写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達055 「 甲235+甲236 東武鉄道500系(506~508編成)甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

通達053で触れた湘南色113系、C10編成が吹田工場へ入場してしまいました。

抹茶色になるんじゃないか、と危惧されております。まともに撮影出来ていないのでそうなると心残りです…



さて、撮影地を選定するのは写真を撮影する事と同じくらい大切だと、

私は考えます。

どんなに撮影技術が上達しても、構図や光線を考えて撮影出来なければ

納得いく画像は得られません。

鉄活をするうえで、どこでどんな風に撮影しようかと考える時間も

これまた楽しいひと時なんですよね。

 

今回の更新は通達049において

もったいぶった言い回しをしてしまった例のアレ、が表題記事となります。

 

今回で3度目となる東武鉄道500系Revaty(リバティー)の出場甲種輸送

今回は17日に506編成3両が甲235として兵庫から神戸貨物ターミナルまで輸送され、

翌18日に507,508編成の3両×2本が甲236として同ルートで出場、

神戸貨物ターミナルにて甲235と甲236が併結されての甲種輸送となりました。

これにて導入予定の24両全車が出場した事になります。

 

この日も仕事の時間を調整してネタに合わせてチョイ抜けさせてもらいました。

 

 

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2017-02-18 223系4連+8連  桂川西大路

 

まずは練習電。

例によって逆光ポイントではあるのですが、

この撮影の後もう1段露出を上げて

何とか撮影出来そうな露出具合と判断しました。

 

 

で、本番です。

 

 

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2017-02-18 第9866列車  桂川西大路

 

練習電で撮影した画像より少し下げた方が適正露出だったようで、

釜は2139号機のマイルドな前面を綺麗に出せた代わりに側面と

肝心の500系がギラギラしてしまっております。

ちょっと2139号機が充当された事に意識を割きすぎていた様でした。

 

 

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2017-02-18 同上

 

おまけの後追いです。

500系以上に架線柱が存在を主張しております…

 

甲種輸送の為に下部のスカート(排障器)が取り外されています。

スカートが無いと丸みを帯びたデザインが強調されますね。

 

 

500系甲種輸送高崎線熊谷貨物ターミナルまで輸送された後、

秩父鉄道線経由で東武鉄道へ引き渡される事となります。

 

 

今週は北海道の元はまなす用14系客車も東武へ到着したりと、

SL運行に向けて準備が進んでいるようですね。

それ以外にもリバイバル塗装やラッピング、新車投入など

東武からは目が離せません。


所で、

昨日は新鶴見EF65が無動で来阪しましたね。

私は仕事がごっつうハードなので微妙な所です。

ああ、70000系…

 

 


それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達054 「 米原訓練を狙う DD51の横顔 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

D51 200につづいてC57 1まで米原から北陸本線で実施される

試運転に向かう途中で故障、試運転中止になったようですね。

 

結局両機ともに米原へたどり着くことなく梅小路へ戻るハメに…

 

何とか持ち直して早期の本線復帰を期待したいです。

 

3月5日の北びわこ号は一体どうなってしまうのでしょう。

 

 

米原と言えば、先ごろ報道されたニュースで

東芝が巨額の損失を出す懸念を伝える見出しが

米原発で損失」とありました。

 

私は素で、まいばら発で損失?なんで?と読みました。読み込んでしまいました。

 

鉄脳って奴ですね(笑)

 

 

 

さて、今回の更新はDD51がネタとなります。

 

オヤジな私は国鉄型車両が大好きです。

客車、貨車、電車も気動車、当然機関車も。

 

近年、私の身近に走るJR西日本の車両は、

大部分がJR化後に製造された車両となりました。

 

同時に国鉄時代から移行してしばらくはあちこちで見かけた客車も

今ではわずか。

 

客車が不要なら当然それを牽引する機関車も不要という事で

旅客釜の保有両数は減少の一途です。

 

しかしながら、工臨や配給など旅客を支える事業用列車では

今でも電気機関車ディーゼル機関車は必要です。

 

機関車が必要なら機関車を操縦する運転士も必要。

 

