この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今夜はお通夜へ参列しておりました。
しめやかなセレモニーでございまして
身も心も引き締まります。
お経をあげる坊さん、これがまた
朗々としたええ声でございまして
その上リズミカルで抑揚も具合よい
中々の吟じ方と申せましょう。
読経をその様に評すのは些か違う様な
気も致しますが、故人を偲びながらも
つい聞き惚れてしまう手腕に意識が
向いてしまいました。
ああした技量というものは、やはり
場数の積み上げに他なりません。
セレモニーに参列しながらそんな事を
感じておりました。
今夜の更新もまたそんな経験値の高い
古株をフィーチャーしております。
さて、今回の更新は先月下旬に
南福井から岡山へ戻るDE10のムドが
付いた配給を撮影しておりました
ご報告となります。
この日から遡る事10日程前に岡山から
南福井へDE10が送り込まれました。
その釜と交替する形で、それまで
彼の地で入換えに活躍しておりました
原色デイトがこの日、福井を発つと
いう事で狙っております。
EF510-20に手を引かれる形で吹田を
目指す原色釜、DE10 3508を
捉える事が出来ました。
大変良いお天気、良い光線の中を
駆け抜けます赤い2両でございます。
この日から遡ります2週間前には
同じく赤い2両の釜を撮影して
おりましたので、併せて掲載を
させていただきます。
この日は芳しく無いお天気の中を
DD200-4の無動力回送を空コキと共に
EF510-7が牽引しておりました。
釜のオデコから架線柱が生えてしまう
没カットでございますが、あまり
こだわらずに載せてみました。
同じ列車を手前の切り位置で撮影した
こちらのコマの方がまだ見映えが良い
かも知れません。
え、五十歩百歩でしたか!?
DE10と違い最近製造された年若い
ザリガニとゴトーの組み合わせは
今後も幾度となく目にする事になると
思われます。
目の前を走り去るデイトの腹に
思わずカメラを向けましたスナップ。
DE15から改造されてDE10へ編入した
3500番台、今後はどれだけ活躍が
出来るのでしょうか。
オマケ。
木立の隙間からチラリと見えます
デイトのお顔を、すかさずゲット。
木々が無ければ編成が収まるカットと
なるのですが、この場所では難しい
後打ちでございます。
一線スルー化の始まりました南福井、
今後も継続した工事により全線が
スルー化されるまで、デイトの配給は
今少し続く様でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!