写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達125 「 春の加古川線に125系電車を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


今日は今年初めてアイスを買い食いしてしまいました。

連休はいずれも快晴で鉄日和でございました。

 

 

さて、今回の更新は通達123の続きでございます。

 

125回目の更新なので125系を取り上げようなんて思いつきまして、

間に過去記事を挟み込む姑息な手法で合わせてしまいました。

 

加古川線は電化された際、

加古川西脇市間と西脇市ー谷川間で運転系統が異なり、

実情に見合った車両として西脇市ー谷川の閑散区間用に1両でも運行できる

125系電車が新製投入されました。

 

125系は元々小浜線の電化に際して新製された車両ですが、

ここ加古川線でも導入され、現在も小浜線と2路線で運行されています。

 

JR四国7000系電車に続く、JR両運転台電車の2形式目が125系となります。

 

車両は223系2000番台をベースにしており、

他の関西圏の車両とも遜色ない出来栄えです。

 

 

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2017-04-23 クモハ125 12  社町ー滝野

 

通達123の103系から待つ事30分。対向となる西脇市行の列車が

125系で運行されておりました。

 

下りは半逆光で面が暗くなりますので軽くお遊びのつもりでした。

 

 

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2017-04-23 同上  社町ー滝野(後打ち)

 

更に後打ちも。

 

103系よりも明るい色合いの帯を巻いています。

 

この列車から更に30分待つと加古川行がやってきます。

が、恐らくこの125系が折り返すのだろうな、と思って待っておりますと…

 

 

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2017-04-23 クモハ125 12  滝野ー社町

 

案の定、先ほどの車両が折り返しでやってきました。

 

この125系、側面の真ん中に扉があるように見えますよね。

 

実際は扉を増設することも出来る仕様、なだけで中は座席になっているんです。

これは、

ベース車両である223系2000番台が3扉車で、経費削減の為に

その車体をそのまま流用したので扉部分が3か所になるけど

1か所は「なんちゃって扉」にしてしまえーって事で

このような外観になっております。

 

 

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2017-04-23 同上  滝野ー社町

 

快晴の元、菜の花の脇をに加古川へと急ぐ125系電車。

 

単行で走り去る姿は、新しいけどどこか懐かしさも感じさせる

そんなスタイルでした。

 

本日の更新も、同じ車両の画像を

同じ位置から撮影しただけになってしまいました…

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達124 「 トワイライトエクスプレス瑞風 試運転雑記 その3 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 本日はとっても良いお天気でしたが私は日頃の鉄活が祟った様で、疲れが出てしまい

非鉄の一日となりました。

 

 

 

さて、本日の更新は久しぶりに過去記事とさせていただきます。

 

スマホで自ブログを開くと、人気記事ベスト5みたいなのが表示されておりまして、

その中で随分と長い事、通達023の瑞風の試運転雑記その1が

ランクインしております。

 

そこで、今回は2016年11月に撮影した試運転の様子を更新記事とする事で、

試運転画像を楽しみにして下さっている1000人の当ブログ読者の皆様への

感謝と代えさせて頂こうかと思います。

 

読者1000人も居ませんけどね。

 

 

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2016-11-18 回9830D 87系気動車4両  綾部

 

綾部駅に入線する87系気動車

 

通達023で記事にしたのと同じスジで米子から京都へ向かう回送を狙いました。

前回は入線時のISO感度設定をミスっていたので

今回は失敗しないよう、気をつけておりました。

 

いつも思うのですが、瑞風のライトって物凄く強烈に前を照らします。

 

 

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2016-11-18 同上  綾部

 

こちらは後部を後打ち撮影。

停車中なので落ち着いて撮影出来ました。

 

通達023の10月には無かったデッキ部分に、電飾が点灯しておりました。

 

右奥が先頭になるのですが、

先頭はホーム屋根からはみ出してしまっているので露出が足りません。

 

綾部駅では2分ほど停車して京都へ向けて出発していきました。

 

ここから恒例の追っかけでございます。

 

 

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2016-11-18 223系2連  園部

 

残念ながら暗くて編成番号が確認できません。

 