定年を迎えて現場を去る運転士がいらっしゃれば、

若い世代にバトンを繋ぐ事も重要になってきます。

 

そこで実施されるのが若手運転士養成のためのハンドル訓練。

 

機関車を規定通り操作し、列車を運行させられるよう実地で学ぶ為の訓練で、

実際に列車を本線上で運行させます。

 

ちなみに電気機関車内燃機関を有するディーゼル機関車では要領が異なる為、

別個に講習が必要なんだそうですね。

 

 

 

2017年2月はこのハンドル訓練が

向日町操車場から米原までの往復で設定されています。

 

普段は仕事の都合で撮影が叶わないDD51のハンドル訓練ですが

この日は偶々仕事を休めていたので撮影して参りました。

 

といっても駅撮りですが。

 

 

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2017-02-15 試9971列車  草津

 

通達053で草津を訪れたのはこの列車が停車する為でした。

 

停止位置が離京の真下なので露出がかなり難しいです。

 

しばらく停車するのでその間、撮影会となりました。

 

 

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2017-02-15  同上

 

美しい外版ですがそれもそのはず、検査表記には28-8と記載があります。

昨年8月に全般検査を施工された釜なのですね。

 

 

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2017-02-15  同上

 

1エンド側から。

汚れがほぼありません。綺麗に保たれていますね。

 

 

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2017-02-15  同上

 

編成後尾から。

 

米原訓練ではチキ車が2両連結されておりました。

かわいい編成ですね。

 

工臨返空と言われてもわかりませんよ、これ。

 

このDD51型機関車もJR貨物では絶滅危惧種扱いです。

西日本の機関車も8両のみ、定期運用は既にありません。

 

いつまで見られるのかわかりませんが、現役で走ってくれる限りは

追い続けたいものです。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達053 「 電気検測車クモヤ443系と現役113系を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

それいけ!ア○パ○マ○みたいなサブタイトルです…

 

113系といえば、関東では横須賀・東海道本線の通勤や快速でおなじみ、

関西でも米原から播州赤穂までの長距離を12両で走り抜ける、

一般的な国鉄電車の代名詞でもありました。

 

近年、国鉄から受け継いだ113系JR東日本、東海から姿を消して

今ではJR四国の12両と西日本の140両が残るだけになりました。

四国島内で使用されている113系は前面デザインと塗装が変更され

ちょっと厳めしい面構えですが、

西日本の113系は大まかにみると屋根上の通風機が無くなり

スッキリした外見になったくらいで

昔の面影を色濃く残しています。

 

ただ、色合いは単色になってしまいましたが。

 

 

さて、本日の更新はそんな113系をちょこっと取り上げてみたいと思います。

 

 

この日は病院受診の後、DF200の出場甲種を撮影する関係で

駅撮りをしておりました。

丁度移動のさなかにクモヤ443が電気検測をしている姿が見られるので

高槻駅にて待ちかまえます。

 

 

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2017-02-15 281系  高槻

 

練習電。

画面が暗いですね。露出を修正します。

列車は2両でやってくるのでそれに合わせて構図を調整。

 

 

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2017-02-15 試9362M  高槻

 

まだ少し露出がアンダーでした。

この後は移動します。

DF200の甲種を追っかけするために京都駅へ行きました。

 

するとそこには…

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2017-02-15 113系C10編成  京都

 

前面窓枠が金属のものに置き換わったり

通風機が撤去されて屋根上がスッキリしたりといった変化はあれど、

 

今や日本に1編成しか残っていないオレンジと深緑色のツートン、

通称カボチャ色をした113系、C10編成がいるではありませんか。

 

 

思わずカメラを向けましたが、

間の悪い事に中線に緑一色の113系が回送で入線。

ご覧の様な有様となってしまいました。

 

 

 

このC10編成は草津線湖西線の運用に入ることが多いため、

できればそのうち綺麗に撮影したいものです。

 

甲種を撮影した後は、これまた別のネタの為に草津へ移動となりました。

 

 

草津駅でネタを待っていると、草津線運用に就いている別の113系が。

 

