写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達065 「 阪和線にも水色の夢を見た 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

月曜日は朝起きるのが辛いです。

 

私の場合、日曜に鉄活をすると一週間まるっと休む日が無くなるので

身体がしんどいのです。

でも、北びわこは今回も楽しい時間でした。

今日実施された本線試運転の様子を見るに、5月はC57登板となりそうですね。


 

所で、当ブログでは金曜・土曜と急にPVが400越えを記録しておりました。

普段は40〜70くらいで推移しているので驚きました。ブログを見てガッカリされてなければ良いのですが。


また、注目記事ベスト5に以前北びわこ号を撮影した記事が浮上してました。参考にして下さったのであれば幸いです。



 

さて、今回の更新は通達064で羽衣線を走る103系を撮影した後、

本線である阪和線の方を撮影に向かいました報告となります。

 

今回もネタ度合というか、レア具合というか珍しい鉄道写真度合いは低く、

今は日常の風景ですが来年はどうかわからない、的な画像となります。

 

 

阪和線天王寺から和歌山までを結ぶ複線で、白浜や関西空港線へ向かう列車が

ひっきりなしに通ります。

 

そんな中、終焉間近な阪和線103系を順光で狙うべく、撮影地へと赴きました。

 

 

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2017-02-26 103系HK608編成  杉本町ー浅香

 

初っ端から運の良いことに、

現存する日根野阪和線運用)の103系では唯一となる

原型に近い姿を留めるHK608編成に出会えました。

 

 

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2017-02-26 103系HK603編成  杉本町ー浅香

 

今度は露出がオーバー気味になってしまいました。

こちらは中間車ユニットに40N施工車と延命工事施工車とが混ざった編成で、

和歌山側の先頭は高運転台仕様になっております。

 

ヘッドライトが埋め込まれていると違和感がありますね。

 

 

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2016-02-26 103系HK607編成  杉本町ー浅香

 

今度はアンダー気味な気もしますが、これはこれで。

前後の先頭は40N更新工事を施工されていて中間車4両は未施工車という編成。

 

この撮影地、線形が南北に走っているので夕方の下りが順光になります。

 

木々の茂っている向こう側は大阪府立大学の敷地になっています。馬術部の部室が見えました。

乗馬もここ6年ほどは忙しくて出来ていないです。もう忘れちゃったなぁ…


駅からもすぐなので阪和線狙いなら大和川と並ぶ定番ポイントになります。

 

 


それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達064 「 羽衣線に水色の夢を見た 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

近頃は少し暖かくなってまいりました。

日中は車の中にいると暖かいを通り越して少々汗ばむ位の気温です。

しかしながら日が陰ったり日没後等はまだひんやりと寒さがありますし、

夜間に戸外へ出るとさぶっ、とつぶやく程度には冷ややかな気温ですね。

 

さて、今回の更新はそんな暖かな日中に撮影した記録になります。

通達063にて和田岬線山陽本線支線)の撮影の後、

今改正以降使用車両が変更されるのではないかと言われている

阪和線支線の羽衣線へやって参りました。

 

羽衣線阪和線の鳳駅から分岐し、一駅先の東羽衣駅までを結んでいます。

東羽衣駅のすぐ傍には南海電鉄の羽衣駅があり、南海とJRとの乗換駅として

機能しています。

この羽衣線では、2017年2月現在吹田総合車両所日根野支所に所属する103系3連が限定運用に就いております。

ですが現在、東羽衣駅のプラットフォームでは4両対応工事を実施中で、

この工事終了と同時に103系3連から新製配置された225系4連または223系4連に

置き換えられるだろうとみられております。

撮れなくなる前に記録しておこう、という趣旨です。

 

この羽衣線、鳳駅は地上駅なのですが駅を出て300mほど進むと高架線になり

東羽衣駅まで高架のままとなります。

従って沿線で撮影するのであれば鳳駅から高架が始まるまでの区間でとなるのですが、

その場合編成が抜ける撮影ポイントは1か所しかありません。

 

 

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2017-02-26 阪和線・阪和支線 鳳駅

 

これは撮影ポイントから鳳駅を望んだ画像ですが、

左の赤い枠の中に水色の車両が見えます。これが停車中の羽衣線運用車両です。

 

 

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2017-02-26 103系HL101編成  鳳ー東羽衣

 

架線柱の影がお顔に…

このポイント、終日逆光か半逆光となる為、側面が影になってしまいます。

 

