この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
終わり良ければ総て良し、と申します言葉が
ございますが終わりが駄目なら全てが駄目になる事も
あるのでしょうか。
努力を積み重ね、勝利の栄光を目前にして減量に
失敗したボクサーとか、受験生なんかには
当て嵌まりそうな気も致します…
大切な大一番に失敗を被ったとしても、人生の些細な
エピソードじゃよ、と笑って流せる様な
達人に成れるのでしたら、人生はもっと楽しいのかも
知れませんね。
さて、今回の更新はいきなりネガティブな前説からの
スタートとなりましたが、本日実施されました
甲種輸送の撮影成果をご報告させていただきます。
207系の普電が並走して来たのでございます…
無理やり望遠を飛ばした上、トリミングで
何とか編成が抜けないかと四苦八苦した成果が
今回の表題でございます。
踏切が鳴り、甲種輸送を牽引するPFが見えました。
対向の普電が抜けて被りの心配が消え、安心して
カメラを構えつつ、露出確認の為に先打ちをします。
今朝は3時起床でドライブがてら非電化区間へと
出掛けまして、午後からは新井正、調子と移動して
参りました。
新井正で久しぶりにお会いしたブログ友氏と、
調子で再度合流し、大御所氏も加わっての歓談は
楽しい時間でございました。
曇っていた空が少し陽射しを帯びた程度の
軽い懸念しか持っていなかった無垢な我々に、
複々線が牙を剥くのでございます。
表題の一つ前のコマをトリミング。
なんと驚いた事に、内側線を走ります普電が
甲種を猛追し、並走をおかまし遊ばされました…
引いた構図ではノントリミングでございます。
最早これまで…と本能寺の炎の中で腹に刃を当てる
信長の様な心境でございます。
とは申しましても、この撮影後に帰宅し早めの夕飯を
いただきまして(自分で作ったのですが)お腹がすっかり
満たされますと、思考も前向きになる様でございます。
13000系が207系と並走するという、ある意味
貴重な記録が撮影出来たという事で記事にするのも
面白いかな、と考え方を変えました。
今回の出場で38本の13000系が投入され、残す所
あと6回で13000系の甲種輸送も節目を迎えます。
これまでは毎月2本の落成でございましたが
最近では月イチでの出場になっておりますので
毎回の出場を出来る限り逃さずに、今後とも記録を
していきたいものでございます。
本日も各所での撮影にご一緒致しました皆様、
お世話になりありがとうございます。
この場をお借りいたしまして御礼申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!