 

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2017-02-15 113系L16編成  草津

 

この編成は外板が4両とも張上げ型に改装された、耐用年数40年を想定して

改装されたタイプの車両で統一されています。

改装後しばらくはカフェオレ色と呼ばれるJR西日本独自のカラーを纏っていましたが

現在では緑一色になってしまいました。

 

抹茶色、などの愛称で呼ばれていますね。

個人的にはこの色合い、割と好きなんです。

 

113系自体、あと何年の間走っている姿を見られるのかわかりません。

103系の方はすでに環状線など廃車が進んでおりますし、

この113系もひょっとしたらあと数年で珍しい昔の電車、

という枠に組み込まれるかもしれませんね。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達052 「 甲244 DF200 223号機の甲種輸送を狙う 赤いクマさんこんにちは 後編 」

この記事をご覧いただき、ありがとございます。

 

JR北海道が経営に苦戦しているという報道は

皆様もご存じの事と思います。

厳冬期の設備維持に利用者減、尚且つ2016年は自然災害による路線寸断と

弱り目に祟り目が続きます。

 

新幹線開業とはいえ函館まで。

今後の札幌延伸には課題も山積みとなれば明るい話題とは言い切れません。

 

そんな北の大地で活躍するJR貨物の機関車がDF200。

ペットネームがヒグマを想起させるレッドベアなのも

北海道配置を念頭としての事でしょう。

 

この機関車は全機、兵庫の川崎重工で製造されておりまして、

大学生の頃現役鉄だった時代には

2号機、3号機の甲種輸送をEF81が牽引する姿を私も撮影しております。

 

まだ写真がフィルムだった頃ですね。

 

 

さて、本日の更新は前回、川崎重工へ再入場する事となった

DF200 223号機についてのレポートでしたが、

先ごろ2か月半振りに川崎重工を出場いたしました。

そのレポートとなります。

 

 

実は私、この日は病院へ受診をしておりまして、

一日仕事をお休みいただきました。

午後も使っての受診になると踏んでの休みだったのですが

午前中ですべて終わってしまい、

それならばと、撮影に出掛けた次第でございます。

 

 

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2017-02-15 甲244 第8660列車  東淀川

 

病院への行きかえりに鉄道を利用していたため、駅撮りとなりましたが

鉄に復帰後初めて神戸貨物ターミナルー吹田貨物間の

8660レを撮影する事が出来ました。

この区間は岡山機関区所属のDE10が牽引するため、

いつも撮影したいなぁと思っては諦めていたのです。

 

今回の牽引機はナンバープレートが切り抜き文字の1191号機でした。

ディーゼルの排気煙が格好いいですよね!

 

 

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2017-02-15 同上

 

区名札には「愛」の文字が刺さっています。

引き続き愛知機関区での活躍を期待できますね。

 

無動票には甲244の輸送番号も記載されておりました。

 

 

列車は吹田貨物駅で牽引機をEF64に交代します。

 

 

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2017-02-15 甲244 第9866列車  島本

 

ポジションの都合から日の丸写真になってしまいました。

 

今回のEF64は1034号機。

 

まさか、またしても同じ223号機の甲種輸送を撮影する事が出来るとは、

2016年7月に遭遇した時には思ってもみない事でした。

 

列車はこの後、京都貨物駅にしばらく停車しますので

追い抜いてもう一度撮影を。

 

 

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2017-02-15 甲224 第9866列車  京都

 

この日のうちに愛知機関区のある稲沢まで運行されました。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達051 「 甲243 DF200 223号機の甲種輸送を狙う 赤いクマさんこんにちは 前篇 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

関西は今日は雨となりました。

ゴト日で忙しく、雨の中を走り回るのは気が滅入ります…

そんなアンダー気分で物事を考えるとついネガティブな方に向いてしまうのです。

 

過去というものは振り返るものなのでしょうか。

振り返らないものなのでしょうか。

温故知新などという慣用句もあるように、振り返っても囚われないスタンスが

大切なのでしょうか。

 