山陰本線は京都ー園部間を向日町の221系4連が走りますが、

園部から先は福知山の223系2連が引き継ぎます。 

 

綾部で黒い瑞風の発車を見送った後、園部駅まで先回り。

瑞風の到着を待ちます。

 

 

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2016-11-18 回9830D 87系気動車4両  園部

 

園部駅は京都に近い為か、綾部に比べて多くの鉄さんがいらっしゃいました。

 

小雨の降る中,

入線する瑞風の姿を捉えたのですが、前面に光が回らず。

 

更に、駅員が構図にカットインして来まして残念な結果に。

 

 

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2016-11-18 同上  園部

 

鉄さん達は譲り合ってルールを守りつつ撮影しており、

ネット動画などで話題になるような罵声も一切無く、

皆さん紳士的だったのも印象深いです。

 

 

瑞風の試運転はこの後も何度か撮影する機会がございました。

いずれそのうち、更新していきたいと思います。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達123 「 春の加古川線に変わり種103系を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

連休はいかがお過ごしでしょうか。

私はまぁ、チョイ鉄で早起きしつつもお仕事でございました。

 

 撮影地にて再び師匠とお会い出来ましたので、

先日のお礼を直接お伝えする事が叶いました。

 

その後はお仕事に邁進。

明日はようやく二日間の連休です。

鉄活出来るか思案中です。

 

休みは国鉄型車両に浸りたい!と

淡い希望を抱きつつ…

 

 

国鉄型車両というと私の様なオヤジにとっては優先撮影対象でございます。

特にコレ、といったネタが無い日には近場の国鉄型を狙いにお出かけをしてみたり。

 

 

さて、今回の更新は日常ネタ、タイトル通り加古川線を訪れた際に撮影した

103系を題材と致します。

 

そう、103系は昔なら長編成で、すし詰めのサラリーマンを運ぶ

都市圏の国鉄型通勤電車の代名詞。

 

しかしながら現在、関東では姿を消した一方で

ここ関西においては奈良線関西本線阪和線などで4〜6両の短編成での運用が残り、

私の撮影対象になって参りました。

 

そんな西日本の103系ファミリーの中でも

ちょっと変わった外観を持つのが

加古川線で運用されている103系3550番台。

 

電動中間車に運転台を設置改造され、

前面は増結対応の為に貫通扉を設置する都合で

前照灯が従来のおでこ位置から運転席窓下へ。

 

車内もワンマン設備を取り付けてトイレまで備えたその姿は、これ103系なの?という

外観でございます。

 

車両はトイレ付き加古川方のクモハ102とパンタ付き谷川方のクモハ103の2両で1編成とされ、

わずか8編成しかありません。

 

 

そんな103系3550番台がこちら。

 

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2017-04-23  103系3550番台M8編成  滝野ー社町

 

 日の丸画像ですね…

 

加古川線山陽本線加古川駅から福知山線の谷川駅を結ぶ路線で、

阪神大震災の折には、寸断された山陽本線の迂回路として脚光を浴び、

その後、電化されました。

 

その際に改造、導入されたのがこの103系

 

加古川始発で4駅目までの厄神、

ないしは途中の西脇市までの往復で主に運用されております。

 

加古川ー厄神間は1時間に2本、上下合わせて4本の便があるのですが、

今回私が立ち寄ったポイントでは、1時間に上下合わせて2本という

撮影者には厳しい条件でございました。

 

 

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2017-04-23  同上    滝野ー社町

 

先ほどの撮影を引いた構図で、快晴の一葉でございます。

 

延命工事施工車が改造の種車であるため、側面・屋根もスッキリしております。

 

前面の黒い塗り分けもあり、こうしてみると105系かと思う外観で、

全く103系っぽくありませんね。

 

手前がトイレ付のクモハ102、奥がパンタ付のクモハ103となります。

クモハ102の車端部に窓がありませんが、そこがトイレになっています。

 

車体色は関西では初めてとなる、

かつての常磐緩行線103系と同色の青緑色が採用されています。

 

加古川線の車両としては電化前から気動車にも同様のカラーが使われていたので、

意外と違和感は感じませんでした。

 

このM8編成は冬季の霜取りパンタを増設した編成でした。

冬に訪れたら2丁パンタが見られるのでしょうかね?