103系の3両が支線運用に就く姿って、かつての鶴見線みたいですね。

 

羽衣線の運用はこの1編成が終日、鳳と東羽衣をピストンするというもので、

15分間隔で鳳駅を発車しています。

従って10分もしないうちに折り返しがやってきます。

 

 

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2017-02-26 103系HL101編成  東羽衣ー鳳

 

この日の運用は日根野支所の103系3連の中でも延命40N工事が施工された

HL101編成で、まろやかな低運転台の103系顔の癖に

ヘッドライトは埋め込まれ側面は雨どいが隠され屋根まで続く

つるんとしたボディの車両で統一されています。

 

103系4両は阪和線奈良線で、2両なら播但線などでも見られますが3両の定期運用は現在ではここ羽衣線だけではないでしょうか。

 

利用客からすれば新しい車両に置き換わり利便性が向上するのを

喜ばしく感じるのですが、

国鉄型が消えていくのは寂しいものだと思います。

 

これも時代、と諦めるしかないのでしょう。

我々鉄に出来る事は、こうして画像に記録し、

後々まで記憶しておく事くらいですから。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達063 「 日曜の和田岬線を訪ねて 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

本日よりJR各社で発足30年目のダイヤ改正が実施されました。

2017年度はいつもよりちょっと早い3月上旬となり、

昨日は方々でさよなら企画が繰り広げられた事でしょう。

 

今改正で消滅した列車として私が個人的に残念だと感じるのは、

新潟と糸魚川を結ぶ臨時快速(でも毎日運転)列車と

岡山から下関へ走る各駅停車でしょうか。

 

前者は使用車両が国鉄時代に製造された485系特急型で、快速種別なので普通運賃で利用できるお得な列車でした。また、最後の485系一般車両を使用した列車でもありました。

新潟は遠いので結局一度も乗車する機会はありませんでした。

 

後者は、昨日までは日本最長を誇る運行距離を走行する普通列車で、

夕方に岡山を発ち深夜に下関へ到着するというスジでした。

使用車両も115系という国鉄型でしたのでMT54モーター音を満喫する音鉄、

懐かしの乗り心地を満喫する乗り鉄にとっては

ある種のパラダイスの様な列車だったのではないでしょうか。

こちらも私は未乗車でした。

 

パラダイスといえば、今回の更新は鉄道ファンにとってのパラダイス的な場所へ

行って参りました。

この地を訪れたのは私が中学の頃、1989年~90年辺り以来でした。

 

その当時は「トンボ列車」という名称で旧型客車が現役で運行されていたのです。

 

 

さて、その表題である和田岬線

この路線は神戸市兵庫区にある山陽本線兵庫駅から南に延びる

全長3キロ弱の支線で、始発の兵庫駅の次が終点の和田岬駅という短い単線なのです。

しかもデータイムは営業列車の運行が設定されておらず、日曜に至っては朝・夕に各一往復しか設定が無いのです。

しかしながらJR西日本にとってこの支線、黒字収益となっております。

なぜならば、平日の朝夕に和田岬駅を利用する通勤客が平均一万人も

いらっしゃるからだとか。

 

和田岬駅から国道を挟んで南側に三菱造船所があり、

その社員や関係者が通勤に利用する事で収益を上げている路線なのでそうです。

首都圏にある鶴見線の海芝浦駅みたいな感じですね。

 

そんな和田岬線、なぜ鉄道マニアにとってパラダイスなのかと言うと、

この支線の沿線には川崎重工兵庫工場が存在するからなのです。

この兵庫工場では、日夜我々が利用する鉄道車両が製造され、

工場から兵庫駅を経て各地へ甲種輸送されたり、陸送や船便で出荷されていきます。

 

しかも、工場の敷地外から屋外に留置されている製造途中の車両が見えるのです。

 

 

 

 

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2017-02-26 京阪13000系13725号車  川崎重工兵庫工場(敷地外から撮影)

 

こちらは兵庫工場の北門と言われる、JR線とつながる搬出口になります。

よく見ると車体下部までしっかり出来上がった状態で台車のみ

コロ台車を履いております。

京阪13000系は陸送されるので、その準備でしょうか。

 

この車両は昨日、トラックに牽かれて搬出されたようです。

 

この画像の右手にはこんな風景が。

 

 

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2017-02-26 川崎重工兵庫工場 北門前建屋(敷地外から撮影)

 

