この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
京都大学に在籍する代田博士が強化・培養に
乳酸菌飲料として販売した事から始まりました
ヤクルト飲料。
ヨーグルト、という意味のエスペラント語を
もじったのが品名の由来だそうですね。
登録商標ですが余りにもメジャーで、後発の
類似した他メーカー品も一様にヤクルト、とつい
呼んでしまうくらいに浸透しております。
毎日一本、お腹に一本ヤクルト!のフレーズを実践し
子供の頃は朝の日課で飲んでおりまして、それが
楽しみでしたが容量が少なくていつも物足りなく
感じたものでございます。
学生時代には500ml容器の他メーカー品を見つけて
喜んで飲み干した後に、ラベルに小さく表示された
1日65mlを目安に飲んで下さい、の文字に愕然と
した事がございます。
乳酸菌飲料ですから摂り過ぎには
要注意なのでしょう。
因みに上海のスーパーで売られている正規販売の
ヤクルトは容量が100mlと、日本の物より
少し多めになっているのですが何でなのでしょうね。
中国だけズルイ!
さて、今回の更新は舞鶴線におきまして
ヤクルトの如く毎日一本だけ走っております
ネタ的な定期列車を表題にして、日付に合わせた
113系の記事をお届けさせていただきます。
色合いはヤクルトじゃ無くて抹茶なんですけどね。
2+2の4両で運行する列車が一日に1本、平日限定で
撮影する事が出来るのでございます。
この日は丹後くろまつ号の撮影にかこつけまして
生憎の空模様ながらこのネタ列車を狙いました。
先頭には2丁パンタを備えますS4編成が充当され
アクセントの付いたラッキーなカットが狙えました。
引いた構図でもう一度。
雨で露出が得られませんので、SSを1/250くらいで
ズームを引きながら連写しております。
それでも尚、薄暗い仕上がりなのは
仕方がございません。
雨脚が強くてこれ以上露出を上げますと、白っぽい
画面になってしまいますのでやむを得ない判断と
なりました…
平日にしか走らない為、私にとっては貴重な撮影と
なりましたネタですので、文句を並べる前に
感謝でございます。
お次はこれまた2丁パンタのS9編成。
福知山支所に所属します113系で
2丁パンタを備えた編成はS4とS9の2ほんだけ
ですので、期せずして両方を撮影する事となり
これまた運の良い事となりました。
雨樋の残る側面、銀縁の前面窓押さえに黒一色の
足回りと、素敵なスタイルを保つ編成でございます。
こうした特徴から私は30N更新車体の方が
好みになります。
こちらは40N更新でして側面の雨樋が格納され
黒Hゴムの前面窓押さえを装備、スカートは
グレーというスタイルになります。
通勤・通学対応なのでしょう、朝の時間帯は
綾部へ向かう列車より舞鶴へ向かう方が本数は
少なくて、丹後くろまつ号までの貴重な練習電と
なりました。
舞鶴方の先頭は貫通扉の幌が無く、ジャンパ栓に
ホースが着きますいいお顔をしております。
同じS2編成、今度は綾部へ向かいます。
パンタを串ってしまいました。
国鉄近郊型のこのマスクは今で申しますと
225系や521系の様に各地で見られたものだったの
ですが、近年は相次いで置き換えが進み貴重さが
増して参りました。
単色、床下グレーといった姿に変わり、不満が無い
訳では無いのですが、撮影出来る内に記録し続けて
おきたいものでございます。
これで3枚続けてS2編成…
こちらはぐるっと北近畿号撮影の際に仕留めました
宮福線内を走る運用でございます。
この列車も日中に1往復、撮影可能な運用で
ございまして、この日は偶々撮影待機中に
やって来ました。
おかげで今回、陽の目を見る事が出来ました。
今回の締め。
同じく、ぐるっと北近畿号を撮影した後の延長戦で
上川口に布陣した際のオマケ撮影でございます。
大都市圏で長編成を組んだ113系も、今では地方に
移って短編成となり、辛うじて生き延びている
実情でございます。
国鉄近郊型は今後とも機会のある毎に
狙っていきたい被写体だと思っております。
実際はその機会自体が乏しいのですが…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!