 

 

おまけ画像も。

 

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2017-04-23  103系3550番台M8編成  滝野ー社町(後撃ち)

 

社町駅の手前には菜の花が線路脇にもっそりと咲いており、

春らしさをこれでもかという勢いで振りまいておりました。

 

タイミングを誤り、架線柱がお顔に被ってしまい台無しです。

 

 

加古川線では103系以外にも運用されている形式がありまして、

以降は別の形式がやって参りましたので、この日撮影出来た103系3550番台は

この1回きりとなりました。

 

またの機会があれば

103系3550番台の他の編成も、別のポイントで狙ってみたいと思いました。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達122 「 プッシュプル!伊賀上野工臨の返空を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

いよいよGW後半戦。

普段は連休の機会のない私ですが、このGWも相変わらず一日フルで休めるのは

4、5日の二日間だけになりそうです。

トホホ…

 

甲種輸送の記事を更新すると閲覧数が増えまして驚きます。

日常記事に戻ると閲覧数も100を下回りますけどね。


GWの始まる4月末からは車両メーカーもお休みになる為、甲種輸送は設定されません。

ソレどころか定期貨物列車さえ間引き運休なので休みでも鉄活は旅客メインで緩く行う予定です。



さて、本日の更新は

毎年GWの前に実施されている伊賀上野工臨返空を撮影したレポートとなります。

 

伊賀上野工臨は発駅の向日町から京都駅、そこから奈良線を経由して

着駅の伊賀上野までの区間で折り返す必要があります。

その為機関車の方向転換を省く意味から

編成の前後に機関車を連結したプッシュプル形態での運行となります。

 

この工臨、向日町を出発するのが深夜の為に都合がつかず撮影を断念していたのですが、

伊賀上野で荷降ろしを終えた返空が向日町へ戻るシーンは

早起きして確保しに行けそうだと目論んでおりました。

 

それでも奈良線内は日の出前後の暗い状況、撮影できるポイントは限られます。

 

自宅を4:30に出るためにアラームをかけて無事起床を果たしたのですが、なんと。

 

2度寝ストリームアタックを喰らってしまい、布団にくるまれておりました。

気が付いたら5:00。

慌てて布団から飛び出し、支度をして出掛けます。

 

この時点で天気予報は曇りのち雨でしたので、

時間的にも露出的にも奈良線内での撮影は諦めて、京都から向日町への回送を

狙う事としました。

 

そしてポイントについての練習列車。

 

 

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2017-04-19 第8053列車  西大路桂川

 

晴天であればド逆光となるポイントですが選択肢が無く仕方がありません。


まだ時間が早く露出が確保できない為青っぽい画像になります。

 

拡大するとわかるのですが、先頭がブレてしまいました。

 

そこで、本番はちょっと流して撮影する事にします。

 

 

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2017-04-19 工9692列車  西大路桂川

 

先頭はDD51 1192号機、間に空チキ2両を挟んでDD51 1191号機です。

ゆっくりと目の前を通過していきます。

 

 

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2017-04-19 同上  西大路桂川

 

こちらは後尾車両。

 

機関車削減の風潮をみると、

工臨もいずれはJR東海の様にキヤが担当するようになるのでしょうか。

いつまでも、機関車が牽引する姿を見ていたいものです。

 

 


 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達121 「 甲40 261系気動車構体の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


 

当ブログも開設5ヶ月目になりました。

いつも応援して下さる皆様へ厚く御礼を申し上げます。



 今日からJR東日本で、豪華クルーズトレインの「トランスイート四季島」が運行開始となりましたね。


このブログでも通達002で取り上げました。

興味のある方はそちらも合わせてご覧下さい。


 トランスイート四季島JR北海道にも乗り入れるそうですが、

そのJR北海道では経営が大変だという事が、報道で伝わって参ります。


相次ぐ路線や駅の廃止は、かつて鉄鉱石や石炭を輸送するための路線網が

張り巡らされていた道内も、国内の無煙化、エネルギー転換での鉱山閉鎖に伴い

人口の過密と過疎の2極化が進み、同時にモータリゼーションが当たり前となった結果、

不採算路線の整理がようやく始まったという所でしょうか。

 