右手の建物の外側に並んだ部品類。

「wasaki」と見える看板の手前には車両の妻面扉と思われるパーツが並んでいます。

他にもその扉の型枠と思われる鉄板が奥の壁沿いに立てかけてありますし、

画像ではわかりませんがこの建屋の奥には山陽電鉄の車両が留置されていたり、

製造中のE7系新幹線車両があったりと、

ここで車両が製造されている!と実感できる景色を堪能できるのです。

 

所で、私はこの日、鉄活をしに兵庫へとやって参りました。

決して工場見学をしに来たのではありません。

 

 

実はこの日、キヤ141系和田岬線の軌道検測をするという事で、

その撮影に来たのです。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170303220201j:plain2017-02-26 試9955D キヤ141第1編成 兵庫ー和田岬

 

和田岬線のハイライト、和田旋回橋を渡るキヤ141を狙いました。

線路を跨いで反対側からだと編成がちゃんと入るのですが、今回は光線重視で撮影。

 

日曜という事でこの旋回橋には30人くらいの鉄さんが来られておりました。

 

ちなみに、列車を待っていると例によって道行く女性から

「なんか珍しいの、来るんですか?」と聞かれました。

毎度、どう返答すべきか悩みます。

 

旋回橋での撮影後は折り返しを狙うべく移動。

 

 

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2017-02-26 試9956D キヤ141系第1編成  和田岬ー兵庫

 

キヤ141の手前下方に分岐する線路が川重から兵庫駅へ伸びる出場線で、

先ほどの北門画像を撮影したのはこの辺りになります。

 

撮影が終了し、次なるネタを捉えに移動をするのですがその前に。

和田岬に来たので折角だからここで昼食を摂る事にしました。

ここは兵庫港のそばで神戸卸売市場もほど近い、魚介の宝庫だったりするのです。

 

あまりお高いお料理は食べられない身分なので、

この日の昼食は格安でうまいと評判の海鮮丼をいただく事に。

和田岬駅からすぐの所に店を構える神戸市内のチェーン店、「市場 駅前」で

海鮮丼(上)をいただきました。

 

 

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2017-02-26 海鮮丼(上) 市場駅前 和田岬

 

この値段でこの味なら十分に満足!というお味です。

これ、千円しないのですよ。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達062 「 甲156 泉北高速鉄道12000系(12021f)甲種輸送を狙う

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日はひな祭りですね。私にはあまり関係ありませんが。

 

ひな祭りと言えば小さい頃我が家では妹が主役だったのですが、

雛アラレに1粒2粒混じっているチョコでコーティングされたアラレが大好きだった私は、

毎年、妹に気取られる前に独占しようと試みてバレてしまいケンカになったのを思い出します。

 

今ではチョココーティングされたアラレがそれだけ袋に詰まって店頭に並ぶので

私はひな祭りに関係なく購入して楽しんでおります。

ついでにチョココートされた柿の種も美味しいですよね。

 

なんて、ちょっと昔を思い出してみたり。

 

 

さて、今回は久々の過去記事です。

 

今回の更新は2016年10月末に実施された泉北高速鉄道の12000系甲種輸送について、

軽く触れたいと思います。

 

泉北高速鉄道、現在は南海電鉄の子会社となっていますが、

2014年までは大阪府を中心とする第3セクターが経営する鉄道線でした。

 

色々とややこしい話になるので大幅に略すと、

 

1960年代末頃、泉北ニュータウンという山の手に大規模住宅群を建設するに際して

大阪府が都市部との連絡・輸送に鉄道を敷設しようとしました。

 

そこで、このエリアに鉄道を持っていた南海電鉄に府が打診をしたのですが

南海は当時経営が厳しく、この話を断ったそうです。

 

そこで、第3セクターを立ち上げたうえで鉄道を府が主導する形で設置しました。

 

この鉄道が府にとって黒字配当をもたらす良い鉄道になったのですが、

近年、当時の府知事が府のスリム化を標榜して色々な事業の売却を始めました。

 

その折に泉北高速線は南海電鉄に株式が売却され、子会社となったそうです。

 

 

外資系鉄道が地元を走らなくて泉北の皆さんも安心した事でしょう。

 

 

そんな泉北高速鉄道が久方ぶりに導入する新車がこの日、

甲種輸送されるという事で撮影に行きましたのが今回の更新となります。

 

車両自体は南海と共通の12000系特急車両なのですが、

 

甲種輸送が実施される少し前にプレスリリースされたそのデザインが

驚くべきものでした。

 

金色の車体に青い波線。

 

(外から見た)ド派手な大阪のイメージそのまま!?

