写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1770列車 「 EF510牽引のレール臨貨を狙う~関西・秋の空チキ祭り 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR化後に製造され富山に配置、後に

門司へ移りましたEF81-502がとうとう

運用離脱したとの報せを受けました。


九州の国鉄釜と500番台はヤバイ、と

以前から噂されておりましたから

驚きはすれど然程の意外さは無く

少し寂しい程度でございます。


それよりも、ナナロクを差し置き

比較的経年が浅い500番台が運用から

落ちた事の方が気になります。


検査時期の関係なのでしょうか、今後

順次離脱していく九州の貨物釜からも

目が離せなくなりそうですね。


元富山の現役釜たちも、いよいよ

最期の時がやって参りました…


 

さて、今回の更新は第1768列車記事の

コメントに返信致しました通り、3日に

開催されました空チキ祭りの模様を

ご報告させていただきます。


この日は配給に臨貨と空チキの列車が

午後から数本、設定されておりまして

お仕事を片付け沿線へ向かいました。


祝日でしたが水曜、土曜は必ず出勤が

ワタクシの辛い所。


ですが何とか午後には時間も出来た為

撮影へ赴く事が出来ました。


まずは前座的に狙います配給列車。



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2021-11-03 配7993列車

空チキ4両と古座行きの積載2両を牽く

EF65 1132の姿を捉えます。 

 

この構図はアウトカーブで編成が巻き

積載チキまでは見通せません。


が、空チキ祭りですから別にええやろ

と考えて光線を優先しての布陣として

おります。 


 

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2021-11-03 配7993列車

連写しておりまして、次のコマも。 

 

好みとしましては、もう少し手前まで

列車を引っ張る構図が良いのですが

そうすると柱の影が顔に掛かるので

この辺りが限界となります。


PF牽引の空チキたちを見送り、次の

ポイントへ移動致しました。


お次は稲沢のチキが四日市へレールを

運ぶ為の貨車送込みとなるこの列車。


が、何やら若干の遅延があった様で

10分ほど遅れて列車が来ました。


 

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2021-11-03 8865列車

光線具合は完全にシーズンオフとなる

佃踏切にて、EF66 131がDD200-14と

空チキ2両を牽く列車を狙いました。 


8865レには空コキが付くのは頻繁に

見かけますが、空チキは滅多と無い

レアな編成でございます。


遅延でしたが問題なく撮影出来まして

胸を撫で下ろします。


複々線ですから被りのリスクが高く

遅延すると毎度ヒヤヒヤ致します。



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2021-11-03 8865列車

レンズを引いてもう一度。 


ワタクシの背後、天王山によって陽が

遮られ影落ちを気にせずシャッターが

切れますのは有り難い事。


おかげで鮫のヨレヨレボディまでもが

判りやすい撮影となりました。


空チキはこの後、安治川口まで行き

レールを積載して稲沢経由で現場へと

運搬される様でございます。



この次は北陸から臨貨として空チキが

やって来ます。


流石に陽が落ちた後ですから、撮影は

流しやすい場所からと決めて移動し

本番を待ちました。


が、次の列車も遅延の影響を受けて

定刻を過ぎても現れません。


刻一刻と辺りは暗さが増す状況。


SSも徐々に下がって参りまして…


 

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2021-11-03 9562列車

EF510-18が登板致しました空チキの

臨貨を、何とか仕留めました。 


ゴトーのレール臨貨は、青釜充当の

機会が多い為に赤ゴトーが牽く列車は

初撮影かと思えます。


全検前のロゴ有り釜が運用に就きます

有り難い被写体ゆえ、こんなのでも

撮影が叶い嬉しい所でございます。


 

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2021-11-03 9562列車

今回の〆。


ギュギュンッと引きつけてサイドから

もう一度狙いました。

 

既に沿線撮影には厳しい時間帯ゆえ

ザラザラとした仕上がりなのはご愛嬌

という事でご笑覧下さい。


現役富山釜の、普段は見られない

活躍を記録して撤収となりました。



ここまで、定尺レール用の空チキが

機関車に牽かれます列車を

撮影致しましたが、夜には更に

ロンチキの返空がございました。


流石にそちらはもういいや、と諦め

次は近鉄へ転戦する事に致します。


近鉄ではこの日、京都線団臨が走り

その復路は夜になりますが、撮影に

挑戦したかったのでございます。


苦心惨憺たるその模様は、明日の

更新にてご報告の予定でございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!