写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2574列車 「 朝焼け前に特急しまんとを狙う 2024・1月 讃岐とちょこっと伊予遠征その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は雨模様となりました関西。

 

夏でさえ雨に濡れそぼるのはストレスですが

冬場の雨は身体に冷たく、夏以上に気が削がれ

沿線に立つ意欲が減退してしまいます。

 

それでも日中の小ネタにだけは何とか参戦。

 

夕方の方はお仕事的に厳しく諦めましたが

チョイ鉄活が出来た事で少しばかりストレスの

解消に寄与する事となり、空の具合に反して

機嫌は上向きとなりました。

 

明日はもっと上向きになれたらええなぁ…

 

と綴ると明日は何かネタがあるのけ?と勘繰る

方もいらっしゃるかも知れませんが、明日は

ワタクシ日本海側に出張で日常ネタを仕込む

予定でございます。

 

日常鉄もまた楽しいもので最近は撮影の比率が

上がりつつあります。

 

今回からしばらくは、そんな日常を記録した

ご報告が続く事となりましょう。

 

 

さて、今回の更新は先週14日に讃岐と少しだけ

伊予にも足を伸ばした遠征につきましての

ご報告、その第一弾でございます。

 

この日はめっっちゃええお天気になる!という

予報でございましたので急遽、前夜に遠征を

決断しR2号、つまりは下道をヒタ走りまして

関西から岡山入り致しましたのが午前4時。

 

児島まで下道を走り、瀬戸大橋だけはやむ無く

課金して坂出北ICから再び下道という、節約に

心身を費やした行程で四国上陸を果たします。

 

下道行は毎度の話なんですけどね。

 

 

2024-01-14 2700系特急しまんと

多度津からは予讃線と別れて高知を目指します

特急しまんと、僅か2両という身軽な編成で

軽やかにLED式のHMを掲出し日の出へ向けて

走り去ります。

 

関西よりも更に太陽の出勤時刻が遅い四国。

 

雲一つ無い素晴らしい晴れ空が広がりますが

6時半頃でも、まだ空は大して焼けてもおらず

もう少しの時間が必要でございました。

 

そんなシチュエーションで土讃線に布陣しての

撮影が今回のお話でございます。

 

内容も無く、短いので申し訳ありませんが。

 

 

   2024-01-14    与島パーキングエリア

 

児島ICから課金道路へ進入致しましたワタクシ

一路、瀬戸大橋を香川県へ向け走りますが途中

下腹部に強い尿意が釜首をもたげてきた為に

お手洗いを求めて与島PAへ降りました。

 

瀬戸大橋は備讃海峡にある島々に橋脚を築いて

橋を掛けておりまして、途中の島にはPAがあり

車の中をアンモニア臭が満たす事は避けられた

のでございます。

 

助かりましたわ…

 

ここで膀胱に巣食う温かで小汚い水を排出して

チョイと休憩。

 

徹夜運転の眠気醒ましにコーシーを啜りつつ

一服し、再び走り出す事と致します。

 

おっと、その前に飲み終えたコーシー缶を

ゴミ箱へ捨てに行かねば。

 

 

  2024-01-14       与島PAのゴミ箱

 

ゴミ箱に缶を捨てました際に、ふと目に付いた

張り紙にはイノシシの出没に注意を促す旨が

書かれておりました。

 

最初はふーん、と思ったものの、山深い場所の

PAならまだしもここは瀬戸大橋のど真ん中。

 

海深いPAなのでございます。

 

その名の通り与島と申します島にあるPA

 

四方を海に囲まれた場所にイノシシが出るの?

え、もしかしてイノシシも課金して瀬戸大橋を

渡って来るのかしら??

 

と、ETCカードをケツに挿入し橋の路側帯を

闊歩するイノシシの姿を幻視しつつ、坂出へと

向かいました。

 

ケツ、痛そう…

 

っていうか自分で挿入出来ませんよね?