 

今までもデザインはうへぇ!となっても実車を見れば案外納得する事は多々あるのですが、

これは実物を生で見ても印象は変わりませんでした。

 

凄いデザインです。

 

この撮影に行く前に途中で別のネタも撮影しておりますので、ついでに

アップしておきます。

 

 

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2016-10-30 113系L09編成  草津

 

抹茶色の113系です。

草津線運用に入っております。

側面屋根部に雨どいが無いとスッキリして見えますね。

 

 

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2016-10-30 単9227列車  草津

 

SL北びわこ号のC56返却回送です。

 

この日はトワイライトエクスプレスに合わせて

塗装変更された1124号機が充当されておりました。

 

流したら機次位のC56がなんだかよくわからくなっちゃいました。

 

これを撮影した後が本番です。

 

 

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2016-10-30 第8863列車  栗東

 

駅の明かりのせいで車体の色がわかり難いですが、特徴的な金色と青い波線、

おわかりでしょうか。

 

この頃は夜間撮影に今以上に慣れておらず、妙な構図になってしまいました。

 

でも今なら迷わず名古屋界隈まで出向いて日中撮影してますね。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達061 「 EF66 27号機を斜陽に狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


かつて関西始発の九州ブルトレは彗星、なは、あかつきと豊富に走ってましたが、牽引機はどれもEF65PFばかりでした。

一方、東京始発のそれはさくらやみずほなどがEF66の牽引で憧れたものです。


今や全て過去の記憶にしかありませんが。


さて、吹田機関区のEF66、その中で国鉄から引き継いだ0番台の釜は

現在27号機、30、33、36号機が運用に就いています。

とりわけ27号機は人気が集中しているんです。

 

それは、このブログでもしばしば取り上げているEF65 2139号機と同じく

かつての国鉄カラーを纏っているからに他なりません。

 

今回の更新ではこのEF66 27号機を撮影しようと試みました。

 

実はたまたま撮影できる時間に充当されたので撮影ポイントへ赴いたのですが。

 

 

 

ところが、撮影ポイントへ向かう道がゴト日前の金曜という理由からか、

ドエラい事渋滞しまして中々目的地に着きません。

 

そこで、今回は記録するという点に主眼を置いて、

画像の出来はさておき取りあえず撮影できる線炉端へと向かいました。

 

 

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2017-02-24  223系4連+8連  東淀川ー吹田

 

本線はずっと向こうを走るのでまともには撮影出来ません。

これは露出設定を見るために撮影した練習電。

 

というか、

ここ、撮影地じゃありません。いや、撮影地として勘定に入れてません。

 

金網の高さもかなりありますので、どうしてもフレームに入ります。背伸びして何とか撮影してました。

 

おまけにこの日はファミリーがフェンス越しに鉄道を眺めているので

情景写真になってしまいます。

 

仕方がありません。

何とか間に合っただけ良しとします。

 

すぐに表題がやってきますので、設定を少しアンダー気味にして待ちます。

 

 

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2017-02-24 配6866列車  東淀川ー吹田

 

これこれ、この塗装ですよ。昔ながらのEF66

前面の飾り金具も装備していて美しい。

 

パンタグラフが菱形で頭上の弁当箱が無ければ完璧国鉄時代です。

 

たそがれ時に差し掛かるほんのちょっと前の時間、

その光線がうまく絵に出来たかな?

 

と、構図はさておき納得しておきます。

 

いずれは長大なコンテナ編成を牽く姿を順光で記録したいものです。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただい、ありがとうございました!

通達060 「 221系2丁パンタをまたしても狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

いよいよ3月でございます。とはいえまだまだ寒い日が続きます。

早く暖かな日差しの中で撮影したいものですね。

 

このブログも60更新となりました。

いつも訪問していただき、感謝の念に堪えません。

 

さて、本日の更新は通達027以来の221系Wパンタ車を狙いました。

運用が限定されているので撮影する機会さえあれば、

シーズン中はいつでも狙えるのですが、そうなると逆にいつでも来れるから、と

狙うのを後回しにしてしまいます。

今回はようやく再履修のチャンスにこぎつけました。

 

 

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2017-02-21 1236M 221系K15編成 亀岡ー馬堀

 

通達027の画像2枚目と同じく、曇天な上に小雪も降っております。

 

