写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達304 「 85系気動車の特急ひだを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

愛知県の豊川にある日本車両製造からは、JR東日本が発注した

ロンチキ気動車が出場いたしました。

 

めっちゃ撮影したいネタですが、涙を飲んで諦めます。

年明けの分には参戦したいなぁ…

 

 

一方の関西では絶好の鉄日和となる青空が広がっておりました。

 

私は月末進行、集金業務などで仕事に追い立てられましての非鉄でございます。

 

明日はチョイ鉄くらいしたい所ですが、

時間的に微妙ですので、間に合えば行く、 という感じです。

 

 

 

さて、今回の更新は北びわこ号の送り込み重単を撮影した後、

北陸本線へ向かう前に行きがけの駄賃として撮影したネタでございます。

 

定期列車ですのでネタという程の事でも無いのですが、

折角ええ撮影地に来ているのですから、私好みのサイド気味構図で

恐らく増結されているであろう85系を

撮影するという魂胆でございました。

 

 

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2017-10-29 2025D  稲枝ー河瀬

 

特急ワイドビューひだ25号でございます。

 

C56送り込みの時よりは幾分風雨も濃霧もマシになってはいるものの、

それでも想定より露出が低かった様で、画面が暗くなりました…

 

 

この列車は大阪を発車して東海道本線を岐阜まで上り、

岐阜駅にて名古屋からやってきたひだ5号と併結します。

 

2本の列車がひだ5号として統合され、終着高山へお昼過ぎに到着致します。

 

大阪から岐阜へ直通する列車は、普通、特急併せてこれ1往復のみとなっている

貴重な定期列車でございます。

 

 

以前にも触れましたが、85系気動車も近い将来

新型車両へ置き換えが決まっているそうで、少しでも多くの記録を残すべく

こうして機会を見つけては撮影しております。

 

通達303の単9920レと同様、お手軽撮影でしたのでバックショットはありません。

 

 

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2017-10-29 223系4連+221系6連  稲枝ー河瀬

 

おまけ。

 

特急ひだの前走りでやってきた普通列車でございます。

 

頻繁に目にする機会は少ないのですが、今でも221系と223系の併結列車は

この区間でも見る事が出来ます。

 

 

白い空と稲刈りを終えた田んぼが、寒々しい風情を醸しております…

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達303 「 C56 160号機の送り込み重連単機を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 朝から肌寒い1日となりました、本日の関西。

 

さて、今回からは、週末に台風22号がやってくる中を運転されました

SL北びわこ号の撮影に行って参りましたので、

小出しにしながらご報告させていただきます。

 

昨日は貨物ネタで大宮を出場した金太郎が無動力回送で九州へ帰っていったり、

広島車両所で展示されたEF64 1019号機が稲沢へ戻ったりと、ネタの光る

日曜だったのですが、その辺りには目を瞑りまして、早朝から湖北へ向かいました。

 

 

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2017-10-29 単9920列車  稲枝ー河瀬

 

EF65 1135号機に牽引される、出番前のC56 160号機。

 

この日は自宅を出発するときにはほとんど雨が降っておらず、

ルンルン気分(死後ですか?)でのお出掛けとなったのですが、

滋賀県を東進している最中からにわかに雨足が強くなり始めてしまいました。

 

取り敢えずJR西日本のHP等で運転がトケたりしていないかを確認した所、

この日も北びわこ号は運転されるという事でしたので、

まずは送り込みを、確認がてら撮影しようという事で久しぶりのこのポイントへ。

 

 

しかしながら現着すると雨が予想以上に激しく降っておりまして、

ものぐさな私は自動車内から窓を少し開けて、ズボラ撮影を敢行致しました。

 

その所為か画面が少し右下がりに傾いた、残念画像となってしまいました…

 

また、霧と雨が激しくて背景は真っ白だわ、画像の質感はザラついてしまって

いるわで、いと残念な結果でございます。

 

 

このポイント、この構図ですと後打ちは出来ません。

 

その代わりに、おまけを。

 

 

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2017-10-29 単9920列車  稲枝ー河瀬

 

後打ちならぬ、先打ちでございます(汗)

 

C56が無理のないように速度を抑えて進むPF1135。

 

この日は定刻より5分ほど遅延していた様なのですが、それでもいつもと同じく

非常にゆっくりとした速度でやって参りました。

 

 

