この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
JR化後に製造され富山に配置、後に
門司へ移りましたEF81-502がとうとう
運用離脱したとの報せを受けました。
九州の国鉄釜と500番台はヤバイ、と
以前から噂されておりましたから
驚きはすれど然程の意外さは無く
少し寂しい程度でございます。
それよりも、ナナロクを差し置き
比較的経年が浅い500番台が運用から
落ちた事の方が気になります。
検査時期の関係なのでしょうか、今後
順次離脱していく九州の貨物釜からも
目が離せなくなりそうですね。
元富山の現役釜たちも、いよいよ
最期の時がやって参りました…
さて、今回の更新は第1768列車記事の
コメントに返信致しました通り、3日に
開催されました空チキ祭りの模様を
ご報告させていただきます。
この日は配給に臨貨と空チキの列車が
午後から数本、設定されておりまして
お仕事を片付け沿線へ向かいました。
祝日でしたが水曜、土曜は必ず出勤が
ワタクシの辛い所。
ですが何とか午後には時間も出来た為
撮影へ赴く事が出来ました。
まずは前座的に狙います配給列車。
空チキ4両と古座行きの積載2両を牽く
EF65 1132の姿を捉えます。
この構図はアウトカーブで編成が巻き
積載チキまでは見通せません。
が、空チキ祭りですから別にええやろ
と考えて光線を優先しての布陣として
おります。
連写しておりまして、次のコマも。
好みとしましては、もう少し手前まで
列車を引っ張る構図が良いのですが
そうすると柱の影が顔に掛かるので
この辺りが限界となります。
PF牽引の空チキたちを見送り、次の
ポイントへ移動致しました。
お次は稲沢のチキが四日市へレールを
運ぶ為の貨車送込みとなるこの列車。
が、何やら若干の遅延があった様で
10分ほど遅れて列車が来ました。
光線具合は完全にシーズンオフとなる
佃踏切にて、EF66 131がDD200-14と
空チキ2両を牽く列車を狙いました。
8865レには空コキが付くのは頻繁に
見かけますが、空チキは滅多と無い
レアな編成でございます。
遅延でしたが問題なく撮影出来まして
胸を撫で下ろします。
複々線ですから被りのリスクが高く
遅延すると毎度ヒヤヒヤ致します。
レンズを引いてもう一度。
ワタクシの背後、天王山によって陽が
遮られ影落ちを気にせずシャッターが
切れますのは有り難い事。
おかげで鮫のヨレヨレボディまでもが
判りやすい撮影となりました。
空チキはこの後、安治川口まで行き
レールを積載して稲沢経由で現場へと
運搬される様でございます。
この次は北陸から臨貨として空チキが
やって来ます。
流石に陽が落ちた後ですから、撮影は
流しやすい場所からと決めて移動し
本番を待ちました。
が、次の列車も遅延の影響を受けて
定刻を過ぎても現れません。
刻一刻と辺りは暗さが増す状況。
SSも徐々に下がって参りまして…
EF510-18が登板致しました空チキの
臨貨を、何とか仕留めました。
ゴトーのレール臨貨は、青釜充当の
機会が多い為に赤ゴトーが牽く列車は
初撮影かと思えます。
全検前のロゴ有り釜が運用に就きます
有り難い被写体ゆえ、こんなのでも
撮影が叶い嬉しい所でございます。
今回の〆。
ギュギュンッと引きつけてサイドから
もう一度狙いました。
既に沿線撮影には厳しい時間帯ゆえ
ザラザラとした仕上がりなのはご愛嬌
という事でご笑覧下さい。
現役富山釜の、普段は見られない
活躍を記録して撤収となりました。
ここまで、定尺レール用の空チキが
機関車に牽かれます列車を
撮影致しましたが、夜には更に
ロンチキの返空がございました。
流石にそちらはもういいや、と諦め
次は近鉄へ転戦する事に致します。
その復路は夜になりますが、撮影に
挑戦したかったのでございます。
苦心惨憺たるその模様は、明日の
更新にてご報告の予定でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!