写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2854列車 「 ステッカー無し!富山へ戻るEF510-7の配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

百済貨物駅、と申します貨物列車の駅が大阪に

ございます。

 

北海道からの荷を関西へ運ぶ、PF牽引の列車は

ここが終着となっております。

 

朝鮮半島の歴史にある百済国と同じ地名ですし

彼の国のルーツは恐らく大阪なのでしょう。

 

という韓流ジョークはさておき。

 

この百済駅にて来月、EF510とコンテナを並べ

展示する有料イベントが開催されるのだとか。

 

折角、大阪でやるのだから吹田から国宝級の

アレを出せばもっと盛り上がりそう、と思いは

致しますが、そうなるとチケットは瞬殺かも

しれません。

 

機関車やコンテナをじっくり眺めたい方を対象

とするのであれば、このイベントはある意味で

理想的なのかもしれませんね。

 

ワタクシはまるで興味ありませんが…。

 

 

さて、今回の更新はEF510の配給列車について

ご報告させていただきます。

 

鉄博展示の為、側面に北陸・能登を応援する

ステッカーを貼り付け無動力にて来阪しました

EF510-7でございますが、折悪しく車軸圧の

不正申告が発覚し展示は挿し換えとなります。

 

その後、同機は再度広島へ送られ軸圧を是正。

 

この日ようやく富山へ帰る事となりました。

 

 

2024-10-11 配6551列車

EF510-503に牽かれ空コキ4両と共に富山へと

戻るEF510-7でございます。

 

来阪時には側面に貼付されていたステッカーも

姿を消し、普段の状態に戻っております。

 

ただ、展示の為でしょう綺麗に磨かれた車体が

未だ保たれており、本務機たる青釜と対比して

目を引きます。

 

 

2024-10-10 配6550列車

その青釜EF510-503は前日の10日に、富山で

活躍したザリガニを連れ来阪しておりました。

 

ザリガニことDD200は現在、愛知機関区に

集中配置されておりまして交番検査などの都度

出先から配給列車などで稲沢へ戻ります。

 

この日の配給では速星貨物に充当されていた

DD200-24が、富山から吹田を経て稲沢へ戻る

べく機次位に無動力でぶら下がっております。

 

 

2024-10-10 配6550列車

オマケ。

 

DD200-24の車番が判る様にケツも狙います。

 

空コキ3両は検査入場の為でしょうか、一緒に

吹田まで連れられて行きました。

 

既にケツ構図は影落ちが酷くなりまともには

見られ無い絵になりますが、無いよりマシかと

思って一コマ切っておりました。

 

 

2024-10-11 683系特急

日は変わりましてEF510-7が富山へ戻る11日。

 

お見送りすべくショバへ布陣致しまして、先ず

練習に敦賀へ向かうサンダバを撮影致します。

 

485系電気釜スタイルを踏襲した貫通形の前面

形状に対しまして、非貫通形はボンネットを

彷彿とさせてはくれません独自の流線形な姿で

チビッ子に人気なのだとか。

 

ワタクシも実は、これはこれでアリかなと思う

非貫通形推奨派でございます。

 

後は絵入りHMさえ掲出していれば完璧だった

と、そう思わずには居られませんが。

 

 

2024-10-11 配6551列車

サンダバに続いて前日も撮影した青ゴトーが

顔を出した所を、先ずはご挨拶にと一コマ切り

本番のスタートでございます。

 

定刻、遠目から目当ての列車が姿を見せるその

瞬間は撮り鉄に取って最もワクワクする時と

なりますよね。

 

大勢が集まるショバなんかだと、誰かが小さく

来た!とか呟いて、皆が一斉にファインダーを

見つめ始める。

 

そんな一瞬を切り取るスナップもまた、編成の

記録撮影と同じくらい面白いと感じます。

 

 

2024-10-11 配6551列車

今回の〆。

 

巻頭コマに続いて撮影致しました決めコマと

なりますショットを〆に据えました。

 

ひょっとしたら側面にステッカーが貼られて

いるかも、と期待して布陣致しましたが、残念

ながら能登応援プログラムは無くなったのか

坊主な横っ面でございますEF510-7。

 

ですが、青釜と赤釜のコントラストは美しく

北陸配給ならではな組成を記録する事の出来た

午後でございました。

 

 

軸圧不正申告により、ダメージを受けたJR貨物

でございますが、我が国の物流を支える根幹と

申せます重要な会社でございます。

 

綱紀粛正の元、襟を正して更なる飛躍を遂げて

貰いたいと願いながら列車を見送ります。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!