この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日から思い出したかの様に寒さが戻って参りまして
トイレの頻度が飛躍的に増加しておりますワタクシ。
これでも化繊の暖かいインナーをしっかりと
着込んでいるのですが、作業場は戸外よりも気温が
低い為、休憩も兼ねて頻繁になっております。
若い頃は3、4時間くらい平気だったのですが、最近は
3、40分が限度と、時間の単位が異なって参りました。
年は取りたくないものでございますね…
さて、今回の更新はそんな寒い一日となりました
本日、山陰本線の京都ー福知山間で架線検測が
実施されましたので、撮影に行っておりますご報告を
させていただきます。
冬の柔らかな斜光線を受けて、京都へ向かう
クモヤ443形を捉える事が出来ました。
検査後の車体の塗り分けがチグハグで
パッチワークと揶揄されます妙な姿を、順光で
撮影する事が出来まして大変満足でございます。
この場所には6人の鉄さんがいらっしゃいまして
普段は閑静な撮影地が見違える様でございます。
本番の30分ほど前に通過します特急。
この日は晴れながらも湧き雲が多く、晴れたと
思えば陰ったりを繰り返しておりました。
列車がやって来た時も雲に陽が遮られ、背景は
陽が射すマンダーラ状態でございます。
本番では晴れて欲しいな、と願いつつ
シャッターを切りました。
本番の前走りとなります普電は、福知山から来た
223系と、園部が始発となります221系が園部から
併結されて6両でやって来ました。
この時には雲も陽を避けてくれまして
いい具合に光線が列車に射してくれます。
このまま本番を迎えておくれ!と
心中で祈る様に待機しておりました。
表題を引いた構図で、はいズドン。
惜しくも?線路わきの箱に
先頭部が掛かってしまい没写真となりました。
賑やかし要員としてUPされております。
いわば表題の引き立て役でございますね。
合コンで申しますと
私の様な存在でございます(泣)
そう考えますとこの失敗作が途端に愛おしく
感じられるから不思議でございます…
バックショットも狙っておりました。
もうすぐそこでございます。
それにしましても、パッチワークと
申しますか、モザイクと申しますか、凄い
塗り分けでございます。
パテで修復した箇所だけ塗装し直したので
ございましょう、事業用車として最低限の
塗装を施された感がパないですね。
オマケ。
キリンだか象だかが来るとか申しますドラマが
放映されておりますが、その主人公が後年治政を
任されました地がここだそうでございます。
興味深いのは、3日天下と呼ばれます光秀の失脚後
この地は江戸幕府の直轄領として松平が統治をして
謀反の目を厳しく監視したそうでございます。
また、地域の結束を弱める為に町を細かく分けた為
小さなこの町には100を超える神社が
今も残っているのだとか。
光秀のその後、にも数多くのロマン溢れるドラマが
有りそうで、映像化するのであればそちらに脚光を
集めた方が面白そうだな、と思いました。
この界隈には積雪は無いのですが、山の向こうに
見えます峰には冠雪しておりました。
こういった景色は暖房の効いた車内から望むに
限りますね。
トイレは済ませてきたのですが、余りの寒さで
撮影地では鼻水が垂れて仕方がございませんでした…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!