写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1052列車 「 紅葉に舞う!289系特急くろのとりを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

パラパラと小雨の降る午後となりました本日。

 

来年スタートとなるNHK大河ドラマに関する

話題で私の周囲は持ち切りでございます。

 

長岡京や亀岡、福知山などの所縁の地は大河の

放映に合わせた観光戦略を練っているそうでして

放映自体が中止になりますと、エラい損失と

なるのでございます。

 

鉄道撮影でもそうですが、定められた法令を

裏切る様な事を仕出かしますと、酷い目に

遭い兼ねませんから気をつけたいものでございます。

 

来年の大河の場合は、主役となる明智光秀自身が

そもそもボスを裏切って酷い目に遭ってしまう訳

なのですが…

 

 

さて、今回の更新は15日から始まりました文字通り

異色の併結運転となります特急を撮影しております

ご報告となります。

 

 

今年の8月下旬でございましたか、記憶が少々

不鮮明なのですが京都の289系が福知山へ回送され

福知山支所にて併結試験を実施しているとの情報を

いただきました。

 

とすれば、行楽シーズンからの増結時期には

京都+福知山の併結運転が実現するに相違ない!と

期待を込めて待っておりました。

 

その様な予測から早や数ヶ月、今回ようやく実現し

ネット上では「くろのとり」なる俗称で呼ばれ

様々な撮影成果がアップされ始めました。

 

くろのとり、の呼称自体は私が復鉄する以前にも

287系の運転で有ったそうでございますが、今回は

289系での初のくろのとりという事となります。

 

そこでこの日は私もフィーバーに参加すべく

網干訓練を撮影したその足で武庫川を鮭の如く

遡上致しまして、紅葉の山をバックに

くろのとりの撮影を敢行致しました。

 

 

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2019-11-17 3014M  三田ー道場

手前3両が特急くろしおに充当されております 

ブルーのラインの289系でございます。

 

そして後ろの4両は普段から特急こうのとり

充てられます赤い帯の289系となっております。

 

つまりはくろしお+こうのとり、という事で

くろのとり、という俗称が付いたのですね。

 

 

実はこういった色調差を主役に据える場合は

望遠で抜く方が強調し易いのでございます。

 

ですがホラ、背景がよい色合いでございましたので

今回は紅葉×くろのとりという事で焦点距離

短めにして狙っております。

 

 

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2019-11-17 287系4連  道場ー三田

まずは後打ちで走り去ります287系を狙い、

露出を決めておりました。

 

現着時はヌル晴れながら陽も射し込んで

いい具合の露出をいただけたな、と感謝して

構図を組んでおりました。

 

 

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2019-11-17 225系ML04編成  三田ー道場

続きまして、くろのとりの露払いとなります

225系の丹波路快速が通過していきます。

 

所が。

 

聖人君子の様な立派な行動しかしていない筈の

私に一体どういう事ですか!?と、お天道様に

文句を言いたくなる仕打ちとなります

雲配給が無情にも実施されてしまいます。

 

え?日頃の行いの結果ですって?

 

 

おおぇ!?と焦って変な声を上げながらカメラの

設定を慌てて変更しておりますと、構図の端には

もう本番のライトが見えて参りました。

 

 

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2019-11-17 289系I03編成+FG401編成  三田ー道場

引いた構図でもう一度。

 

実際には4コマほど撮影しておりましたが

厳選(笑)しております。

 

突然の曇りにも何とか対応し、狙い通りに

青い帯と赤い帯の併結シーンを撮影する事が

叶いました。

 

 

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2019-11-17 くろのとり連結面  三田ー道場

 オマケ。

 

 

この列車、回送先は向日町(操)となっております。

 

従って普段の撮影場所でございます高槻や

長岡京界隈でも撮影自体は可能なのですが…

 

光線状態が今の時期は厳しい為、青と赤のラインが

判別し辛くなるという難点がございます。

 

今回はその辺りを危惧いたしまして、福知山線内で

撮影する事に致しましたが、短焦点でもラインの

違いが判る程度の結果が出せまして満足のいく

撮影となりました。

 

まぁ、辛勝といった所ですけれど…

 

 

何れにしましても、この列車はまだまだしばらく

運転されるそうでございますので今後も撮影機会は

充分に確保されております。

 

もしチャンスがあれば、もう一度くらいは

挑戦してもいいのかも知れませんね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!