この撮影の後、天気の回復待ちと仕事をこなすべく離脱し、

頃合いを見計らって午後に再度、同じポイントへやってきました。

 

 

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2017-02-21 256M 221系K22編成+223系2連 亀岡ー馬堀

 

こちらは2丁パンタではありません。

が、後ろに2連の223系をつなげた6両で運転されています。

残念ながら、架線柱がつなぎ目に被さってしまいました。

 

お天気は相変わらずの曇りですが、日も差してきました。

 

 

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2017-02-21 258M 221系K13編成  亀岡ー馬堀

 

この時期、30分もすると陽が大きく傾きます。

わずかな時間で暗くなってしまいました。

構図的には申し分ないのですが、逆光ポイントなだけに仕方がありません。

 

まだしばらくは2丁パンタシーズンが残っているので、

出来るだけお天気な午前に狙うよう、心がけたいものです。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

通達059 「 配7993レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

今週末に運行されるSL北びわこ号の牽引機がC56に変更された事が発表されました。

 

C56が牽く北びわこ号は昨年11月で見納めだと思っていたので

嬉しくはあるのですが、その一方でC57とD51の状況も気になる所です。

 

古い機関車を動態保存する苦労は大変なものかと思いますが、

ファンとしては早期の本線運転実現を望んでしまいます。

 

さて、通達058で吹田のEF210に牽引されていった空チキ6両は、

京都貨物駅にて機関車を切り離されます。

 

EF210はその後単機で吹田へと戻りますが、今回の記事では向日町へと

回送される空チキ6両を追ってみました。

 

 

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2017-02-19 配7993列車  西大路桂川

 

このチキは向日町でレールが載せられ、工臨として使用される様です。

 

 

この後は場所を移してこの日の締めくくりを狙います。

 

 

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2017-02-19 223系4連+8連  桂川西大路

 

練習電で露出を合わせます。

 

ポジションを変更して〆に備えます。

 

 

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2017-02-19 第3095列車  桂川西大路

 

この日の〆は銀釜が充当された3095レでした。

 

背景が逆光で真っ白になるのを避けるべく、

ポジションを変えて釜の背後にマンションが来るようにしたかったのですが…

 

結果として釜のパンタが串り気味にorz

 

編成もこの撮影地だと尻切れですしね。

何とも締まらない〆となりました。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達058 「 EF65 2117号機の5087レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

さて、通達057において撤収した後、場所を桂川駅へと移して撮影再開です。

 

まずはレール輸送の1182レ。

 

 

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2017-02-19 第1182列車  桂川

 

この日は吹田機関区の押太郎ことEF210 300番台が代走しております。

しかもレールを載せていない空チキを6両繋いでおりました。

 

直前まではかなりキツイ日光だったのですが、ファインダーを覗いている間に

雲が日を遮り足回りが黒く沈むアンダーになっちゃいました。

 

 

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2017-02-19  223系8連  桂川

 

1182レとは駅の反対側になります。

こちらはド逆光。

 

雲間から日が差すとこのようになりました。練習電のつもりが失敗電に…

 

 

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2017-02-19 281系6連  桂川

 

先ほどの223系と同じ線路を逆走する形で281系が通過しました。

この線は向日町操車場との入出庫に使用される単線になっていて本線とは分離しております。

 

間もなく通過する5087レもこの線を走行するので、

この日はここでスタンバイ。

 

 

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2017-02-19 第5087列車  桂川

 

この日は撮影場所の新規開拓をしてみようとばかりに、

日頃撮影しない場所で、撮影しないアングルで挑戦してみました。

 

釜の後端から2,3両はコンクリ壁に掛かっています。

上の281系の様に左側の建物や車を構図に入れると釜は抜けるのですが、

悩ましい所です。

もう好みの問題ですね。

 

ここも午前中の時間なら順光で撮影できるポイントになります。

この時間なら側面が陰っちゃいますので要注意ですね。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達057 「 EF210牽引の貨物列車を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

先週の日曜日は珍しく暖かな鉄活日和で、日中はゆったりと撮影しておりました。

今回の更新はそのご報告を記事と致します。

 

さて、20年ほど前の東海道本線では貨物列車を岡山機関区のEF65一般型、

吹田機関区のEF66,新鶴見機関区のEF65PF型がそれぞれ受け持ち、

貨物列車ごとに形式の異なる機関車を楽しめておりました。

 

が、今では岡山も吹田も、新鶴見にもEF210が配置され、

貨物列車と言えばEF210となってしまいました。

 