最終的には札幌ー旭川と一部区間を残して在来線が消滅するのかも知れません。

 最近の経営悪化報道を見るとそんな予感に苛まれます。



前置きが長くてすみません。本題です。


本日の更新はそんなJR北海道が増備する261系気動車甲種輸送レポート致します。


261系気動車といっても、この状態では全く自走が出来ないので気動車になる前、という表現が正確でしょうか。

 

 

まずは練習。

 

 

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2017-04-17 第5070列車  山崎ー長岡京

 

EF210 139号機が牽引する貨物列車が土砂降りの中を駆け抜けます。

 

この日は午後から雨脚が強まり、撮影地に赴いた時には傘が無いとカメラまで

びしょ濡れになってしまうような状況でした。

 

 

 

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2017-04-17 223系V50編成他8連  山崎ー長岡京

 

時間も14時半くらいでしたがかなり暗く露出の確保が厳しく感じました。

 

列車が止まって見える様なシャッタースピードを確保するのに

感度をかなり高く設定しております。

 

 

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2017-04-17 第8561列車  山崎ー長岡京

 

EF510 17号機が牽引する261系気動車8両。

ヨ8000も連結されて甲種輸送らしさが際立ちます。


兵庫の川崎重工で落成した車両を吹田貨物まではDE10 1750号機が牽引し、

吹田からはEF510にバトンタッチ。

 

このブログでレッドサンダーが牽引する甲種輸送のご紹介は

これが初めてではないでしょうか。

 

続いて、おまけショット。

 

 

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2017-04-17 同上  山崎ー長岡京

 

チュ。って感じで。


窓に貼られた紙には車番が記載されてました。


今回の甲種輸送は完成した車両を輸送するのではなく、

車体のみを製造した川重から、

エンジンや台車など下回りを担当する新潟トランシス

送られる為の輸送となります。

 

従って車両下部はスカスカになっており、コキの様な見た目の仮台車を履いた絵面になっています。

 

私は撮り逃したのですが、

今回の甲種輸送に使用されたヨ8000は4/21に配6550レにて吹田へ返却され、その後広島まで下っております。


GW明けのマヤに充当されるのでしょう。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達120 「 春の小雨に京都工臨を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



 今日はめっちゃええお天気でした。

出掛けた先での気温は30度近くまで上がっていてびっくりです。


 

通達118にてご報告いたしましたトワ釜PFによるレール輸送ですが、

この日偶然お会い出来た師匠が、京都工臨に使用されるレールです、と

仰っておられました。

 

ちょっと調べてみると、偶々この日は別の撮影ネタがあり

ついでに狙える事が判りましたので撮影に。

こちらも師匠にご教示いただいたポイントから狙います。

 

 

さて、京都工臨とは何かというと、

レールを運搬する先が京都駅になっている工臨、でございます。

 

レール自体は梅小路まで貨物列車として輸送され、

そこから配給列車として向日町まで回送、

更に向日町から本日のネタである工臨として京都まで運搬されます。

 

ポイントに到着したらまずは練習電。

 

 

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2017.04.17 281系HA608編成  京都(貨)ー向日町(操)(後撃ち)

 

関空特急はるかが走り抜けます。

この線路は本線から分離した回送線なのですが、

関空行の下りはるかだけはここを走行します。

 

このショットで露出を確認。

この日はお昼前から小雨が降り出し、露出は更に暗くなって参りました。

 

そろそろ工臨の時間になるな、と思っていると。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170420221408j:plain2017.04.17 単9970列車  向日町(操)ー京都(貨)

 

京都工臨キターー、と思ったら米原工臨返空の牽引機送り込み回送でございました。

しかもここ最近やたらと撮影する機会の多いDD51 1191号機。ご縁があります。

 

気を取り直して。

 

 

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2017.04.17 工9984列車  向日町(操)-京都(貨)

 

DD51 1192号機の牽引でやってきました。

通達118のチキ2両がこうして工臨として運搬されていきます。

 