鉄道写真を撮影していると、画像がどんどんと溜まっていきます。

 

100枚撮影して1枚くらいは素敵な絵が残せれば占めたもの。

そんな風に腕を磨いていければ、と思っております。

 

さて、本日の更新は2016年撮影の過去ネタになります。

ちょっと過去を振り返ってみたいと思うのです。

トワイライトエクスプレス瑞風の試運転記事以来となりますから通達033から

18日ぶりでしょうか。

 

 

 

私が鉄に復帰する以前、2016年1月の話ですが、

北海道で活躍するDF200型機関車が

兵庫にある製造元の川崎重工へ里帰りをしました。

 

リニア中央新幹線の路線建設に際して

中京地区で発生する残土(トンネル工事で掘り出された土)を

輸送するための貨物列車を走らせる計画があり、

北海道のDF200を転用できないか、というJR貨物の意向を実践する試験として

実車に改良を施すための里帰り、という事でした。

 

試験車両に選ばれたのはDF200 123号機で、

この釜はJR貨物のDF200の中でラストナンバーになります。

 

川崎重工での改良を終え、DF200 223号機へと改番した本機は

2016年7月に中京地区の機関車を統括している稲沢の愛知機関区へと

配属されました。

 

 

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2016-07-09 甲113 第9866列車  茨木ー摂津富田

 

川崎重工での改良を終え、甲種輸送として稲沢へ運ばれるシーンです。

 

この時は偶然仕事で通りかかった踏切に鉄さん達が沢山いらっしゃり、

なにが来るのかもわからず古いスマホをかざして待っていたらDF200だったという、

私の鉄復帰へのきっかけとなる一枚です。

ちなみに牽引機はEF64 1046号機でした。

 

その後、DF200 223号機は愛知機関区管内で試験を

順調に繰り返している姿をネットなどで見ておりました。

いずれは試験結果を反映した愛知仕様のDF200が

量産配備されるのかな、DD51やばいな、などと考えておりました。

 

 

やっと本題です。

 

 

鉄に復帰してしばらく経った12月、

この日は初めて東武鉄道500系電車が川崎重工から出場し、

甲種輸送されたのですが、

その列車を撮影したすぐ後に稲沢のDF200が再度、

川崎重工へ藪入りするという情報を聞き及んでおりました。

 

しかもスジはおなじみの8865レ。

したがって(?)おなじみの場所で撮影する事となりました。

 

 

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2016-12-03 223系電車(後追い) 西大路桂川

 

いつものように露出合わせの練習電。

12月とは思えないうららかな気温と日差しです。

 

 

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2016-12-03 甲243 第8865列車  西大路桂川

 

この時はEF64 1002号機に牽引されておりました。

陽光がキツくて正面が白とびしておりますね。

 

この日に実施された東武500系の甲種は輸送番号が甲205と206でして、

同日のDF200が甲243とずいぶん開きがありました。

恐らく何らかの不具合が発生して

急遽川崎重工へ搬入する事になったのだろう、と推察しております。

 

いずれプレス発表があればハッキリするのですが、

現時点では何故入場したのかわからないまま、見送りました。

 

 

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2016-12-03 同上(後追い)

 

ピントが手前のフェンスに合ってしまいました…

 

 

今回のサブタイトルが前篇となっているのでお分かりかとも思いますが、

次回の更新は後編となります。

 

ちなみに初めての東武500系甲種についての記事は

またいずれ、ということで。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達050 「 亀山配給を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

記念すべき50回目の更新となりました。

元旦から数えて今日で50日目。

 

毎日更新は一体いつまで続けられるのでしょうか…

 

絶対毎日更新する、という信念もポリシーもありませんので

そのうちもしかすると隔日更新になったり、

週2更新になったりするかもしれません。

 

 

 

さて、今回の更新は通達049で5085レを撮影した後にやってくる

ネタについてでございます。

丁度一週間前のネタとなります。

 

通達014の四日市遠征の「その4」に掲載しておりますが、

亀山鉄道部のキハ120 12が網干総合車両所網干工場)へ

要検か全検での入場に際してDD51に牽引される姿を撮影いたしました。

 