この様な重連単機でも通過する際は動輪が動く音が、

シャカシャカシャカっと辺りに響くのです。

 

その音が段々と近づいてくるのを聞きながら、

「あぁ、SLを撮影しているんだ!」と嬉しさを噛みしめます。

 

 

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2017-10-29 223系  稲枝ー河瀬

 

こちらもおまけ。

 

現着してまずしなければならないのが、露出合わせと構図決めでございます。

 

好みの画面になる様に、練習電で露出と構図を確認いたします。

 

濃霧と雨によってかなり露出が下がっており、予想よりも暗い画面でしたので

増感マシマシで本番に挑みました。

 

 

それだけに、ズボラ撮影が仇となり、右下がり画像となりまして

残念でございました。

 

 

こんな時にこそつぶやく、よいセリフがありました。

 

「 がちょーん 」

 

 谷啓さん、ありがとうー!

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達302 「 トワイライトに瑞風を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 急激に速度を増し、関西は日中の内に通り過ぎてしまった台風22号

 

しかしながら、先週の21号によって地盤の緩んだ箇所が、

この雨で崩落する危険もありますので、くれぐれも油断の無きよう

山間部や斜面周辺への用心をして下さいね。

 

 

さて、今回の更新は以前から挑戦してみたかったお題、

夕景を走るトワイライトエクスプレス瑞風を、茜色の空を主題として撮影する、

というものでございます。

 

客車で運転されていた時代、トワイライトエクスプレス

北陸本線日本海に沈む夕日を浴びる列車でございました。

 

ですが、気動車化、クルーズトレイン化された現在では、関西でも

夕空の中を走る姿を捉える事が出来る様になりました。

 

 

そこで今回は、以前から温めていた関西の夕景を走る瑞風を撮影してみよう、

という事で、山陰本線へ足を運びました。

 

今の時期ですと日没前の茜色に染まる空を狙うのは、

周遊コースの列車が適しております。

 

 

高速の出口からほど近かい、いつものヤギチヨでは

山陰上りコースですと通過時間が早いため夕景が得られません。

 

また、周遊コースの場合ヤギチヨでは太陽が山影に入り、

列車も周囲も黒潰れになりそうです。

 

ですので今回のポイントは馬堀駅そばの西川橋踏切付近と致しました。

 

 

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2017-10-27 287系FA06編成  亀岡ー馬堀

 

瑞風の露払いとしてやってきた287系特急。

 

この日このポイントには、私よりも先に来られていた年配の鉄さん、

幼児を連れた年配の男性、さらに主婦二人、と

予想外にギャラリーが沢山いらっしゃいました。

 

287系が通過の時点で、日没間際の光線でした。

 

 

短編成の特急ですので、構図と露出を設定から少し変え、

画面を心持ち明るくします。

 

車体裾部に線路際の柵が映り込み、

ステンレス車ビードの様になってしまいました。

 

 

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2017-10-27 8270D  亀岡ー馬堀

 

こちらが今回のお題に挑戦した結果でございます。

 

 

 練習電を参考に、露出をもう一段落としてみます。

 

日没後数分して通過、というベストタイミングでしたので、

前面は敢えて黒潰れさせ、ヘッドライトが浮かび上がる様にしてみました。

 

反対に側面は残照を受けて車体窓下のラインが際立つ様に、

出来るだけ広く夕空を配して、黄昏時を強調しております。

 

 

今回の出来は、露出も構図も文句なく狙い通り、満足いく出来栄えとなりました。

 

画面左上のケーブルさえ無ければ、

RM誌にでも投稿していた所でございます。

 

 

そう、

ケーブルが気になる、というのが唯一の

心残りとなってしまいました。

 

撮影地がここしか思い当たらず、選択ミスというよりは

致し方がないかな、と諦めて開き直ります(笑)

 

 

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2017-10-27 8270D  亀岡ー馬堀(後打ち)

 

おまけのバックショット。

 

 

日が沈んでいるので、ただ暗い中にくっきりと浮かぶ4つの赤い目、が

異様な絵面でございます。

 

展望デッキの曲面ガラスに夕日がわずかに反射して、

ほんのりと温かなアクセントに。

 

なんて自分で言っててはいけませんね(汗

 

 

いずれまた、このお題で再挑戦する機会があるかと思います。

 

