この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
2/10の事、この日は新たに伯備線の特急やくも
へ投入される273系が、大阪駅にて展示される
のに伴い関西へ回送されて来るとお仲間から
教えていただきました。
その場面を狙うべくお仕事を抜けて、我が聖地
調子踏切へと向かいましたワタクシ。
そこで偶々、先客として来られていた友人の
競馬ブロガー氏とPFが牽く四国ロイヤルを撮影
したいですね、なんて話を致しました。
ロイヤルエクスプレスの四国クルーズは、金曜
午前の岡山→高松のみ、日中にPF牽引で走る
姿が見られるのでございます。
折しも2/23の祝日が今年は金曜日。
これは行くしかありますまい、なんて話から
二人で行くかと結論付けるまでに時間は要さず
話は纏まります。
聖地・調子踏切での撮影の後、遅延5087レを
撮影すべく競馬氏と別れたものの、そういえば
競馬氏が向かう桂川橋梁が良さげに撮れそうだ
と思い至りまして後追いでワタクシもそこへ。
桂川橋梁には盟友ブログ友のニセ京都人氏も
いらっしゃり、ロイヤル行きますか?とお誘い
致しました所から今回の遠征は始まりました。
さて、今回の更新は1月に続いて四国、西讃を
巡る遠征に向かいましたご報告の初回となる
記事でございます。
実は今回の遠征メンバーでございます我々3人
昭和40年代後半から50年代初頭に産まれた
アラフィフトリオでございます。
歳の近しいお仲間一行で和気藹々と西へ向かい
先ず初めに布陣致しましたのは、岡山側での
数少ない本四備讃線撮影地でございました。
ちょっと早めに着いてショバを確保しよう、と
目論見まして、ロイヤルの撮影までまったり
のんびり日常の撮影を開始致します。
既に運用を始めている新鋭近郊形の227系。
岡山地区に投入されますこの形式は広島と違い
500番台と区分され、Uraraと愛称を名乗って
おります。
貫通扉のピンク部分に白抜きで愛称が書かれて
おりますが、自ら名乗ります愛称って果たして
定着するのでしょうか。
四国と岡山を結ぶ電車特急として投入された
8000系車両が、堂々たる8両で現れました。
ご覧の様にこのショバ、線間に黄色ポールが
立ち並ぶ撮影に不向きな構図でございますから
軽くSSを下げて視線を面に誘導すべく、撮影を
致しました。
それでもこの程度の下げ方ではポールの主張が
消えてはくれず、ロングシートの対面に座る
ミニスカお姉さんの見えそうで見えない三角な
暗がりみたいなもどかしさがございます。
見えないからと申しまして、お姉さんの正面に
しゃがむ行為が咎められるのと同様に、棒を
邪魔だと引っこ抜くのは犯罪行為となります。
ですから、悩ましくも我慢してムラムラしつつ
シャッターを切りました。
曇天予報が悪い方へ裏切られ、小雨が降り出す
撮影地を高松へ向かう快速マリンライナーが
駆け抜けて行きます。
先頭の二階建て展望車はグリーン車両でして
眺望の代わりに課金せねば乗れません。
どうせ乗るなら1階席でございますよね。
左がスカスカな構図でございますが、列車を
引きつけつつ流して撮影致しました。
見慣れた黄色い車両は一向に来ず、この区間を
走る普電はマリンライナーを含めて全て銀色な
車両と化してしまった模様でございます。
面白みが減ったなぁ、黄色い車両来ないかな?
などと考えておりますと…
黄色い気動車がやって来ました。
アンパンマンのラッピングが施されます、高知
行きの特急列車でございましょう。
急曲線の多い土讃線を高速で走る為、振り子式
車両となっております2700系。
敷設されて日が浅い高規格な本四備讃線では
振り子も活用せずに悠々と走ります。
先頭車は側窓から見るに、半室グリーン車かと
思われますがグリーン部分は空席ですね…
快速マリンライナー、岡山へ向かう上り列車は
223系が前になります。
5両編成の内、下り側3両が四国所有の5000系
で上り側2両は西の223系5000番台、という
珍しい2社併結で走る列車でございます。
早朝や夜間などは運用により西単独の編成が
充当される場合もある様ですが、日中は基本
2+3の編成を見る事が出来ます。
転落防止幌の無いスッピンなお顔に違和感を
覚えてしまい自身ちょっとショックでした。
このお顔こそ本来の姿なのに…
あ、でも関西で見る223系とは少し前面形状が
違いますけれど。
同じくマリンライナー、こちらは高松側先頭を
5000系が担います。
勿論後方の2両はJR西の223系5000番台。
展望グリーン車以外は5000系も223系同様の
造りになっておりまして、外観に差異は殆ど
無く見分けるのに苦労しそうでございます。
四国車両なのに関西急電色をまとう稀有な存在
でもありますね。
今回の〆。
この日初めての国鉄形式、213系が長い6両で
やって来ました。
編成中全ての車両が先頭車という、マニアには
堪らない組成でございます。
ワタクシみたいな昭和後期の世代から見ますと
本四備讃線開業当初を思い出します。
競馬氏も213系を見て、コレや!コレこそが
マリンライナーや!っと仰っていましたが
正にその通り。
223系5000番台や5000系が投入される迄は
213系がマリンライナーとして岡山と高松を
6両などの長い編成で走っておりました。
何度となくお世話になりました213系の快速
その懐かしい思い出に暫し浸りつつも、撮影は
変わらず続く事となります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!