露出が厳しく、背景にそびえるピラミッドみたいな京都銀行の建物が目立ってしまいました。

黒くて平たい、レールを積載したチキが存在感を沈ませてしまいましたね。

 

更にお天気はイマイチでしたが、個人的には久方ぶりの工臨撮影ができ、

とても満足致しました。

 

師匠に京都工臨だ、と教えていただき得られました一葉でした。感謝です。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達119 「 山陰本線検測のクモヤ443を山桜と絡めて狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

4月に入って忙しくしておりまして気が付いたら桜も散ってしまいました。

 

結局、桜と絡めた鉄画像を狙いに行く機会もなく

シーズンが終わってしまいそうになり、なんとか一葉でも残せないかな、と思案。

 

そこで今回は、山桜が残る山陰本線にて

検測が実施されるクモヤ443を狙いに行って参りました画像を更新のネタと致します。

 

 

さて、クモヤ443それ自体はこのブログでも何度か取り上げています。

被写体としては申し分ない国鉄型車両だと思います。

何度でもその姿を狙いたくなるのです。

 

今回は山桜が残っているポイントかつ、クモヤが通過する時間に光線状態の良好な

場所という事で、保津峡ー馬堀を選びました。

ところがこの日は朝からどんよりとした雲が空を覆い、光線云々など全く関係ない

フラットな状態に。

むしろ露出が厳しくなってしまいました。

 

 

通過予定の30分ほど前に現地入りして構図を考えながら練習電。

 

山陰本線京都口の普通列車221系4連なので、

クモヤの2連とは構図が異なるのですが、取り敢えず練習です。

 

 

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2017-04-17 221系K4編成  保津峡ー馬堀

 

「山裾に、まだらに残るピンク色」

一句できましたw

 

このポイントは京都市亀岡市の間に横たわる山々を抜けるトンネルから

列車が飛び出してすぐの所にあります。

画像を見て頂いたらお判りの通り、4両か5両が構図の限界だと考えます。

 

6月から運行する瑞風を撮影する場合は編成の半分がトンネルに隠れてしまいます。

 

 

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2017-04-17 287系FA04編成  馬堀ー保津峡(後撃ち)

 

福知山の287系4連が高速で駆け抜けていきました。

この区間、現在は保津峡を越えて嵯峨嵐山までほぼ直線の路線なのですが、

かつては山々の間を流れる保津峡に沿った線形で列車が走っておりました。

当時の嵯峨野駅(現・嵯峨嵐山)から馬堀まで単線のカーブが続く区間は、

小一時間を要する難所であり風光明媚な区間としても知られていました。

 

現在は旧線を嵯峨野観光鉄道というトロッコ線に転換して

観光向けに運営されています。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

まずは1枚目。

トンネル出口の傍らには散らずに残っている樹がありました。

何とかこの桜を構図に入れ込みたくてトンネルから飛び出した所を狙いました。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

続いては編成写真の定番構図で。

もう少しズームしても良かったのですが、そうすると背後の山に咲く薄桃色が入らなくなるので

苦肉の構図でした。

 

最後に引いた所で。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

ここまで引いてしまうと桜はほとんどわかりませんね。

 

わずか1ショットでしたが、

何とか桜と絡めたネタが用意できてミッションクリアです。



 

 


 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達118 「 再履修 トワ釜の配7993レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


本日も大変ハードな1日となり、非鉄ですごしております。


昨日はC56の北陸線試運転も無事に終えた様で、北びわこ号はもう暫くC56の登板が続くのでしょうか。


夏のやまぐち号重連にもC56登板がアナウンスされていますから、小さくて可愛くも頼もしい姿を今しばらくは楽しみたいですね。

 

一方で故障からの復帰が待たれているD51もそろそろ動きがある様で。

本線復活を楽しみにしております。


話が逸れました。

昨日実施されたC56試運転の伴走を担当したのは、EF65 1124号機。

いわゆるトワ釜でした。


トワイライトエクスプレス亡き今では、工臨や配給の牽引が主な仕事になっております。

JR東日本のEF81 95号機も似た様な感じですね。


 

さて、通達117でチラッと触れました

私が勝手に師匠と読んでいる方のブログがありまして、

その方の撮影圏が私の撮影地域と被っている事もあり、

参考にさせていただいておりました。

 