その際には、もう少し良い絵が投稿出来る様に、今後も励んで参ります。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達301 「 関西本線紀行 山城列茶ラッピングを狙う その2 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

この週末は再び台風の襲来が予報されております。

 

難儀なことですが自然の為す事、仕方がありません。

 

出来得る限りの対処をして備える事と致します。

 

そんな訳で本日は朝から雨模様となりました関西。

各地では鉄道施設の公開が行われ、このようなお天気でも

賑わいを見せた様でございます。

 

私は例によってお仕事三昧ゆえの非鉄でございました…

 

 

さて、今回の更新は通達298でご紹介いたしました、

お茶の京都PRラッピングを施した、山城列茶を更にご紹介いたします。

 

 

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2017-10-09 キハ120-12+キハ120-7  新堂ー佐那具

 

キハ120形が走る区間の数少ない平坦線区である、

新堂ー佐那具間を行く、山城列茶ラッピング車両。

 

この日午前は生憎の曇り空だったのですが、午後からはお天気も回復しだして

参ります。すると、日差しが辛いのでしょう、車内のカーテンを

閉める窓が増えて参りました。

 

午前の撮影ではカーテンが開いておりましたので判りませんでしたが、

山城列茶のロゴが描かれた緑色の特製カーテンが装備されておりました。

 

 

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2017-10-09 キハ120-12+キハ120-7  新堂ー佐那具

 

木津川の支流となる柘植川の橋梁を渡る山城列茶。

 

架線のないスッキリとした線路を、2両の16m級気動車が進んでいく姿は

とても愛らしく、癒しのひと時でございました。

 

 

この画像、しばらくの間私のPCの壁紙として愛用しておりました。

 

長閑な雰囲気がたまりません。

 

 

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2017-10-09 キハ120-14+キハ120-305  佐那具ー新堂 

 

線路脇に生える小さな柿の木を添えて、おまけ。

 

こちらはラッピングとは無関係のただのキハ120でございますが、

季節感のある写真を一葉欲しいな、と思って撮影しております。

 

柿の木より左側には線路に沿ってススキが穂を揺らし、

逆光ですが柿にはオレンジ色の実がついておりました。

 

 

ちょっと犬の顔を連想してしまうキハ120形、

このショットを〆として、関西本線を後にいたしました。

 

 

 

先の台風21号による被害によって、

現在も亀山ー加茂間は運休が続いております。

 

全通の見通しが未だに立たない状況だそうです。

 

沿線の利用者の皆様方の為にも、

1日でも早い復旧を祈念致します。

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達300 「 秋の晴れ間にトワイライトエクスプレス瑞風を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



本日も快晴の関西でございます。

 


今回の更新で300回目の更新記事となりました。

一重に、拙ブログをご覧いただき、応援してくださる皆様のおかげでございます。

 

心から厚く御礼申し上げます。

 



さて、今回の更新は久々となる瑞風の撮影をご報告いたします。

 

 

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2017-10-10 221系K5編成+223系2連  八木ー千代川

 

まずは練習電。

221系更新工事施工車であるK5編成が、福知山からやってきた223系2連を

園部で併結し、京都へ向かいます。

 

ちょうど、瑞風の前走りとなる列車でございます。

 

この日のテーマとして、鉄道雑誌や図鑑に掲載されるような

美しい編成写真を撮影する、というお題を設定しておりました。

 

そんなお題を実現できる綺麗な光線具合の元、いよいよ瑞風がやってきます。

 

 

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2017-10-10 8228D  八木-千代川

 

空の青さを意識して露出を設定していたのですが、思っていたよりも車体が

暗くなってしまいました。

 

つまり、失敗でございます。



中々思うような写真が撮れない、難しいものでございます。

 

 

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2017-10-10 同上  八木ー千代川

 

おまけ。

 

バックショットはこのような具合でキロポストや踏切が入り、

すっきりと抜けません。

 


ニッサンスカイラインの様なテールライトが一際目立っておりました。

 

 

今年も残り65日。

これに懲りず今後も撮影や更新に、最後まで手を抜かず

走り続けたいと思います。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達299 「 関西本線紀行 山城列茶ラッピングを狙う その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

どこまでも透き通った蒼穹が拝めました本日の関西。

鉄日和でございましたが、私は終日お仕事の虜でございます。トホホ…

 

 

沿線の人口減少と共に、利用客減少も問題となっている関西本線の亀山ー加茂区間

 