しかしながら、同じEF210でも製造時期によって

仕様が異なる部分があったりしますし、何より今後2、30年後も

今と同じ機関車が同じように走り回っているという事もありませんので、

ありふれた日常を記録する、という事にもきっと意味が出てくるのではないかと

思うのです。

 

そんなわけで、とりあえず貨物列車を撮影するためにこの日は

有名撮影地へやってきました。

 

 

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2017-02-19 第1050列車  山崎ー長岡京

 

関西始発の九州ブルトレを撮影する地点として昔から知られている調子踏切。

この日はここからのスタートです。

午前中は地域の用事があった為、お昼間際からの鉄活です。

 

岡山機関区のEF210EF65を置き換えるために優先的に新製配置されましたので

製造初期の釜が集まっています。

この102号機も100番台の2両目という事で

パンタが初期の下枠交差型を装備しております。

 

コキの2両目についている青い色がアクセントになっておりますね。

 

 

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2017-02-19 681系3連+6連  山崎ー長岡京

 

露出がオーバーして車両側面が白とびしてしまいました。

これを撮影した後にすぐさま修正。

 

 

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2017-02-19 223系4連+8連  山崎ー長岡京

 

優等列車複々線の外側を走りますが、普通と快速は内側を走行します。

この時前から3両目辺りに野焼の煙が被り始めました。

 

 

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2017-02-19 第1058列車  山崎ー長岡京

 

今度は新鶴見機関区所属の111号機がやってきました。

 

この日は晴れているものの雲がまだらに湧いてお日様を遮ってしまい、

露出設定をその都度変更する悩ましい空模様。

加えて野焼の煙が時間を追うごとにモクモクと昇ってくるので、この撮影を最後に

調子踏切を撤収する事になりました。

 

ココは午前の上りこそ最高なんですよね。

 

 

それでは、

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通達056 「 8865レの秋山:冬曇りの単機運行 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

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「第2場内、進行。」

 あまり大きな声ではないが秋山はそう、口にする。

固く、くたびれたモケットに座る尻が窮屈さを感じているが姿勢を変えるのを身じろぎする程度に留めると、「ふんっ」と掛け声を入れながらノッチを戻していく。

夕刻に近い時間、重たく垂れこめた雲に包まれた冬空の下、秋山が乗務する愛知機関区のEF64 1027号機が停止位置へ合わせて停車させる。

思わず吐息が漏れる。終着の吹田の一つ手前の停車場である、京都貨物駅に着いた事で安心し、肩を上下し固まった筋肉を軽くほぐす。緊張が緩む瞬間。

 今日の仕業は単機なので普段よりは緊張の度合いも緩いのだが、それでも運転は気を抜けない。

 

 ブレーキが掛かっていることを再度確認し、空気を入れ替えるために左手の窓を少し開けた。

 2月の、冷たい古都の空気が緩んだ秋山の思考を刺激する。

 

 愛知機関区に集中配置されているEF64 1000番台と呼ばれる電気機関車

 JR貨物の所有する半数以上の機関車がJRに移行してから製造された所謂新型になっても、国鉄時代から継承された機関車はまだ現役で稼働し、今日もこうして仕業をこなしている。

 愛知機関区から週に2度、大阪の吹田機関区までを往復する仕業、B8865とB8864。秋山はこの仕業に従事する機会が最近増えてきた。

 

 新型のスッキリした運転席に対して、EF64の運転席は突き出したマスターコントロールハンドル、ノッチや各種スイッチが配置され圧迫感満載である。

 このスイッチやレバー類のどれ一つとっても不要なものはなく、メカメカした機器を一つずつ確認し手順を踏む操作、アナログ感が実は気に入っていたりもする。

 

 

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 秋山が社会人となって3年目に、それまで勤めていた会社からの転職を希望したのは些細なきっかけだった。

 当時、なんとなく見ていたテレビドラマの中で、脇役の俳優が言った「一度きりの人生なんだ、どうせなら人と違った生き方がしたい」というセリフが胸に刺さった。

 やりたいことがあって職に就いたわけではなかった秋山は、その時ふと、子供の頃にドキュメンタリーで見た鉄道の、それも貨物の機関士になってみたいと思ったのだ。

 

 中学で親しくなった友人に勧められ一緒に高校を受験し、高校時代に過ごした仲間たちとその後の進路を共有していた秋山にとって、就職は初めて自身の進路を周囲の影響を受けずに決める機会となった。しかし、結局は周りの様子を見ながら事なかれ的に選択し、結果は何の面白味もない毎日を秋山に提供した。そう秋山は感じている。

