写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第585列車 「 山陰DC応援企画!追い掛けて奥出雲おろち号を狙う 2018春 島根・鳥取遠征その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

台風の影響でしょう、一日中曇りで晴れ間の少ない

涼しい日となりました本日の関西。

 

夕方には車のエアコンも肌寒く感じる程でございます。

 

お盆休みが近づき、仕事に追われる事となりまして

非鉄となったのですが、東海道本線が酷く遅延した様で

本来なら夜明け前に関西へやって来る貨物なども、陽が

登ってから通過したそうでございます。

 

撮影したかったです…

 

 

さて、今回の更新は奥出雲おろち号の追っかけ記事と

なります。

 

前回、その4にて撮影致しましたのは木次の手前、

普段の運行では走行しない区間でございましたが、今回

からは通常運行時の区間での撮影となります。

 

列車番号も9000番台から8000番台の予定臨へ変わり、

いよいよ奥出雲町へ向け、山を駆け上がります。

 

 

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2018-04-29 8421列車  日登ー下久野

 

木次を出ますと線路周りは徐々に畑が増え、

反対に家々がまばらになっていきます。

 

のんびりとした風景の中を、ゆったりと走る

トロッコ列車を捉える事が出来ました。

 

 

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2018-04-29 8421列車  日登ー下久野

 

連写で撮影しております。

 

先頭の客車には窓が無く、屋根もベンチレーターが

取り払われてスッキリした姿へと改造されて

おりました。

 

集落の家々は、この辺りの特徴となります石州瓦を

載せた赤い屋根が多く、島根県らしさを醸します。

 

 

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2018-04-29 8421列車  日登ー下久野(後打ち)

 

大きなカーブを描きながら山間へ入っていく

列車の後姿でございます。

 

乗客が、じっくりと風景を楽しめる様にでしょう

時速30キロほどのスピードで走る短編成の姿は

とても可愛らしいものでございました。

 

 

この撮影後、車を走らせて次なるポイントへ

向かいます。

 

自転車で登るのは難しいのではないかと思わせる

急角度の坂道を、エンジンを噴かせて駆け上がり

曲がりくねる線路に対して直線に伸びる道を走る

事で、列車を追い抜きます。

 

 

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2018-04-29 8421列車  出雲三成亀嵩

 

このポイントでは、主役はトロッコではございません。

 

かつて梅田貨物駅に常駐されていた高速用有蓋貨車、

ワキ10000形が2両、恐らく倉庫として使われて

いるのでしょう、線路脇に留置されておりました。

 

ワキだけに。

 

 

こうした留置貨車には珍しく、台車を履いた状態で

ございました。

 

ワム80000形などは比較的良く目にする機会も

あるのですが、ワキとなりますと滅多とお目に

掛かれません。

 

遠目でございますが赤錆も無く、綺麗な状態で

現存しておりました。

 

 

 

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2018-04-29 8421列車  出雲三成亀嵩

 

ワキ10000形と申しますと、晩年に東京や名古屋から

運転されましたカートレインのイメージが強く残って

おります。

 

関西始発の元取れーる、じゃないモトとレールに

使用されていたのはマニ50改造の貨車でしたのですが、

カートレインにはこちらのワキ10000形が改造されて

使用されておりました。

 

三日月マークを揚げたカートレイン仕様のワキでは

無く改造前の緑屋根車両がここに留置されて

おりましたので絡めての撮影を、と考えて追いかけて

きたのでございます。

 

ほんまは車両をもっと近くで撮影したかったのですが、

留置場所は私有地だと思われますので、遠目からの

撮影に留めておきます。

 

 

この後は更に奥地へ進み、西日本で唯一となりました

アソコへ向かいます。

 

その模様は、改めて次回その6にて。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!