この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日、一昨日と日中は上着が不要な程の
暖かさとなっておりましたが、今日は
やけに風が強く終日に渡り冷っとする
気温となりました。
尤も本日は関西に居なかったのですが。
どこへ出掛けたのか、ですか?
それはまた後日のお楽しみに
させていただきこうかと思います。
はい、イケズなんですよワタクシ(笑)。
さて、今回の更新は21日に撮影して
おりました、中京地区を走る臨海鉄道に
つきましてご報告をさせていただきます。
中京地区では、名古屋臨海鉄道と
衣浦臨海鉄道が走っておりましてそれぞれ
非電化の専用線をDLが牽引致します。
以前にどちらも拙ブログにてご紹介は
させていただいておりますが、この日も
また足を運んでおりました。
先ずは青い釜が特徴となります
名古屋臨海鉄道の方を撮影して参ります。
褪色が目立つND552 10に牽引されます
青コンテナと液化酸化エチレンのタンコが
積載される早朝の貨物列車を仕留めます。
薄らと青い空の下、青釜が青いコンテナや
青枠のタンコを連ねて走る青い写真。
撮影者の腕前だって未だに青いのですが。
あ、腹は黒いと定評があります。
先頭に立つND552につきましては以前にも
ご説明させていただきましたが、国鉄の
DD13形を原型とする車両でございます。
DD13は民営化時に各社へは継承されず
姿を消してしまいました。
国鉄DD13と同じ型で今も現役なのは
全国的に見ましても各地の臨海鉄道線に
残るだけの古い存在でございます。
そんな古兵ともいうべき車両を、日常的に
撮影出来るのが名古屋臨海鉄道の
素敵な所でございます。
この日は盟友ブログ友氏と静岡へ向かう
途中に立ち寄りまして、中京地区でも少し
鉄活を楽しむ事に致しました。
撮影地へ到着するのが少し早く、時間が
余りましたので先に名古屋臨海鉄道の
機関区があります東港駅へ様子を見に
行ってみました。
広大なヤードには一切の架線が無い、古き
時代の貨物駅そのままな姿が残る東港駅。
画面右手前が機関区になっておりまして
ND552 9をはじめND60形などがその身を
静かに休めております。
写真には写っておりませんが、左側には
タキ43000形や赤ホキが大量に留置されて
活況を感じさせてくれました。
表題の一つ前のコマでございます。
まだまだ影落ちが厳しい所でございます。
早朝の澄んだ空気から滲み出た様に、
青い釜が遠くから姿を現し、ゆっくりと
目の前を通過して行きました。
昭和の時代から変わらない、非電化単線の
専用線を走る貨物列車の姿を堪能しまして
次なるポイントへ向かいます。
次は車で小一時間ほど離れた場所での
撮影を衣浦臨海鉄道で行いますので
ササッと片付けて移動となりました。
が、車の流れも良くて予想以上に早く
着きそうでした事から盟友氏より寄り道を
ご提案いただきました。
青い列車とくれば次は赤い列車でしょ、と
単線ローカルな三河線を走ります
4両の6000系を捉えました。
データイムは2連の運行なのでしょう、
この時は2連+2連でございました。
続いて対向の列車も仕留めます。
こちらは4両貫通編成でございました。
青い空に映えます赤い車体はTHE名鉄、と
思わず定冠詞を付けたくなる様な姿でして
良い時間潰しとなりました。
ご案内いただきました盟友氏には
感謝でございます。
撮影後、いい頃合いという事で
衣浦の方へ向かいまして。
今回の〆。
DE10と同型、同塗装の釜が重連で
運用されますこの列車も、日常的な光景で
いわば、いつでも撮影可能でございます。
だからこそ、撮れる時に撮影しておかねば
いざ無くなるよ、と言われた時に慌てず
騒がずにいられるのかな、と思います。
絶好の光線で麗しい被写体を仕留める事が
出来まして、好スタートを切りました。
この後は次なる目的へ向け、車を静岡へ
走らせる事となります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!