この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
関門海峡と申しますと、橋を渡ったり
トンネルを潜ったり出来る短い海峡で
下関から九州までがすぐそこ、という
印象を与えてくれます。
このGWに渡りましたのも
よい思い出でございます。
そんな関門海峡には、ご存知の通り
鉄道も通っておりまして、かつては
塩害を防ぐ為にステンレス車体を持つ
機関車が製造されたり致しました。
そんな歴史を受け継ぎます
新たな車両が本日、お目見えして
おります。
さて、今回の更新は川車から本日
落成しておりますEF510-301について
ご報告させていただきます。
10月にJRFからのアナウンスでがあり
話題となりました九州向けのEF510。
交流回生ブレーキを装備し300番台と
して製造が進められまして、予定通り
本日川車を出場する事となりました。
普段であれば平日のお休みなど
望めないワタクシですが、どうしても
参戦したかったので腹痛という事で
お仕事を休んでしまいました。
休んでも問題が無い様に、事前の
調整は終えておりましたから大丈夫。
大御所ブロガー氏をお誘いしまして
撮影に向かいました。
今回の主役、EF510-301をメインと
しました後打ちを巻頭に据えます。
このカットが本命では無いのですが
判りやすい見映え、という事で。
時間を少し遡りまして、まずは
この日の朝から話を進めて参ります。
ファーストショットは川車からの
出場シーンを「いつものビル」から
狙ってみました。
牽引はDE10 1561が担いましたので
連結器の銀と後ろの釜の車体色が合う
素敵な組み合わせとなりました。
レンズを引いて本命カットを撮影。
EF510-301のピカピカな屋根が眩しい
キメの一枚となりました。
この後は振り向いてケツも狙いますが
その前に、甲種と申しますとコレ。
窓に貼られました特検票を仕留める為
望遠を伸ばしてパチリ。
この票一枚が有る事で、この列車が
甲種輸送されているという事が判る
有り難い票なのでございます。
が、このカットを撮影していて
出遅れてしまい、後打ちは
こんな具合に…
タイミングを逸してしまい
残念なカットとなりました…
今回の巻頭コマはそんな失敗の
克服を兼ねておりました。
この撮影後、大御所氏とお友達氏も
ご一緒にランチをいただきまして
お友達氏と別れ、最後の戦いへと
向かいました。
山陽路を九州へ向けて西進します
捉える事が出来ました。
数日前の予報では雨と出ておりました
この日の午後でしたが、何とか雨は
持ち堪えまして曇天で済みました。
後ろの銀釜は陽光に照らされて
輝く事こそありませんでしたが
フラットな光線具合で仕留める事が
出来たのも嬉しい所でございます。
連写しましての2枚目、いえ3枚目。
このコマと上のコマの間に一枚
あるのですが、そちらはSNSへ
掲載する為に省きました。
背景の「珍」が今回の甲種を物語る
よい文字として気に入っております。
オマケ。
巻頭コマから引いてもう一度。
枯れ草に阻まれる構図なのですが
実は左端に対向の列車が見切れて
おります。
甲種輸送の列車があと10秒ほど
遅延すれば、残念裏被り案件となり
失意に暮れてしまう所でございます。
ギリギリ回避する事が出来まして
安堵と共に帰宅するのでした。
ちなみに、大御所ブロガー氏を
お送りしましてその帰り。
カミさんにはお仕事に行っていると
偽っておりますので適当に時間を潰し
さも、仕事終わりを装って帰宅する
面倒なミッションが残っております。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!