写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2553列車 「 ロンチキ!二段積載の奈良転回工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

闇鉄。

 

別にワタクシは闇鉄が好きな訳でも、闇鉄に

こだわっている訳でも無く、単に撮影機会や

手段が闇鉄しかなくてやみを得ず夜に撮影を

しているだけなのでございます。

 

貧機材ゆえ、可能であれば昼間に撮影する方が

ISO感度も抑えられた綺麗な絵作りが出来ると

思うのでございます。

 

しかしながら被写体が夜しか走らないとか

ワタクシの都合が付かず夜しか撮る機会がない

など様々な理由で闇鉄せざるを得ない訳でして

結果的に闇鉄万歳な記事が出来上がる事に。

 

腕前の方は相変わらず、お恥ずかしい限りな

出来映えばかりなのですが…それでも撮らずに

居られない性分ゆえ、夜の駅に立つ事と

なります。

 

そう、今宵も。

 

 

さて、今回の更新は今年6月の金沢工臨以来と

なります二段積載のロンチキを狙いました

ご報告でございます。

 

この日は夜間に奈良で転回するロンチキがある

と教えていただきました。

 

更に編成が通常より短い8両、レールが二段に

積載されているとの事でしたので、お仕事が

片付いた後に駅へと向かいました。

 

 

2023-10-20 工8297列車

正面の釜番プレートが白い壁に反射し、番号が

読みにくいのですがDD51 1193牽引によります

二段積載のロンチキを捉えました。

 

ロンチキそれ自体は拙ブログでもちょくちょく

取り上げておりますが、積載が二段となると

中々その機会が少なく貴重でございます。

 

ですが、やはり二段積みにより長いレールが

スラッと後方まで伸びているのが確認出来ると

迫力が増しております。

 

 

2023-10-20 工8297列車

駅の待避線へ進入する場面を、ご挨拶がてらに

遠目から一コマ狙っておりました。

 

釜のハイビームは焦点距離を望遠に

すればする程眩しさが増し…イ〜ヒッヒッ。

 

と、ねるねるねるねみたいな気分になります

厳しい光芒でございます。

 

闇鉄ではハイビームの処理が難題でして、毎回

構図をどないしようかと脳が震えるの、デス。

 

この夜は引きつけた広角構図だと、折角の積載

が小さく写る事になりますから標準域辺りでの

撮影を心掛けて挑む事に致しました。

 

 

2023-10-20 工8297列車

今回の〆。

 

決めコマでございます、引きつけた構図での

一コマは辛うじて釜番も確認可能となります

出来映えでございました。

 

今回の場合は積載重視の撮影でございますから

これで良いかと思うのですが、釜を重視する

ケースでしたら迷わず広角構図を選びます。

 

ハイビームは前方へライトが向きますから

サイド寄りに面を持って来る構図だと光芒を

躱わす事が可能となるからでございます。

 

 

2023-10-20 工8297列車

オマケ。

 

エプロンがケツに来る編成でしたので後追いで

一コマ撮影し、ワタクシ夜の仕業を終了。

 

これにて撤収となりました。

 

 

重連ロンチキの場合だと

撮影する方も十重二十重に集まりますが、この

夜は皆様あまり興味が無かったのか居合わせた

撮影者は僅か数人でございました。

 

個人的には重連ロンチキよりも機会が少ないと

感じます二段積載、更には常より短い編成での

施行という事で覚悟をしていただけに、些か

拍子抜け致しました。

 

が、その分のんびりと撮影する事が出来まして

有り難い事でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!