 

 前職を辞して機関士として独り立ちするまでに苦難がなかった、などという事は一切なく、というよりは苦難しかなかったのだが。それでも逃げ出す事なく試験を受けて難関を突破し、今の職に従事できているのは辛抱強い性格と同時に、新しい自分に変わりたい、という一念からだった。

 

 機関士の免許を取得して研修を受け、配属された愛知機関区で秋山は孤立した。

 それまで住んでいた地元を離れ初めての土地で初めての一人暮らし。不安はあったが希望の方が大きかった。難関を突破し夢を掴んだ、という自信があったのだろう。

 配属前に研修と講習をうける事で電気機関車ディーゼル機関車の運転については経験値も得ていたし、上からしかモノが言えない現業の先輩たちの不愉快な物言いに対しての反発心もあって、配属当初は生意気な発言が多かったと、当時を振り返ると少し恥ずかしい。

 配属された若手が少なく、尚且つ生意気な言動では孤立も当然だった。

 

 そんな秋山が初めて任された機関車がEF64という国鉄時代に製造された、角ばった車体にゴテゴテと配管が付いている機関車だった。

操作の原理は新型となんら変わらないハズなのに、新型とは丸きり異なる操作盤や明らかに重たいノッチ、無線が聞こえないくらい大きなブロワ―音などに驚き、パニックになった。

 諸先輩方は秋山の鼻が折れる事を見越していたのだろう、それまでの生意気な言動に対しての遺恨を感じさせない態度で(それでも上からな物言いに変わりはなかったが)接してくれた事で、自分の取っていた態度が思い上がりだったと知らされた。

 そこからは持ち前のひた向きさと謙虚さを発揮し、配属から短期間でEF64の運転を難なくこなせるようになったのは秋山の優秀さを示しているのだろう。

 諸先輩方も結果を出した秋山を一目置くようになり、居心地が改善されたのは喜ばしい限りである。

 若手は中央西線重連仕業で先輩の業を学びながら経験を積むことが多いEF64の勤務だが、秋山は一人でこなすB8865仕業に就かせてもらっているというのも信頼されている証左であろう。

 

 

※ ※ ※

 

 

 腕に巻いた時計に目を落とし、ガラス窓の下に掛けてあるスタフと照らし合わせる。

出発の時刻に合わせEF64のモーターが回転数を上げる。

ブレーキ弁を緩め、シュー、シュー、と音を出して確認する。

機関車特有のブロワ―音が徐々に高音になり、出発の準備が整った。

 

ピヒィ!と短く警笛を鳴らすと、ゆっくりとEF64が滑り出す。

 

 ふと、愛知機関区を出発前、吹田の同僚から届いたLINEメッセージを思い出す。

「今晩泊りやろ?黒門の店いこ!たこ焼きで一杯どや?」

  さすがは大阪人、おつまみもたこ焼きなんだと可笑しく思ったのもつかの間、秋山の舌と胃袋は瞬く間にたこ焼きを欲する状態となってしまったのだった。

 

  秋山が初めて大阪でたこ焼きを食べたのはつい最近のことだ。もちろん、たこ焼き自体は子供の時分から食べていたし好きでもあった。ただ、好物か、と聞かれるとそれほどでも無いかなと答えてしまう。つまりは普通のおやつとして饅頭やお餅の仲間のような感覚で捉えていた。

 ご馳走したるわ!と言う吹田の同僚が、アーケードのあるにぎやかな商店街のメインストリートから少し外れた場末の大衆食堂のようなお店に入っていくのを見た時は、正直かなりがっかりした。本音を言うと、ケチ臭いものを食べさせられるのかと不安にもなった。AMラジオが流れる店内でたこ焼きと生中を注文した同僚を恨めし気ににらんだ事を思い出す。

 だが、出て来たたこ焼きを店内に据え付けられた4人掛けの席に腰掛け、一口含んだ瞬間、秋山の世界は驚愕とともに一変した。パラダイムシフト、という言葉は知っていても体験したと実感したのは初めてだった。

 そのたこ焼きは油で揚げているわけでもないのに外皮がパリパリと固く、しかしながら内側はとろけていた。とろけているとしか表現のしようが無い。小麦粉をベースとした「タネ」がまるで蜂蜜の様な甘さやとろみを持って内側に留まっている。

