写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2732列車 「 レール積載チキを連れた8864レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

梅雨どき、と申しますと水無月が食べたくなる

今日この頃でございます。

 

以前は近所に和菓子屋がありまして、気軽に

食べられたものでございますが、今ワタクシが

住んでいる周辺にはありません。

 

スーパーで売られている工場で作られたヤツは

味気ないので、やはりお手製の和菓子を

所望したい贅沢な舌なのでございます。

 

 

さて、今回の更新は吹田から稲沢へ不定期で

運行されます、臨時貨物列車を狙ったご報告と

させていただきます。

 

この日は吹田からの臨貨にザリガニのムドと

積載チキが付く、とお仲間から情報をいただき

沿線へ向かいました。

 

普段であればお仕事的に抜けられないスジの

この列車ですが、この日は上手い具合に帰社が

遅くなる理由が出来ましたのでそれに乗って

参戦する事にしたのでございます。

 

 

2024-06-14 8864列車

EF66 127、鮫ニーナが牽くDD200-11とチキを

連れます臨時貨物列車でございます。

 

夏至が近い時期と申しましても、やはり夕刻と

なりますと太陽は西へ下がってしまいまして

列車は影の中を走る事となりました。

 

そんな露出の厳しくなる時間でございますが

拙ブログでは滅多と機会の無い、貨物釜が牽く

レール積載チキという被写体。

 

撮影が出来ただけで御の字でございます。

 

 

2024-06-14 223系新快速

ショバ到着時に撮影致しました、223系新快速

でございますが夕陽と影が車体をモザイク化し

愉快な柄を刻み付けました。

 

本番もこんな具合になるのであれば、ここでの

撮影は一考せねばなりませんが…太陽を見ると

もうサヨウナラ寸前でございます。

 

そうなりますと今度は影の中に沈む撮影となる

訳ですから、露出だけ気をつければ大丈夫かと

そのまま本番を待つ事に致しました。

 

 

2024-06-14 8864列車

定刻。

 

帰宅ラッシュの始まった駅に並ぶ乗客達の背を

眺めつつ、舞台に上がって来ました鮫ニーナの

お顔を挨拶ショットで切り取ります。

 

鮫の背後にはチラッと赤いザリガニの車体も

見えております。

 

ここからすぐにレンズを引き、構図を組み直し

本命コマへ挑みました。

 

 

2024-06-14 8864列車

今回の〆。

 

いつもの切り位置でもう一度編成を仕留めます

決めのコマ、これで久しぶりの貨物チキ編成が

撮影出来ました。

 

駅に並ぶ乗客の殆どは、背後を駆け抜ける短い

編成の臨貨になど目もくれていません。

 

鉄道は利用すれども鉄道に興味が無い、という

方々からすれば背後を走る貨物列車など、騒音

以外の何者でも無いのでしょう。

 

毎日電車で通学する大学生の娘達も、普電と

特急の車両の違いさえ判らない、車体の色や形

なんて気にした事ないわーと、あっけらかんと

申しております。

 

2、3歳の頃まではプラレールに夢中だった筈の

娘たちですが、どうやら教育を間違えた模様で

ございます…

 

まぁ二十歳くらいの乙女が225系100番台が!

とか681系xx編成が!とか話される方が流石に

親として不安になりますので、今のまんまで

良いのかもしれません。

 

 

2024-06-14 8864列車

オマケ。

 

振り返りましてのスナップ撮影にて、列車の

隠れた魅力でありますお尻をフィーチャー。

 

薄暮の関西を東へ向けて走り去る列車のケツに

二段ギッチリに積まれたレールが見えました。

 

どうやらこのレールは静岡方面へ送られる様で

貨物駅構内などの交換に供用されるもの、と

思われます。

 

 

実はこれレールみたいに見えますが、ギネスに

挑戦する長い棒羊羹なんよ?と言われても

信じてしまいそうですが。

 

いや、剥き出しで運搬するのは変ですよね。

 

でも不意に考えたのでございます。

 

レールの形状の羊羹とか作ったら

マニア相手に売れるんじゃないか、と。

 

あぁ、でもレール形状の型を用意するのが中々

大変かもしれませんね…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!