この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
車番プレートを1065にして懐かしき試験塗装を
纏った姿のチラ見画像がありました。
大宮で塗り直されたのでしょうその姿には
ワタクシ若き日に追いかけた青春の思い出が
甦って参ります。
生で見たい!でも撮影会参加は何か負けな気が
する…そんな訳で是非とも吹田機関区へ貸出し
5085レのムドに付けて欲しいと願う今日
この頃でございます。
ついでに適当な釜を1059号機の色にしてペアで
来阪して貰えれば完璧なのですが…
妄想だけは若かりし頃から相変わらず逞しい
ワタクシなのでございます。
甲種輸送を狙ったご報告の前編となります。
11日に下松を出たこの列車、関西の通過は翌日
となるのですが、その日は川車からの甲種も
ありましたのでどちらも狙うと中途半端な事に
なると判断致しました。
ですから11日に東武の甲種を狙い、12日は川車
の甲種を撮影するべく遠征を敢行したのですが
12日の方は既報の通り惨敗。
それでも11日は山口まで行って良かった、と
思えます成果でございました。
巻いてしまう編成後方は影落ちを喰らいました
仕留める事が出来ました。
この甲種輸送、特徴的なX窓の先頭車が編成の
中程に連結されますので、それを意識した構図
ですとサイドに寄らねばなりません。
複線区間で線路際や駅先から撮影した場合は
中間車が683系みたいに見えるので、それを
避ける為にこの様な構図と致しました。
事前のエアロケハンだと撮れるか不安でしたが
現場合わせで撮影可能と判断致しまして布陣。
ですがやはり其処には罠が張られていたので
ございます。
トップナンバーのクハ115-3001を含みます
編成がやって来ました。
本来ならば、この列車を撮影する前に甲種が
通過する予定だったのでございます。
が、何故か列車は来ずに普電が定刻通過。
聞いていたスジと違う事が判明致します。
ご想像の通りワタクシはこの時点でパニックな
脳内でございました。
関西であれば上流の方からの報告など何らかの
連絡も得られるのでございますが、山口県では
それも難しく全く状況が判りません。
その2で撮影致しました通り、クマイチが
下った事は間違いありませんから甲種はあると
踏んで待つ選択を致しました。
EF210-129の牽く空コキ8車で組成された配給
列車でございます。
この列車が遠目に見えた際には甲種来た!と
思ったのですが…まさかの配給列車に愕然と
なりました。
何せこの時点で既に事前情報はアテにならず。
更には列車がいつ来るかも不明でございます。
移動すべきか、待つべきか…右往左往しながら
頭を抱えて悩みました。
と申しますのも、予定ではここで撮影した後に
バカ停するその先でもう一発撮影してから
広島県内へ向かう事にしていたのですが…それ
も泡と消えそうな気配でございます。
聞いていたスジがアテにならない以上、予定は
白紙にして撮影プランを練り直さネバネバ。
どうしようかと小一時間ばかり迷っていると
後方の踏切が鳴り出し、桃太郎のライトが遠く
煌めくのが見えたのでございます。
今回の〆。
結局50分の遅れで現地を通過する甲種輸送を
何とか撮影する事が出来ました。
待機中に陽が回ってしまい、いつの間にか
編成に影が掛かる状況となりましたのが痛い所
でございますが、嘆いても仕方がありません。
狙い通り撮影が出来た事に満足しておきます。
オマケ。
X窓、と申しますか客室内から見たら六角形な
窓でしょう、先頭車の連結部をついでに撮影し
ここでのミッションは終了となりました。
このすぐ先で甲種はバカ停する予定と聞いては
おりましたが、50分もズレが生じますとバカ停
も無くなりそうでございます。
ならばズレを解消して本来の予定臨スジに
乗せるだろう広島タ以東へ移動するのが賢明と
駆使する事と致しました。
後編では甲種を追っ掛けてもう一発狙おうと
試みますが、果たして上手くいくでしょうか。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!