この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
新陳代謝と申しますと、人が生活する上で
欠かせない体の働きを指します。
また、比喩表現で世代交代などを意味する
所でもございます。
費用的な問題などを理由に新陳代謝が
停滞しますと、組織なども硬直を起こし
正常な活動に支障を来す場合があります。
鉄道車両でも、いつまでも古い車両を
使用する事で維持費が嵩んだり故障が
頻発したりしますので、適正な時期に
新たな車両へ交換するのが良いのですが。
さて、今回の更新は本日撮影致しました
甲種輸送につきましてのご報告となります。
僚機となりますEF65 2066が牽引して
関西を離れる姿をお見送り致しました。
行われ、国鉄時代から活躍してきたハコ釜も
淘汰の時期に差し掛かったのでしょうか。
今の所は326~328の3両が新鶴見に
新製配置されておりますが、EF65の方に
離脱車は見られない様でございます。
甲種輸送撮影の前座的な列車として
長編成のコンテナを牽くEF210-323の
貨物列車を捉えておりました。
とうとうこの時期は、裏調子でも
太陽の向きが悪くなりまして長い編成ですと
こんな具合の逆光構図になってしまいます。
本来はこの時期の撮り場としてムコソ裏が
最適なのですが、そちらは現在工事用の柵が
張り巡らされており撮影不可となります。
こればかりはどうしようも無いですね…
本番となりました、ファーストショットは
ススキに見送られます列車を望遠で
切り取ってみました。
あともうちょっと我慢すれば、押桃が
架線柱から抜け出せたのに…と撮影後に
少々後悔する事になりました。
この辺りは未だに上達の域に達せず
自身の未熟さを痛感いたします。
まだまだ精進あるのみでございますね。
オマケ。
関西は北陸方面の日本海縦貫線への
玄関口でもありますので、EF510が牽く
貨物列車も撮影する事が出来ます。
こちらは甲種輸送の後を追う様にして
やって来ました貨物列車でして
居残って釜中心の構図で撮影し
オマケとしてみました。
5070レの様な編成写真でしたら
ド逆光になる為、敢えてサイドから釜を
真ん中にした構図で狙っております。
偶にはこんなオマケもアリかな?と。
原色釜が登板でございました。
拙ブログ立ち上げ当初の2017年冬の
時期は原色のPFと申しますと2139番しか
居らず来阪となると例え2h遅延でも
寒風の中を耐えて狙ったものでした。
今では逆に更新釜が中々出会えない存在で
5087レに登板するとお!と思ってしまう
自分に呆れてしまいます。
更新だろうと原色だろうと、存在自体が
貴重な釜となりつつありますEF65。
選り好みせずにレンズを向けねば、と
自身に言い聞かせるのでございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!