写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2079列車 「 甲82 東京メトロ18000系(18110f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

雨。

 

昼日中でもグンと露出が下がりまして

撮影には不適切なお天気と申せます。

 

それが、夜明け直後の陽が乏しい時間

ならば尚更となりましょう。

 

情景撮影であれば、逆手に取っての

絵作りも出来るのですが、ワタクシが

撮影するのは編成の記録ですから

大変難儀な事でございます。

 

 

さて、今回の更新は9日早朝に撮影へ

向いました、甲種輸送につきましての

ご報告でございます。

 

日の出が5時半を回ります現在、沿線で

狙うとなりますと京都よりも東へ行く

のがセオリーとなります。

 

ですがこの日は雨。

 

例え京都から少し東へ行った所で

大した違いなぞ無いのではないかと

面倒臭さもあってつい、東山へと

布陣してしまいました。

 

 

2022-09-09 8862列車

EF210-147が牽く東京メトロ18000系

甲種輸送を捉えました。

 

京都タワーも雨の中、頭を赤く光らせ

見送っておりました。

 

 

雨がシトシトと降り続く中、足りぬ

露出をSSで工面しての撮影でしたが

明るさは兎も角、全体がモノトーンに

感じられる出来映えでございます。

 

ブルーモーメント、と申しましょう

青い世界を青い釜が青っぽい帯の

車両を率いますから、何とも色出しが

厳しい結果となりました。

 

 

2022-09-09 281系6両

現着時は露出もそうですが、気温が

低くてレンズが曇ってしまい練習電も

惨敗してしまいました。

 

持参した布巾で曇りを拭いつつ本番に

備えております。

 

ようやく陽も昇り始め、周囲が朝の

光景となりますその時。

 

京都駅を通過する列車のライトが見え

撮影スタンバイ、となりました。

 

 

2022-09-09 8862列車

巨大な駅ビルを背にして鴨川を渡る

甲種輸送列車を、先ずは遠目から狙い

挨拶ショットと致しました。

 

レールを照らしつつ桃太郎が進む姿を

ファインダーで捉えます。

 

ここからレンズを引きまして、構図を

組み直し本番撮影となります。

 

2022-09-09 8862列車

巻頭コマよりチョイ先に切ったのが

こちらのコマとなります。

 

編成のケツがカツカツ具合な点と

ランドマークたる京都タワーが頭まで

見えていない為に、次点落ちとして

掲載致しました。

 

残念賞でございます。

 

2022-09-09 8862列車

今回の〆。

 

最後は振り返ってのケツ打ちで編成の

アイデンティティである18110という

数字を狙いました。

 

下松からの甲種輸送でお馴染みの青い

養生も相まって、ブルーモーメントな

情景に溶け込みました甲種輸送

 

18000系の今年度増備はこれが最後と

なるそうなのですが、8862レで走る

甲種輸送はまだまだ続きます。

 

次の列車が走る時には果たして、沿線

撮影が可能か否か。

 

このスジの難儀な点でございますね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!