写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1159列車 「 甲50 JR西日本 MTT(マルタイ)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

マルタイ、で検索しますと出て参ります結果は

棒ラーメンでお馴染み、福岡の食品メーカーさんで

ございます。

 

保線機械としてマニアが愛好致しますマルタイとは

マルチプルタイタンパー(MTT)の事なのだそうで。

 

このマルタイ、レールの歪みを矯正する為の装置を

搭載した自走式保線機械でして、信号を閉塞して

作業を実施する関係から昼間に本線上へ出てくる

事は有りません。

 

私も自走する姿は未だに

見た事が無いのでございます。

 

 

さて、今回の更新はそんなMTTの甲種輸送

撮影して参りましたご報告となります。

 

MTTは海外のメーカーから輸入する為、大阪の

港から安治川口まで陸送され、安治川口を発駅として

甲種輸送列車が設定されておりました。

 

そんな訳で、闇鉄チャレンジとなりました昨夜は

大阪の方へ出向きまして…

 

 

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2020-03-03 9590列車  西九条

EF210-167に牽引されて梅田貨物線を向日町へ向かう

MTT2両を捉えました。 

 

西九条での撮影前には、この夜ほんまに甲種が

あるのか、確認すべく安治川口へと足を運びました。

 

 

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2020-03-03 9590列車  安治川口

手持ち撮影の為、ISO感度を上げまくっての遠景。

 

それでも尚、暗い絵となりましたのはSSをこれ以上

遅くするとブレが酷くなるからでございました。

 

 

列車は静かに出発線で定刻を待っておりました。

 

 

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2020-03-03 60列車  安治川口

オマケ。

 

安治川口の出発線にはEF66-107が先頭に立つ

定期のカモレも、ライトを消して佇んでおりました。

 

ユニバーサルシティのビル群を背景にスナップを

撮影してみました。

 

 

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2020-03-03 9590列車  西九条

表題から引いた構図でもう一度。

 

列車は定刻に安治川口を発車しまして、西九条で

待つ大勢の鉄さん方に通過を見送られます。 

 

真っ黄色に鮮やかな青いストライプ、足回りの

明るい緑の塗装が派手な印象を与えます。

 

 

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2020-03-03 9590列車  西九条

東京方の制御室がある車体でございます。

 

床下機器も含め、まだ真新しく見えます。 

 

制御室にはヘルメットを被るスタッフの姿が

ありました。

 

 

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2020-03-03 9590列車  西九条

こちらは下関方の車体。 

 

レールの歪みを矯正する為の機器などが

車体の腹に設置されておりまして

厳つい印象を受けます。

 

 

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2020-03-03 9590列車  西九条

バックショット。

 

他の撮影者の肘が構図の右端に入ってしまいました。

 

駅ホームで撮影する以上は致し方が無いのですね。

 

この撮影後、帰宅しましてわずかな仮眠を取り

今朝未明に再びカメラを持って出かけております。

 

 

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2020-03-04 9592列車  高槻

列車は吹貨タで釜を交換し、ムコソまでは

DD51 1193が牽引を担当しております。

 

DD51がマルタイを牽く姿も中々拝めないだろうと

眠い目を擦って撮影に赴いたのですが、無念にも

列車をかっちりと止められずブレてしまいました。

 

更に…

 

 

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2020-03-04 9592列車  高槻

今回の〆。

バックショットを再び狙うもこちらもブレ…

 

 課題の多い撮影となりました。

 

 

今回の甲種輸送、実はこの1月に実施予定と

されていたのですが、その時は急遽設定が

取り消されまして当日は寒い中、2時間近くも

西九条にて待ち呆ける羽目になりました。

 

マルタイも1月から昨夜までの間、安治川口

側線に留置され続け、いつ動くのかと

ヤキモキしておりました。

 

それがこの度、年度をまたいで甲種輸送

実施される事となりまして、待ち望んでおりました

全国1億2千万人の甲種輸送ファンが歓喜しております。

 

 

何故か実施がずれ込み、しかも当初の荷送り先である

西明石から行先もムコソへ変更されるという

謎が残ります今回の甲種輸送

 

真相が明らかになる事は無いのでしょうが、

噂で流れている顛末が事実であれば、また近い内に

動きがあるのかも、と期待が膨らみます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!