懐鉄リバイバルと申します企画で、拙ブログで
参りましたが、今度は福知山の113系が黄色い
旧福知山色になるのだそうでございます。
電化開業した際に投入されまして10年ほどで
新福知山色へ変わった短命な塗装。
あの色の113系が今の世に復活する、という
企画を初めて目にした夜はワタクシ驚愕して
身震い致しました。
長生きはしてみるものでございますねぇ。
さて、今回の更新は京鉄博での展示を終えて
福知山へ戻る113系S5編成の回送にまつわる
ご報告となっております。
吹田から113系を挟み込む為、往路同様に2両の
クモヤ145形が梅小路へ向かいます場面を先ず
お届け致します。
組成はこれまた往路と同じクモヤ145-1003と
クモヤ145-1009でございます。
晴天下だからか、前回とは逆のサイドだからか
パッチワーク塗装な側面は然程目立たずに撮影
する事が出来ました。
初手はやはり望遠を飛ばしての挨拶ショット。
向日町から梅小路へ向かう回送線の築堤を征く
クモヤ145の姿を捉えました。
ここは架線柱が外側に生えている上に線形が
曲線を描いているので、架線柱の幅がこの位置
からだと狭くなっております。
スティーブン・キング原作の有名な映画
シャイニングのポスターを彷彿とさせる嵌り
具合で、架線柱の狭間にクモヤ145の顔を
挟み込んでみました。
今回の決めコマとなります。
挨拶ショットから素早くレンズを引きましての
本命となる撮影がこちらでございました。
巻頭コマはこの後、過ぎ行く列車へ追いすがり
連写致しましたコマとなります。
昨年だったでしょうか、このショバに生えます
木が伐採された為にここでの構図が組みやすく
なりまして、短編成だと大変助かります。
長い編成の場合は後ろがスッキリ抜けない為に
別のショバを考えねばなりませんが。
ケツはクモヤ145-1009の検査表記も拝めます
2エンド側を撮影致します。
振り返ってみますと、日中のクモヤ145を築堤
の仰角構図で狙うのは、拙ブログではこの日が
初めてではないでしょうか。
あ、初めてでは無かったですね。
裏調子の仰角構図で撮影した事がありました。
刻は過ぎ、夜の山陰本線でございます。
盟友氏から京都駅を発車したと連絡をいただき
夜の駅で113系を挟んだクモヤ145の回送を待つ
間に、練習で撮影致しました223系。
まぁ4両ならばこんな感じで撮れるじゃろ、と
タカを括って本番を待っておりました。
今回のオチ。
ケツ打ち、しかもかなり列車が過ぎ去ってから
ようやく撮影する事が出来ました。
本番は例の不具合によってシャッターが切れず
カメラを構えたまま静止するワタクシの横を
クモヤに挟まれた113系が無慈悲に通過して
行きました。
一刻も早くカメラを修理に出すか、新機材を
導入すれば解決する話なのですがどちらにせよ
先立つモノが手元に無くて、不許可である!と
鳥坂先輩に怒られてしまいます。
そんな訳で肝心要の113系回送はダメダメな
ケツ打ちワンカットのみ、となってしまった
今回。
日中に撮影したクモヤの送り込みを主題にして
記事を構成致しました。
113系回送を撮影するリベンジの機会が、今後
巡って来ると良いのですが果たして…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!