写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2639列車 「 スチーム号へ!12系2両の回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も雨模様のお天気。

 

どうにも今月はスカッとした空の下で撮影する

機会に乏しくなっております。

 

偶の晴れ間に喜んで沿線へ向かうと、現着時は

ドン曇り、なんて事もしばしばですしおすし。

 

来週からはいよいよ桜の開花も楽しめそうな

時期へ突入致しますから、雨はお湿り程度に

して貰い燦々と降り注ぐ陽光を期待致します。

 

 

さて、今回の更新は貴重な12系客車、それも

滅多と見られない2両の回送を狙いました

ご報告とさせていただきます。

 

鉄博の屋外展示部分に用意された、SLの動態

保存機による遊覧列車スチーム号。

 

この日はそのスチーム号へ特別に12系客車が

充当されるという事で、宮原から2両の12系が

鉄博へ向かいました。

 

 

2024-03-07 回9386列車

全検明けから暫く経ちますが未だ綺麗な車体を

保つEF65 1128の牽引で、オハ12-345と

最後尾にスハフ12-129を繋いだ回送列車が

聖地・調子踏切を通過致します。

 

どうせなら両端スハフが良かったなぁ、とも

思いますが、2両で本線を走る12系、なんて姿

自体もまた貴重でございますから、有り難く

撮影させていただきました。

 

 

2024-03-07 56列車

長編成となりますフクツー便の定期貨物列車は

EF210-158の牽引で通過致します。

 

この様な被写体は通路側ポジションの方が映え

ますので、立ち位置を変えて撮影。

 

ありふれた日常となりますが、記録しておくと

後で悔しい思いをせずに済みましょう。

 

で、本番の方は踏切側へ立ち位置を変更して

短編成に合わせた構図を組みます。

 

 

2024-03-07 回9386列車

踏切が鳴り、先に対向の普電とサンダバが抜け

被られる懸念の無くなった調子踏切へ、悠々と

回送列車が近づいて来る場面を挨拶ショット。

 

踏切の接近列車を現示する矢印が上下両方とも

点灯した時は背筋に冷たいモノを感じましたが

幸いにも対向列車は2本とも先に通過まして

安堵致しました。

 

心臓に悪い場面でございます。

 

ここからすぐさまレンズを引き、本命構図へと

組み替えます。

 

 

2024-03-07 回9386列車

今回の〆。

 

巻頭コマの一つ前、ここで決めたかったのが

こちらのコマとなります。

 

国鉄特急色を纏うPFとピッタリ似合いますのが

今では12系客車だけ、となってしまいました。

 

僅か2両だけとは申しましても、貴重な客レを

仕留める事が叶いまして大変有り難い一幕。

 

ですが気を抜かずに撮影後は踏み台を飛び降り

踏切の側へ駆け寄ります。

 

 

2024-03-07 回9386列車

オマケ。

 

青い車体に赤い頬が可愛らしいスハフを拝む

恒例のケツ打ちパンパンを持ちまして、やっと

一連の撮影が、終了となります。

 

ご一緒しましたお仲間の皆様へご挨拶をして

ワタクシはこれからお仕事へ。

 

メランコリーな気分を現したかの様な曇り空の

下、職場へと戻ります…

 

 

鉄博への特別展示もアナウンスされます

西日本最後の12系客車。

 

その去就がここへ来て、俄かに注目を集める

事態となっております。

 

末長く活躍して貰いたい所でございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!