今回の更新では、沿線の3市町村が京都府やJRと共同で実施した、

利用促進・利用者増加の為に企画し、お茶の京都博にちなんだ

ラッピングを施した車両を狙いましたご報告でございます。

 

実は今回の関西本線紀行は、このラッピングを撮影するのが

主目的でございました。

 

 

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2017-10-09 キハ120-12+キハ120‐7  新堂ー佐那具

 

木津川市笠置町南山城村の3市町村が共同で、特産のお茶をPRする目的で

実施されたこの山城列茶ラッピング。

 

沿線を彩る茶畑のデザインを主に、お茶の緑を車体側面にまとっております。

 

ラッピングは1両、キハ120‐12だけですので、単行運転でなければ一般の車両も

併結されての運用となります。

 

 

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2017-10-09 同上  新堂ー佐那具

 

おまけのバックショット。

 

この日は併結相手もキハ120形の0番台で、2両ともロングシートの車両と

なっておりました。

 

この新堂ー佐那具間は関西本線の亀山ー加茂でも平坦な線区で撮影しやすいのですが、

伊賀上野から加茂にかけて木津川流域を併走する区間は、

かなり風光明媚なポイントも多く、乗車するなら

ロングシートではもったいない気が致しますね。

 

 

外装だけでなく、内装も凝ったものとなった山城列茶。

 

利用客が増加する起爆剤となれるのか、期待がかかります。

 

 

今回の更新では午前に運用される列車を狙いましたが、

午後からはお天気も回復しだしてよい光線が得られるようになります。

 

「その2」の更新ではそんな午後に狙いました山城列茶をご紹介させていただきます。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達298 「 自衛隊機材輸送列車を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨夜から降り始めた雨も午前中にはすっかり上がり、

所々晴れ間も見られた本日の関西。

 

私の住む地域で月曜から開催されている秋祭りも、午前中でフィナーレと

なりました。

 

 

明日からはまた、いつもの日常が始まります。

 

 

さて、そんな本日ですが、お昼休みにチョイ鉄をして参りました。

それが今回の表題となります、自衛隊の機材を輸送する貨物列車でございます。

 

 

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2017-10-25 9091列車  京都貨物ー向日町(操)

 

EF210-137号機の牽引する、パッと見ただの貨物列車でございます。

 

しかしながらよく見てみますと、機次位から4両目までと7、8両目には

無地の青い海上コンテナが積載されております。

 

 

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2017-10-25 コキ104-1132  京都貨物ー向日町(操)

 

機次位のコキ104には3つのコンテナが積載されております。

 

コンテナの下部に小さな、逆三角形の赤い標識がついているのがお判りでしょうか。

 

元画像を拡大して確認した所、これは重心を示す標識となっておりました。

 

元々コンテナについていた標識ではなく、急遽テープで張り付けたっぽい

貼付の仕方で、急造感が否めません。

 

 

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2017-10-25 コキ104-2864  京都貨物ー向日町(操)

 

こちらは編成中ほどに、1つだけ積載されておりました。

 

白い紙で貼付されておりますのは、このコンテナが何処から何処まで運ばれるのかを

示す標識でございました。

 

こちらも拡大すると、部品類と書かれておりましたので

何らかの部材が入っているものと思われます。

 

邪推するならば、編成中ほどの安定した位置で、単独積載のコンテナである事から、

コンピュータなどの精密部品ではないかと思ってしまいます。

 

あくまでも私見ですよ?

 

 

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2017-10-25 コキ107-2128  京都貨物ー向日町(操)

 

7、8両目に連結されていたコキには、車票が差し込まれておりました。

 

赤い矢印で記した部分でございます。

 

こちらには、恐らくこのコンテナに積んである内容物の事でございましょう、とある

物品名が記されておりました。

 

 

 …そして。

この編成の醍醐味は後端にありました。

 

それがこちら。

 

 

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2017-10-25 コキ107-2133  京都貨物ー向日町(操)

 

フラットタイプのコンテナにワイヤーで木枠を固定、

その木枠へワイヤーで車両を固定して輸送する荷姿の、

自衛隊高機動車「疾風(はやて)」。

 

続いて真横から。

 

 

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2017-10-25 同上  京都貨物ー向日町(操)

 

前後にしか壁のないコンテナ、というのも面白い形状でございます。

 