今回はそのキハ120 12が無事検査を終えて網干を出場し、

亀山へ帰区する姿を捉えたものです。

 

 

上牧カーブから移動して堂の後踏切へ。

 

所が、踏切がいつまでたっても(10分近くの間)鳴りやみません。

もちろん遮断機も上がりません。

何故かと言うと

 

 

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貨物列車が停車してしまっています。

恐らく赤信号で抑止されているのでしょう。

 

この時上牧カーブで撮影した露出設定のまんまだったので

暗い画像になってしまいました。

 

しかし貨物列車は停車したまま。

そこで

 

 

 

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露出設定を変えて列車の姿が明るくなるようにしてみました。

 はい、ド逆光ですね。

 

この時もまだ貨物列車は停車したまま。

 

踏切が開くのを待つご老人が、足が痛いのに~とぼやいておりました。

 お気持ち、お察しします…

 

 

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2017-02-12 第1052列車  島本ー山崎

 

その後、しばらくして抑止が解けゆっくりと出発していく1052レ。

機関士さんもお疲れ様です。

 

 

踏切を渡り、列車に備えます。が、ここで痛恨のミス。

 

この撮影地、側面に日が当たる半逆光だと思っていたら

わずかな時間経過で完全な逆光になるポイントでした…

 

しかしながら今更ポイントを変える時間も無く列車がやってきます。

 

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2017-02-12 配8732列車  島本ー山崎

 

背景を意識した露出設定にしていたため、被写体が暗くなってしまいました。

 

今回は車での追っかけは出来ないスジなのでこれで諦めます。

 

 

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2017-02-12 同上

 

おまけカット。

 

余り車体が綺麗になっていないので重要部検査だったのでしょうか?

亀山に戻って元気に走り続けてもらいたいですね。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達049 「 2139号機また来阪!送り込み5085レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

安心して下さい。今回は通常の更新です(笑)

 

 

事前に大ネタがわかっていながら身動きが取れないってのは

非常にストレスが溜まりますね。

社会人なので何が優先なのか、そんなことはわかっているのですが

ストレスは溜まるものです。

要はいかにそのストレスを昇華させられるか、なのですよね。

 

 

私の場合、このブログで記事を更新する事が多分にストレスの軽減になっております。

 

一番大きいのが、更新時に撮影した画像を改めて見ながら記事にすることで、

一つ一つのネタに思い入れを加えていける、という事です。

何気ない貨物列車でも機関車があーだこーだ、後ろのコンテナがどやこや、

と記事にするまでに調べたり考察しているだけで存分に楽しめております。

 

 

さて、何度か書き込んでいるかもしれませんが

14日に実施された、四国の2600系甲種輸送にもEF65 2139号機が充当されました。

 

東京メトロ16000系以上に大ネタでしたが仕事の都合で

吹田以西のネタは如何ともしがたく。枕を濡らして非鉄でございます。

 

勿論、噂通り2139号機はその後アレに充当され、

そっちは押さえることも出来ました。

 

 

 

今回の更新は四国甲種に充当される為に

新鶴見から送り込まれた際のシーン。それをネタに。

 

 

 

 

まずは時間があれば、運転されていれば押さえる様にしている

レール輸送の1182レ。

 

撮影するために富田村踏切へ。

 

この日は先客が2名いらっしゃり、さらに私の後にもう一人やってきました。

 

 

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2017-02-12 683系9連+3連  茨木ー摂津富田

 

まずは練習電で683系を狙いました。この時は日がさしていたのですが

すぐに曇ってしまい露出を変更します。

 

 

 

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2017-02-12 第1182列車  茨木ー摂津富田

 

この日の1182レはレールを積載したチキを6両従えた鯨さん!!

 

通達048で撮影した翌日に偶々この仕業の代走に入った様です。

運が良かった!

