この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
闇鉄。
別にワタクシは闇鉄が好きな訳でも、闇鉄に
こだわっている訳でも無く、単に撮影機会や
手段が闇鉄しかなくてやみを得ず夜に撮影を
しているだけなのでございます。
貧機材ゆえ、可能であれば昼間に撮影する方が
ISO感度も抑えられた綺麗な絵作りが出来ると
思うのでございます。
しかしながら被写体が夜しか走らないとか
ワタクシの都合が付かず夜しか撮る機会がない
など様々な理由で闇鉄せざるを得ない訳でして
結果的に闇鉄万歳な記事が出来上がる事に。
腕前の方は相変わらず、お恥ずかしい限りな
出来映えばかりなのですが…それでも撮らずに
居られない性分ゆえ、夜の駅に立つ事と
なります。
そう、今宵も。
さて、今回の更新は今年6月の金沢工臨以来と
なります二段積載のロンチキを狙いました
ご報告でございます。
この日は夜間に奈良で転回するロンチキがある
と教えていただきました。
更に編成が通常より短い8両、レールが二段に
積載されているとの事でしたので、お仕事が
片付いた後に駅へと向かいました。
正面の釜番プレートが白い壁に反射し、番号が
読みにくいのですがDD51 1193牽引によります
二段積載のロンチキを捉えました。
ロンチキそれ自体は拙ブログでもちょくちょく
取り上げておりますが、積載が二段となると
中々その機会が少なく貴重でございます。
ですが、やはり二段積みにより長いレールが
スラッと後方まで伸びているのが確認出来ると
迫力が増しております。
駅の待避線へ進入する場面を、ご挨拶がてらに
遠目から一コマ狙っておりました。
釜のハイビームは焦点距離を望遠に
すればする程眩しさが増し…イ〜ヒッヒッ。
と、ねるねるねるねみたいな気分になります
厳しい光芒でございます。
闇鉄ではハイビームの処理が難題でして、毎回
構図をどないしようかと脳が震えるの、デス。
この夜は引きつけた広角構図だと、折角の積載
が小さく写る事になりますから標準域辺りでの
撮影を心掛けて挑む事に致しました。
今回の〆。
決めコマでございます、引きつけた構図での
一コマは辛うじて釜番も確認可能となります
出来映えでございました。
今回の場合は積載重視の撮影でございますから
これで良いかと思うのですが、釜を重視する
ケースでしたら迷わず広角構図を選びます。
ハイビームは前方へライトが向きますから
サイド寄りに面を持って来る構図だと光芒を
躱わす事が可能となるからでございます。
オマケ。
エプロンがケツに来る編成でしたので後追いで
一コマ撮影し、ワタクシ夜の仕業を終了。
これにて撤収となりました。
重連ロンチキの場合だと
撮影する方も十重二十重に集まりますが、この
夜は皆様あまり興味が無かったのか居合わせた
撮影者は僅か数人でございました。
個人的には重連ロンチキよりも機会が少ないと
感じます二段積載、更には常より短い編成での
施行という事で覚悟をしていただけに、些か
拍子抜け致しました。
が、その分のんびりと撮影する事が出来まして
有り難い事でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!