この日も師匠の画像を再現したいな、と目論見ながら

トワ釜の配7993レを再履修しようと桂川駅へ向かいました。

 

という事で

まずは練習列車を。

 

 

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2017-04-16 第5087列車  京都貨物ー向日町(操)

 

白プレ釜であるEF65 2094号機が牽引しておりました。

 ベストポジションに老齢のご夫婦がいらっしゃり、

次点ポイントで狙ったのが上の画像です。



この日の昼下がり、とても暖かな日差しで春麗らかな午後でございます。

5087レを撮影後、目的の列車まで少し時間があったので

お花を摘むべく席を外しました。

 

戻ってみるとご夫婦は去り、

ベストポジションには一人の鉄さんが陣取って居られます。


2名まで許容出来るポイントなので、先客の方に傍で撮影させてもらってよいかと

確認すると、OKとのお返事。


更に、初めてここを訪れた私にこのポイントでの撮影指南を

ご自身のスマホ画像を表示してご丁寧に細かく教えてくださいます。

 

その際にスマホで表示された画像が、

私が師匠と勝手にお呼びしているブログの画像じゃないですか!?

 

恐る恐る、「もしかして、師匠さんですか?」と尋ねると

「そうですよ」とのお返事!

 

思わず興奮して、いつもブログ見てます!ファンです!と口走ってしまいました。

が、先方さんも慣れていらっしゃるのか私の妙ちきりんなセリフに

笑顔で紳士な対応をして下さいました。

 

 

以前にも配7993レをご紹介した折に触れていましたが、

大阪の安治川口から梅小路へ輸送されたレール貨車「チキ」は

梅小路から向日町までの短距離だけJR西日本の機関車に牽引されます。

 

その一方で貨物釜の方は空荷のチキや単機で一足先に梅小路を出発します。

 

 

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2017-04-16 第1881列車  京都貨物ー向日町(操)

 

吹田機関区のEF210 108号機が単機で戻っていきました。

 

この後、目標の配7993レがやってきます。

 

その間にも師匠は今回運ばれるレールの輸送予定やなんかを話して下さったり、

師匠のブログについて教えて下さったり。

私もつい過去画像を見たいです、とリクエストしてみたり。

とても幸せな時間となりました。

 

そしてやってきました、この日のメインディッシュ。

 

 

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2017-04-16 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

今回は、チキ2両にレールが積載されているのがしっかりわかるカットを確保。

しかも、光線状態もバッチリです。

 

 

師匠とシャッターを切るタイミングも一緒!と心の中で喜びながらの撮影でした。

 

撮影が終わると師匠はお帰りになられるとの事でしたので、

握手をお願いして別れました。

 

 

おまけ。

 

 

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2017-04-16 第5070列車  桂川

 

配7993レの後に来る上り貨物に鯨が代走で入っていたので捕獲。

 

このポイントはケーブルが邪魔ですが

光線具合を考えると仕方がありません。

 

 

帰宅して師匠のブログを閲覧すると、

私との会話エピソードに触れた内容でアップして下さっていました。


また、リクエストした過去画像も

お応えいただいており、嬉し恥ずかしな週末となりました。

この場をお借りして師匠には感謝申し上げます。






 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達117 「 甲38 東京メトロ13000系(13104f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



東京メトロ13000系東武鉄道線に乗り入れる関係で今回東武鉄道の車両と共通設計されています。

その関係で製造元はメトロ・東武共に近畿車輛が受注しています。


以前にも触れましたが、今年度第一四半期の13000系出場は6本が予定されており、

毎月2本ずつ、全て土曜の出場実施が計画されています。 


 

さて、この日は土曜日という事で私は週の中でも仕事が最もハードな日なのですが、

この前の週の13000系甲種を逃しておりましたので4月度ラストとなる今回は押さえておきたいと思いまして、

ちょっと無理やり都合をつけて狙いに行きました。

 

当ブログで取り上げるのは初となる、東京メトロ13000系甲種輸送

 

 

撮影場所は最近の個人的なトレンドになりつつある長岡京ー向日町の通称ムコソ裏。

 