 パリパリ・とろとろっとした初めて味わう食感と共にソースの濃厚な味とタネの甘味に加えて強すぎないタコの弾力、そしてさりげない生姜の酸味。青のりの香り。食のハーモニーとはこういう事を言うのか、とその時秋山は真剣に感動していた。

 それ以降、大阪へ勤務でやってきた際には出来うる限り時間を作ってたこ焼きを食べる事に決めている。吹田の同僚もそれを知ってのメッセージであった。

 

 ここに来るまでの運転中は集中する事で何とか空腹を忘れていたものの、もはや思い出してしまってはどうしようもない。舌の上にたこ焼きのあの味を反芻した唾液が溢れ出そうになるのを堪えながら自分に言い聞かせる。我慢だ、集中だ、あと30分もすれば吹田に着く。

 

 ドドン、ドドンと重たい車体を響かせて京都貨物の短い鉄橋を渡る。

 

「そういえば、あの男性は今日もいるのだろうか。」

 

 進路上に見えてきた桂川橋梁。それを渡った先で左に大きくカーブする線路をイメージしながら秋山はふと思い出した。

いつも、B8865仕業に就いていて見かける男性。どんな顔なのか、年はいくつなのかはわからない。いつも同じ場所に立ち、秋山を、EF64を食い入るように見つめているであろう、あの男性。

 カーキ色のジャンパーに鼠色のズボンという出で立ちは、サラリーマンといった風情ではない。しかも平日の昼日中に佇んでいるのだ。

 

「第1出発、進行。」

 京都貨物駅構内最後の出発信号を確認しながら、もはや習慣と化している喚呼。ほとんど無意識で行いながらも秋山は考える。

 男性の容貌が不明なのは、秋山が見かける姿では常にカメラを構えているからだ。

 だから男性だという事はわかってもどんな顔立ちで、年齢なのかはわからない。

 

 鉄道マニアという人たちがいて、秋山の操るEF64にカメラを向けてくることは珍しくもない。時には駅のホームから身を乗り出すようにしてカメラを向ける人に警笛をお見舞いする事もある、どちらかと言うとあまり歓迎したくない危なっかしい人種だと思ってもいる。

 だがその男性は雨の日も、雪の吹きつける日も同じ場所で、同じ姿勢でカメラを構えている。秋山の乗務するEF64を真剣なまなざしで見つめているのだろう。

 いったいどんな人物なのだろうか、考えた所で答えが出ないまま、秋山の思考にその男性の存在が疼いていた。

 

桂川の人」

 同僚に男性の話をした所、そんな風に命名されてしまった。

「ただの定点観測員なんやろ、気にせんときぃな。」と訳の分からない事を言われたのを覚えている。

 今日も桂川の人はいるのだろうか、いや、きっといるのだろう。

 

 

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2017-02-18 第8865列車  西大路桂川

 

 築堤を駆けるEF64の窓から右手下側の道路に、通行人の邪魔にならないよう端に陣取ってカメラを構える男性の姿を秋山は捉えた。

 

「今日も居た…」

 わずか一瞬の交差であったが、安堵していた。信号や標識と同じ様な、あるべき所にあるべきもの・居るべき所に居る存在として。

 だからそれは秋山にとって極自然に湧き出た気持ちだった。ちょっとしたいたずら心から。誰も聞いていないから。そんな気持ちからつい。

 「桂川の人、しんこーう。」秋山一人しかいない運転席で、EF64の大きなブロワ―音に紛れながらも確かにその喚呼は紡がれた。

 言ったそばから気恥ずかしくなり、すぐに自分一人しかいない事に改めて気づき苦笑する。

 

 

※ ※ ※

 

  吹田機関区構内は2月の木枯らしが緩く吹き、体感で0度近くまで冷え込んでいるのではないかと思ってしまう。

 

 吹田へと到着した秋山は脱いだ制帽を左手に持つと、結い上げた艶やかな黒髪を軽く撫でてから、運転席を立ち上がった。

 

 学生時代にベースを散々プレイしたにも関わらず、相変わらず細く長い指をタラップ の手すりにかけ、EF64から降車すると線路脇の犬走りへ降り立つ。

 遠目から、吹田の同僚が小さな体で思い切り手を振りながらこちらへと歩いてくるのが見える。

 今夜のたこ焼きが待ち遠しい。

 かしましく開かれる今夜の女子会に、

 脳裏をよぎるたこ焼きの香りに、喉がゴクリと音を立てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!