1990年代から現在でも製造されているロングセラー車両でございますね。

 

トラックの機動性とマイクロバスの様な多様性を併せ持つ万能車両として、

災害現場などでの活躍もお馴染みでございます。

 

これを撮影してようやく、自衛隊機材輸送っぽい絵になりました。

 

 

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2017-10-25 同上  京都貨物ー向日町(操)

 

おまけのバックショット。

 

鉄にとってはお馴染みのコキに、

OD色をした自衛隊車両が積まれている光景は

とても非日常感が出ている様に思います。

 

 

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2017-10-25 9091列車  京都貨物ー向日町(操)(後打ち)

 

列車は旭川を22日に出発し、台風の影響でスジが乱れたものの

24日午前には宇都宮(タ)へ到着。

 

しかし東北本線の設備故障で再び足止めを食い、若干遅れて新鶴見を出発致しました。

 

京都貨物駅を出発する時刻は定刻だったようで、予定通り撮影する事が出来ました。

 

 

列車は転地訓練という事で、この後、九州の西大分まで進行する、

という話でございます。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達297 「 関西本線紀行 キハ120を狙う その3 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

昨夜から私の住まう地区で、秋祭りが始まりました。

当然私も駆り出され、

馬車馬の様に仕事をした後のヨレヨレの状態で、ロバの様に働かされます。


よって今日も非鉄デー。


台風が来た事で日曜も非鉄でしたので、かなり鉄分が薄くなりました。


ブログを見たり綴ったりするのが唯一の鉄分補給な今日この頃でございます。




さて、今回の更新は第3回目となりました、キハ120形の撮影報告となります。

 

 

この日は午後からお天気が少し回復に向かいまして、晴れ間が見えて参りました。

 

そうなると、順光、逆光が発生いたしまして撮影できる場所が絞られてしまいます。

 

田畑を走る車両をアイレベルで撮影したり、鉄橋を渡るシーンを仰角で狙っておりましたので、俯瞰撮影もしてみようかと思い立ちました。

 

 

 

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2017-10-09 キハ120形2両  佐那具ー新堂

 

画面左奥からゆっくりとカーブして来た列車は、新堂へ向けてまっすぐに伸びる

長いストレート区間でキハ120形の本領を発揮いたします。

 

キハ40系とはまた違った、軽快で力強いエンジンを唸らせて

波を切りながら進むボートのように威勢よく車体を揺らしながらやって参ります。

 

 

キハ120形の前面にはライトケースが2灯あり、内側がヘッドライト、

外側がテールライトとなっております。

 

所が、近年では経年25年を超える車両が出始めた事で老朽化対策として、

2017年度から後藤総合車両所にて更新工事が施工される事となりました。

 

これはキハ120形89両全車に対し、2021年度までに実施されるとの事でございます。

 

 

外観はヘッドライトのLED化に加え、黄色のLEDフォグランプが追加される近年の

西日本車両におなじみの更新となります。

 

 

詰まる所、今のキハ120形の前面は2021年度を過ぎると全て今風の4灯ライト顔へと

変化してしまうという事になります。

 

 

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2017-10-09 キハ120‐302+キハ120‐13  佐那具ー新堂

 

1枚目の画像を少し引いた構図で再度撮影でございます。

 

撮影地の左側には高齢者の福祉施設があり、その敷地に停まる自動車が構図に

入ってしまいます。

 

 

更新工事は1次車である200番台からの実施になりますので、

亀山を走る0、300番台はもうしばらく先の事になると思うのですが、

それでも4年後には、少しばかり雰囲気の異なるキハ120形が走っている事に

なるのでしょうね。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達296 「 関西本線紀行 キハ120を狙う その2 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

ものっそい台風でございました。

皆さまのお住まい、周囲は大丈夫でございましたでしょうか。

 

大和川水系の河川氾濫による浸水被害や、強風による被害など、目を覆いたくなるような惨状に心が痛みます。

 

我が家はベランダの屋根に用いているトタン板が全て飛ばされ、

骨組みだけの姿になってしまいました。

 

ベランダだけで済んだのが不幸中の幸い、と胸を撫で下ろしております。

 

 

鉄道各線も大きな被害を被り、復旧までにしばらく時間を要する箇所も

多く見受けられます。

 

保線員さん方や作業に携わる方々の努力は並々ならぬものでしょう。

一日も早い復旧を祈念申し上げます。

 