 

 

 

ここからが本番。

なのですがこの場所で5085レを狙うと先頭の機関車がメインとなって、

機次位が目立たなくなってしまいます。

 

 

編成をある程度入れながら機次位も先頭もと欲張った構図を考えると

サイド気味になるのですが、そんな撮影ができるポイントは多くありません。

 主に滋賀県の湖東か、瀬田川桂川橋梁、名神クロスか。

 

しかも1182レ撮影を終えた今から間に合う、順光の場所となると…

私には上牧カーブしか思い付きませんでした。

 

 

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2017-02-12 223系8連+4連  島本ー高槻

 

 やってきました上牧カーブ。まずは練習電。

 

 

右に雲が湧いておりますが概ね良好な光線具合。

これを本番にも活かしたいものです。

 

私が到着した時点で5名ほどの鉄さんがスタンバっていらっしゃいました。

さらに自転車でやってきた少年鉄が数名加わり、5085レの到着を待ちます。

 

 

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2017-02-12 第5085列車  島本ー高槻

 

東京メトロ甲種牽引の際にも、吹田へ9日着の5085レに次位無動で来阪した2139号機、

10日に吹田を発って間髪入れずに再びの来阪です。

 

所定では吹田機関区のEF66がこの列車の牽引機なのですが

機次位に無動力回送のEF65が付く関係からか、

吹田のEF210 167号機が代走しております。

 

EF64EF210も同系統の色合いで絵になりますが、

国鉄色EF65EF210も中々合いますね。

 

今回の画像、残念な点として構図がちょっち引き気味になったのと、

機関車の車体色に気を取られてしまい、白いコンテナが

露出オーバー気味になってしまいました。

 

もう一段露出を下げた方が良かったかもしれません。

 

 

ともあれ、この時点で四国2600系甲種の撮影は無理だとわかっていたので

この送り込みが撮影出来て一先ずは満足、と

溜飲を下げる事が出来たのでした。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達048 「 貨物列車とキヤ検と。 ある、男の祝日 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 ※         ※         ※

 

男は寒さに凍える指先をこすり合わせながら、腕に巻いた時計を見やる。

予定時間まであと2分。

 

おもむろに首から下げた愛用の一眼レフカメラ

暖まらない指で掴み、ファインダーを覗く。

吐く息が、男の眼鏡を曇らせる勢いで立ち昇る。

 

男の立っている場所は、東海道本線島本駅

近年無視出来なくなった京都ー大阪間の人口増加に対応して

新規に開業した駅であり、新駅のパターンに乗っ取って

複々線の中線部分に島の様に造成された駅である。

 

従って、複々線の外側を走る列車を被写体として撮影する場合、

遮る架線柱などが無くスッキリと撮影できるという利点があった。

 

 

※        ※         ※

 

 

男の目に、2つの輝きが映る。輝くオレンジの光は、ほの暖かな印象を男に与える。

 

最近の車両に搭載されたLED灯はどこか冷たい感触だが、

蛍光灯の様なオレンジ色をしたヘッドライトは男に安らぎを与えていた。

 

「来た。」心の中でそうつぶやくと、ピントを置いた位置を確認し

再度、手持ちのカメラを構えアングルを確かめる。

 

あれは、EF210

男の狙う列車に先行して来る予定の貨物列車だ。間違いない。

 

気負うことなくシャッターボタンを押しこみ、

数瞬の後、男の側をコンテナ貨車群がゴトゴトと音を響かせながら通り過ぎる。

 

 

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2017-02-11 第1059列車  島本

 

岡山機関区所属のEF210 10号機。EF210の初期車はパンタグラフが下枠交差型、

通称クロスパンタと呼ばれる形態で、

他のJR世代機関車に搭載されたシングルアームタイプと違い

受け継がれてきた国鉄型の血統を感じさせる。

 

デジタルAF一眼のカメラもコンパクトタイプカメラ同様、

撮影した画像をその場で確認することが出来る。

 

男は画像を呼び出し、たった今撮影した画像を確認すると、

いささか不満そうな表情でカメラの設定を弄り始めた。

恐らく今の貨物列車は練習で撮影した様だ。納得のいくように設定を変更するのだろう。

 

 

 

※        ※        ※

 

 

 

