写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2420列車 「 キハ120-14の網干入場配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も幾つかの鉄道関連ニュースが、関西の

鉄さん達をざわつかせております。

 

一つは銚子電鉄への南海からの車両譲渡。

 

大井川へ行った6000系とは異なり、こちらは

普通鋼製の車両でございます。

 

海の傍なのですがステンレス車体じゃなくても

良かったのでしょうか。

 

多分今なら6000系も譲渡対象になる様な気が

するのですがねぇ。

 

 

もう一点の話題が、8年後の2031年開通を

目指して阪急電鉄が新線を建設するというもの

でございます。

 

新大阪から十三を経由して大阪梅田に開通する

地下新線へ乗り入れ、更に南海と協調し関空

の列車を運行する、との内容でございます。

 

ご存知の通り南海は狭軌、阪急は標準軌を採用

しておりますが、阪急の新大阪新線は狭軌での

敷設を実施する事で新大阪、十三から関空

直接のルートを構築したい模様でございます。

 

気になるのは車両について。

 

阪急の発表によりますと、新製される車両は

南海に準拠し、メンテ関連も南海へ委託すると

ありました。

 

標準軌な阪急には狭軌の車両は入線不可ですし

南海へ保守などを委託するのも当然の事かと

愚行致します。

 

という事は、近車製の南海8300系をベースに

阪急の車両が誕生する事になるのかも知れず

関西鉄道マニア界隈は俄然盛り上がりを見せて

おります。

 

どうせならJRに委託すれば正雀の隣に位置する

吹田工場にも阪急車が乗り入れる愉快な状況が

生まれるのですが。

 

しかも、225系5100番台準拠なマルーン車両が

阪和線を駆け抜ける、という大変興味深い

事象が見られる所となりますね…それはただの

妄想に終わりそうでございますけれど。

 

せめて、南海乗り入れの阪急車両が現行の阪急

車両と同様に、車体をマルーンで覆う姿での

落成であります様にと願う夜でございます。

 

ステンレス車体にマルーン帯、なんてお手軽な

外観だと撮影意欲ガタ落ちですからねぇ。

 

 

さて、今回の更新はステンレス車体に紫帯な

亀山のキハ120が、網干入場の為に東海道

下る場面を狙いましたご報告でございます。

 

こちらは気動車を釜が牽くので、撮影意欲が

減退する事はありません。

 

この日は生憎の雨模様。

 

畑や田んぼにとっては恵みの雨となりましょう

お天気なのでございますが、我ら撮り鉄には

露出が取れない悪天候と申せます。

 

それでも日中に凸を狙う数少ない機会。

 

そんな訳で、どう撮影するかと思案しながら

界隈を彷徨きました結果、こんな風に

狙ってみたのでございます。

 

 

2023-07-05 配9735列車

DD51 1109が牽引する亀山のキハ120を捉えた

コマでございます。

 

あまりシルキーな空を構図へ入れない様にと

思案しましたショバでの成果でございます。

 

但しこちらは決めコマという訳ではなく

次点落ちなオヤツコマとなっております。

 

決めのコマはもうちょい手前の切り位置で撮影

しておりましたので、そちらは後ほどご紹介を

させていただきます。

 

 

2023-07-05 配9735列車

ショバは左に雑木が茂っておりまして、列車を

遠目から狙う挨拶ショットはここでは叶わず。

 

従いましてファーストコマでは望遠気味にした

構図で編成を狙ってみました。

 

が、キハ120の車端に雑木の枝葉が掛かるわ

凸の足元にピンが刺さるわ、と難点の多い出来

となる構図でございます。

 

ですから、こちらも決めコマとは参りません。

 

 

2023-07-05 配9735列車

今回の〆。

 

こちらがこの列車を仕留める決めコマ…として

撮影致しましたカットとなるのですが。

 

季節柄でしょうね。

 

釜の頭にファサッと被さる枝葉の存在が

諸手を挙げて決まったーー!と快哉するのを

憚らせてしまいます。

 

いやいや、まさか垂れ下がる枝葉が釜に被さる

なんて想像の埒外でございますよ。

 

一方でこれはこれで面白い絵になったのでは?

という気もしまして、結局はこちらを決めコマ

として据えさせていただきました。

 

 

2023-07-05 配9735列車

オマケ。

 

走り去る列車のケツも拝まねば!と

謎の使命感を剥き出しにして狙いましたのが

こちらのカットでございます。

 

駅構内っぽく林立します架線柱や信号機が

ワタクシと列車の狭間にザクザクと立ち塞がり

真っ当なケツ打ち撮影を邪魔しております。

 

ショバをご存知ならばお判りいただけるかとも

思いますが、この立ち位置でスッキリとした

ケツ打ちは大変贅沢な望みでございます。

 

ですから、オマケとしてこのコマを活用して

記事をまとめに掛かろう、そんな魂胆で

掲載したのでございます。

 

何だか今回の更新はグズグズとした言い訳の

多い文章でございますが、それはきっとアレ。

 

撮影した日の空模様がグズグズしていたから

なのでございますよ。

 

チーーン…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!