私が鉄に復帰するきっかけの一つであり、

今も構図や撮影地の参考にさせていただいている、

個人的に師匠だと思っている方のブログで

紹介されていた場所でもあります。

 

というわけで恒例の練習電。

 

 

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2017-04-15 223系V17編成他8連  長岡京ー向日町

 

この撮影で露出を確認して本番に備えます。

この日は曇天でした。太陽のある辺りは薄曇りだったのですが、

他の方角は低い雲が垂れ込めておりました。

 

カメラの設定を弄ってもう少し明るめにしました。

 

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2017-04-15 第9866列車  長岡京ー向日町

 

EF65 2066号機が前日に5085レの次位無動で来阪しておりましたので、

恐らく甲種に充当されるものと見ておりましたらズバリ的中。

 

吹田のEF66が牽引したのは前回だけでした。

 

おまけのカットも。

 

 

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2017-04-15 同上  長岡京ー向日町(後撃ち)

 

このポイントは後撃ちだと3両くらいしか収まりませんが、

その分、13000系のお顔を(養生フィルム越しに)しっかり拝めました。

 

4月輸送分から13000系の甲種輸送秩父鉄道線経由で

羽生までの実施になっておりますね。

 

これからの活躍を祈念して結ぶ事と致します。

 



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達116 「 異形の青い113系を狙う 紀伊半島遠征その6 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


今日の関西は終日雨模様。昨日までは快晴でしたが、雨音を聴きながら静かに仕事をこなしました。

GW進行で仕事量もパない状況で、暫くはチョイ鉄さえ出来ません。


試運転、行きたいなぁ。


 

さて、6日間にわたる紀伊半島遠征更新も今回で最後となります。

この更新では、南部駅でサロンカーくろしおを見送った後

もう一つの目的を果たすことが出来ました。

 

それが表題の113系です。

 

天王子から和歌山までの阪和線には以前、

白灰色のボディに水色の帯を巻く113系4連が運用されておりました。

私もフィルム時代に何度か撮影しております。

 

しかしこの113系は運用を離脱、今では新たに改造された異形の113系

紀勢本線の限られた区間で運用に就いているのです。

 

今回、紀伊半島遠征にあたり私が考えたのは、サロンカーくろしおを狙いつつ、

普段撮影する機会のない紀勢本線のローカル車両を狙ってみたいという事でした。

通達111でご紹介した3ドアの105系なども紀伊田辺以南でしか運用がありませんので、こんな機会でもないと撮影出来ません。

 

そして今回更新の対象となる113系紀伊田辺ー御坊をたった2編成で

ピストン運用に就いているのです。

 

京都、大阪辺りから御坊まで、案外遠いモノですので

この機会に撮影しておこうという魂胆でした。

 

早速カメラを向けます。

 

 

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2017-04-09 113系HG202編成  岩代ー南部

 

こちらは先頭がパンタグラフのついているクモハ112。

 

113系と言えば貫通扉を持つ近郊電車の代名詞。

それがこの様に103系みたいなお顔になって現れました。

 

和歌山地域色の青緑単色なので一層103系っぽさが際立ちます。


2000番台の中間車に簡易運転台を設置改造した、2両2編成しか存在しない

113系の異端グループです。

 


それだけに愛しさもひとしお。

 

 

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2017-04-09 113系HG202編成  南部

 

先ほどと同じ編成の和歌山方先頭車、クモハ113。

1枚目の画像は御坊から紀伊田辺へ下っていく列車ですが、

紀伊田辺で折り返してきたのがこの2枚目画像です。

 

見れば見るほど103系っぽいお顔ですね。

食パン顔、なんてアダ名もうなづけます。


この後、サロンカーくろしおを見送って対行でやってくる113系を撮影します。

 

 

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2017-04-09 113系HG201編成  岩代ー南部

 

2編成しかない113系HG編成をコンプリート。

 

ここから車で和歌山市を経由して帰宅。

紀伊半島をほぼ半周強まわった遠征は

ようやく終了となりました。

 

この旅も全6回、長々とお付き合いいただき感謝申し上げますm(__)m

 

 



それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!