しばらくすると、

前方から4灯のライトが光るのが見えた。

キヤ141だ。

 

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2017-02-11 回9915D  島本

 

この日、向日町の車両基地から出区したキヤ141第1編成は

北方貨物線を経由して大阪へ至り、東海道本線米原まで上る検測を予定していた。

男はそれを撮影するため、

早朝の甲種輸送を撮影した後この駅へとやってきたのであった。

 

しかし男はまだ立ち去ろうとはしない。

 

線路に未だ溶けずに残る雪が、天王山から吹き降ろす風が、

芯からの冷えを増幅させているにもかかわらず

頑なに、何かを待っている。

 

EF210が、キヤ141がやってきた方角を睨み付ける様に見つめていた。

 

 

 

三度、男の手がカメラを構えた。

 

 

ファインダー越しに2灯のライトが近づいてくる。

ピントを置いた位置へ列車の先頭が近づいてくる。

 

まだだ、まだ終わらんよ、じゃない、まだ早い、もう少し。

 

息を殺してその時を待つ。

よし、今!

 

男の指が刹那のタイミングでシャッターボタンを押しこんだ。

 

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2017-02-11 第1083列車  島本

 

車体前部の唇の上に、チョンと残った雪がアクセントとなる

かわいい鯨さんを撮影する事が出来た。

 

カメラを弄る男は安堵の表情を浮かべ、たった今撮影した画像を呼び出しモニターを確認している。

 

 

と、途端に身震いをしてカメラをバックへしまうとトイレへと駆け込んでいった。

寒さに加え、排泄まで堪えていたのだろう。

 

 

 

 ※        ※        ※

 

 

 

男は京都駅へと降り立っていた。

京都駅には今朝始発前にこの駅へやってくる必要があったために、

コインパーキングに車を置いているのだ。

 

しかし、男の目的はそれだけではない。

 

男はカメラを構え、列車を狙っていた。

再び現れたそれは、キヤ141。

 

先ほどの第1編成が今度は検測をしながら現れた。

 

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2017-02-11 試9916D  京都

 

先ほどのキヤ141は順光での撮影ではなかった。

男にとってあれはあくまでの練習。

これが本番だと言わんばかりの真剣な表情である。

 

しかしながら苦難は降りかかる。

 

真昼間の光の中では検測用の下部ライトがさっぱりわからない。

 

しかも男の立つプラットフォーム側に

左手奥より東海道本線の列車が進入してきている。

 

 

被られるな、これは。

そう判断した男はレンズを望遠域にしてすばやく撮影を済ませる。

 

間一髪で被られるのを回避する事が出来た。

 

 

男の撮影はここで終了し、

車に乗り込むと午後の予定を脳裏に思い起こしながら

うんざりした表情でアクセルをふかすのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

えー、単なる撮影記に留まらない、ブログの面白い提示の方法は無いかと

思案した結果、私小説風に書いてみました。

 

そもそも昔読んだ太宰くらいしか私小説、知らないんですけどね。

 

 

慣れていないので通常よりも文字数が多く、思いのほか疲れます。

 

 

所で、

四国へ行った2139号機は今日の時点で吹田まで戻って来ましたね。

私は明日も仕事なのですが都合がつけば参戦したいと思います。

 

そう、噂通りなら明日は…

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達047 「 甲230 東京メトロ15000系(15115f)の甲種輸送を雪中に狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

私事ですが、某ハンバーガーのチキンタツタが大好きです。

 

普段は同じ頭文字でもドーナツと提携している方のハンバーガー店にしか

行かないのですが、(そもそもファストフードをそれほど口にしないのですが)

チキンタツタだけは別。

なので期間限定で購入できる間は週一くらいで利用してしまいます。

 

カロリー高そうなのは、かなんのですが好物を我慢はできません(笑)

 

 

さて、今回の更新にチキンタツタは全く関係ない話題です。すみません。

 

通達036で触れました通り、9日か10日発送で

15000系の今年度増備2本目が予定はされていたのですが、

9日になっても私の所に実施の情報が入ってきませんでした。

 