四つ脚ですから。

 

猿とか蟹とかに手伝ってもらうのでしょうか。

 

 

 2024-01-14    釜あげうどん岡じま 店舗外観

 

坂出北ICから下道で20分ほど走りまして着いた

ショバ…では無くお店でございます。

 

流石はうどん県を自称するだけはある香川。

 

夜明け前の午前6時から営業するうどん屋

至る所にある様でございまして、撮影に先立ち

ワタクシも腹拵えをする為に立ち寄りました。

 

それにしましても、朝6時開店って凄いなぁ。

 

 

  2024-01-14       明太釜たま と 鶏てん

 

上記メニューをオーダー致しましてセルフで

トッピングの大根おろし、ネギ、天かすを入れ

席に着きます。

 

釜揚げうどんは大、中、小の3種から選ぶ事と

なりましてオーダー前には大を頼もうと思案し

カウンターへ向かいました。

 

が、担当の店員が可愛らしいお姉さんで思わず

その女性に欲情し、口づけを求めてチューと

口走ってしまった結果、出されたうどんは中と

なったのでございます。

 

チューから始まる恋があっても良いのでは?

え、但しイケメンに限る!?

 

自他共に認めます3枚目もええとこなブタ腹の

ワタクシには一生ご縁が無い話ですよね…

 

 

食べ始めますとこれ、意外にも量が多くマジで

中なん?大ちゃうん?と訝しむ程の分量。

 

只管にチューチューモグモグと掻き込みます。

 

また、ワラジの様な鶏天も食べ応えがあって

この日はチュー食が午後2時を回りましたが

その時間まで丸っきり腹が減らない位には満腹

な朝食となりました。

 

朝6時から少しも腹が減らないうどんって

コスパ最強なのでは無いかと、後から感嘆した

次第でございます。

 

この量を何杯も食べるなど、胃があまり大きく

ないワタクシにはちと難しい話でございます。

 

某神奈川のブログ友みたいなうどん屋の梯子

とか、まず出来そうにはありません…

 

と、そんな訳でお腹を満たしました後は

まだ暗い時間ですが土讃線へと向かいます。

 

本題は高松から松山方面へ向かいます予讃線

方なのですが、気動車だって折角なら撮影して

おきたいと考えまして初手は土讃線に繰り出し

ました。

 

 

2024-01-14 2700系特急しまんと

高松から高知へ向かう特急の一番列車はご覧の

様に真っ暗な中を通過して行きました。

 

気動車目当てに土讃線のショバへ来たものの

やはりまだまだ撮影には厳しい露出具合でして

無理矢理撮影してみたのでございます。

 

こちらは巻頭コマの列車を頭から狙いましての

コマでございます。

 

巻頭コマは空の紅と青を出す為にチョイ編集を

致しましたが、こちらは見たまんまの暗さを

意識致しました。

 

窓から室内を見渡しますと、2両目には乗客も

窺えます。

 

殆ど貸切みたいですね。

 

この列車を見送って暫くしますと、今度は対向

から高松行きの特急がやって来ます。

 

今回はそちらが本命。

 

凛として冷えた空気が満ちるショバに、遠く

踏切が鳴り出した音が響いて参ります。

 

更に少し経つと、レールを刻むジョイント音

エンジンの唸る声が聞こえだし、カメラを構え

本番となりました。

 

 

2024-01-14 2700系特急しまんと

今回の〆。

 

空の緋みが増し始めた頃合いに、琴平方面から

やはり2両の上りの特急がやって来ました。

 

朝焼け時間はほんの僅かな間しかありません。

 

この日は朝焼けだと些か早いタイミングでの

通過となってしまいましたが、ふと撮影した

画像を確認致しますと列車の直上に何やら線が

写っておりました。

 

流し撮りなので点が線になってしまいましたが

これ、明けの明星でございます。

 

ウルトラセブンの最終回、身体がズタボロに

なったセブンが地球を離れる際の空が丁度

こんな感じかなぁ、と思いながら空を眺めます

ワタクシでございました。

 

因みにこの後に来る列車だと、かなり露出も

上がって空は真っ白けとなってしまいます。

 

朝夕の際どいタイミングでの撮影は中々機会も

なく、かつ難しいもんでございますね…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!