この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
朝夕は肌寒さを感じたりもするのですが、日中は
日焼けを気にしなければならない様な暑さと
なりました本日の関西。
予報によりますと、今後は日増しに暑さが厳しく
なるとの話でございます。
春めいた日和はあっという間に過ぎ去るのですね…
さて、本日の更新は日中に実施されました
甲種輸送を撮影して参りましたご報告となります。
昨日と本日の2日に分け、6両づつが川重の
兵庫工場から出場いたしましたJR北海道の733系
通勤型電車。
基本番台となる0番台は札幌近郊の普通列車として、
1000番台は函館近郊で北海道新幹線との接続列車に
それぞれ3両編成で運用されております。
今回出場いたしましたのは6両で1本の列車を
構成する3000番台でございまして、2014年から
増備され、札幌と千歳空港を結ぶ快速エアポートに
充当される車両として運用されております。
この733系3000番台、編成の中ほどにバリアフリーと
ユニバーサルデザインを謳った指定席車両
「Uシート」を設け、外観も窓配置と帯色の異なる
車両として、ちょっとしたアクセントに
なっております。
また、3000番台は6両貫通編成なのですが、
編成番号が1本に2編成分振られていまして
前後3両で編成番号が異なります。
第8編成がB-3108とB-3208で構成されている、と
いう具合でございますので、サブタイトルもそれに
倣った表記をさせていただきました。
もしかしたら将来は6両を2編成に分割する運用も
視野に入れての事なのかもしれません。
2018-04-19 8561列車 山崎ー長岡京
月曜日に来阪してから動きの無かったEF510-1が
先頭に立ちました733系の甲種輸送。
6連×2本を一気に運ぶ為、長い編成での運転と
なりました。
爽やかな北海道グリーンの帯をまとう、ピカピカの
ボディをした新製733系達が駆け抜けます。
前から3両目には「U-seat」車両が連結されている
のがお判りになりますでしょうか。
2018-04-19 サハ733-3208 山崎ー長岡京
「U-seat」の車体には客用扉3か所にそれぞれロゴ
ステッカーが貼付されておりました。
また、この車両だけ戸袋窓が設けてあります。
2018-04-19 サハ733-3208 山崎ー長岡京
もう少し引き付けて再度撮影してみます。
サハ車という事で、床下機器も随分すっきりと
しておりました。
向こう側が見渡せます。
2018-04-19 クハ733-3108+クハ733-3209 山崎ー長岡京
第8編成と第9編成の連結面でございます。
後継に721系電車を導入しました。
この車両はステンレス車体ながら前面デザインが
似ておりまして、とても好感の持てるデザインに
感じたものでございました。
所がその後、731系が導入されまして、735系~
733系に続く独自色のデザインへとシフトして
きたのでございます。
頬骨の張ったゴツゴツとした顔を持つ、実に
逞しそうな車両となりました。
私はこの顔を、北海道の特産品になぞらえて
「ジャガイモ顔」と呼んでおります。
2018-04-19 8561列車 山崎ー長岡京(後打ち)
ブルーの養生シート越しでもハッキリと判ります
骨ばったお顔が印象的な733系。
蒼穹の関西を一路、北を目指して行くので
ございます。
2018-04-19 733系と683系の離合 山崎ー長岡京
と、キリ良く終わろうかと思っておりましたら
最後に683系が友情出演でお見送りとなりました。
青函トンネルが降圧すれば、683系も北海道まで
乗り入れる事が出来るのでしょうか?
今となっては懐かしい話ですが、485系が
青函トンネルを走っていた頃をふと、
思い出したのでございました。
それでは、この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!