おかしいな?と思っていたのですが、

 

2月9日(木)に吹田機関区所属のEF210 158号機が

何故か2077レの次位無動で広島に向かいました。

 

下松の日立製作所笠戸工場で製造される東京メトロ車両は金曜発送が多く、

このEF210 158号機が甲種輸送の牽引担当ではないか?とピンときました。

 

案の定、158号機が10日に広島から下松へ単機回送されたのを確認。

 

あとはスジを追えば撮影は可能です。

 

関西を通過するのは早朝ゆえ、今回も駅撮りとなりました。

 

 

 

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2017-02-11 第8862列車  京都

 

やはり右側が開いてしまいます。

この日は土曜日でしたが祝日で私は午前が休みだったので、

それならばと追っかけを敢行してみる事にしました。

 

このスジは草津にしばらく停車します。

草津停車では釜の停止位置がプラットフォームからずっと離れた場所の為、

先頭を撮影する事は出来ませんが、後尾だけでもと思って向かいました。

 

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2017-02-11 第8862列車  草津

 

線路には薄らと雪が積もっています。

 

15000系は両端が厳重に養生されている為、尚且つ露光が得られず

なんだかわからない暗い絵面に。

 

草津で列車を追い越し、その先へ向かいます。

 

 

 

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2017-02-11 第8862列車  南彦根

 

滋賀県の湖東地方まで来ると雪がかなり積もっています。

ホームの屋根が無い場所では足首が雪に埋まってしまいますので、

ホーム端ではなく中程から入線を狙う形にしてみました。

 

この時間ではまだ日がさしておらず、青っぽい絵になってしまいました。

 

 

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2017-02-11 同上

 

おまけで後追いを。

着雪しておりますね。

 

画像を見ているだけで寒気がしてきそうです…(笑)

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

 

通達046 「 クモヤ+ユーテックをチョコレートバックで狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。



チョコレートネタが1日遅れになってしまうというのも私らしいズボラ加減でございます。

急なネタを差し挟むと 予定していた更新記事がズレてしまいまして。


早いもので2月ももう半ば。今月は早めに月末処理を進めなければならず気が急いてしまいます。

こんな時こそ事故の元、と自動車の運転にも気を引き締めている

そんな一日でした。

 

 

さて、今回の更新は通達026で取り上げた

在来線技術試験車両、U@TECHの3両に何やら動きがある、

という事で撮影して参りましたレポートでございます。

 

 

 

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2017-02-10 第1881列車  高槻ー摂津富田

 

通達045の撮影をした後すぐに(ダッシュで)反対側の下り列車撮影ポイントへ移動。

 

わずか5分後にやってくる1881レを狙います。

この日は大好きな鯨さんことEF200が充当されておりましたもので、

これを逃すのは痛恨の極み!とばかりに撮影。

 

しかしながら、構図を迷っているうちに列車が来てしまい右がガラ空きに。

高槻のタワーマンション群を構図に入れる意図はなかったのですが…

 

 

 

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2017-02-10 681系3+6連  高槻ー摂津富田

 

少し時間が過ぎて露出が低くなったので設定を弄って練習電。

 

この場所は背景にちょうど明治製菓の工場があり、

近年は巨大な板チョコ状の看板が掲げられています。

 

左端にチラッと写ってますでしょ?

 

 

 

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2017-02-10 配9961M  高槻ー摂津富田

 

クモヤ145 1051 + クモヤ145 1201+U@TECHという珍しい編成の回送です。

 

聞くところによると嵯峨野線山陰本線)での試運転の為に

吹田から向日町へ来たU@TECHですが、走行装置に故障をきたした事で

自走が出来なくなり、向日町に常駐するクモヤ145系2両を伴車として連結、

吹田工場へ回送されたようです。

 

よく見るとU@TECHのシングルアームパンタも上昇しており、後端の尾灯も点灯しておりました。

 

クモヤ145も昔はそっこら中を走っていた印象ですが最近はあまり見かけなくなりました。

 

この車両も国鉄型、いつ居なくなってもおかしくないんですよね。



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!