 

 

さて、今回の更新はキハ120形の撮影第2回となります。

 

このキハ120形気動車、総数89両が山陰本線鳥取界隈を除く

ほぼ全ての非電化区間で活躍しております。

 

しかも投入線区毎にカラーリングが異なるため、同じ形式でも外観のバリエーションに

富んでおり、撮影する側の楽しみの一つともなっております。

 

 

ここ関西本線では、私の縄張りから最も手近にキハ120形を撮影できるので、

非電化に飢えた時、こうしてフラりと訪れて気動車成分を補うのです。

 

 

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2017-10-09 キハ120-13+キハ120-302  新堂ー佐那具

 

この線区には所属しておりませんが、キハ120形の1次車は全鋼製の200番台で、

現在はリニューアル工事を施され、順次タラコ色となっております。

 

画像の0番台と300番台はそれぞれ2次車、3次車となりまして

車体はステンレスボディとなりましたが、前面デザインは200番台と

変わっておりません。

 

お天気はもう一つスッキリしない曇天ですが、架線のない河川を渡河するシーンは

スッキリした構図で好きなのです。

オヤジすべりまくりですね…

 

 

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2017-10-09 キハ120-305+キハ120-14  新堂ー佐那具

 

通達295の2枚目画像で亀山へ向かった2両が、今度は加茂へ向かうために

戻って参りました。

 

この区間は数本のキハ120形2両が、日中は亀山ー加茂をピストン輸送する運用ですので、

終日撮影していると何度も同じ車両に出くわします。

 

 

1時間に1本しかやってこない路線ですが、のんびりした風景の中をゆったりと

過ごしているととても優雅な気分に浸れます。

 

 

このキハ120、JR西日本として初めて導入した気動車なのですが

それまでの車両がデザインから設計までから立ち上げていたのに対し、

受注元である新潟鉄工所(現、新潟トランシス)のカタログ製品である

NDCシリーズをそのまま導入するという、JR初の既製品車両でもあります。

 

同様のNDCシリーズは地方の3セク路線などで多数の導入実績を持っておりますので

JR西日本としても懸念無く導入出来たのでしょう。

 

従って、キハ120形には兄弟と呼べる車両が他社線区に多数存在しております。

 

既に引退してしまいましたが、九州の松浦鉄道を走っていたMR-100型気動車

その外観が塗装の違うキハ120‐200番台といった趣でございました。

 

また、岡山県福塩線伯備線を結ぶ井原鉄道で導入された車両は、

車体の少し長いキハ120と言われても違和感のない外観でございます。

 

 

こうした、似ている車両が多く存在するのもまたキハ120の魅力である、と

思っております。

 

地方に出かけた際には、こうした車両たちにも出会う楽しみを探してみるのも

良いかもしれませんね。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達295 「 関西本線紀行 キハ120を狙う その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

台風が東海地方へ上陸の予報とされ、

ここ関西でも夕方から主要幹線では間引き運転が始まり、一部の路線では

午後8時以降は運休が決まるなど、厳戒態勢が敷かれております。

 

被害の程度が軽微であればよいと、そう祈っております。

 

 

さて、今回の更新より、ネタのストックがなくなってしまいそうな為

関西本線で撮影したキハ120の画像を小出しでご紹介するセコい手法に移行致します。

 

更新内容はさして面白味もなく、画像も少なく特にどうという事はないのですが、

毎日更新を続ける上での苦肉の策、とご容赦ください。

 

 

関西本線は名古屋から難波(現、JR難波)までを結ぶ路線でございます。

 

律令時代に制定された原初の東海道は、奈良が首都(飛鳥/平城京)であった為に

現在の関西本線同様のルートを取っておりました。

 

平安京に遷都したあたりからは現在の国道1号線にそったものに改まった様でございます。

 

 

国鉄時代は直通の優等列車も設定され、JR化後も奈良ー名古屋間では

気動車急行が走っておりました。

 

ですが、現在ではサービス、所要時間共に、この区間を併走する民鉄である

近畿日本鉄道線に大きく水を開けられ、名古屋からの直通はおろか、JR東海

JR西日本の境界駅である亀山をまたぐ列車は設定されておりません。

 

 

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2017-10-09 キハ120-15+キハ120-8  佐那具ー新堂

 

亀山ー加茂の間は単線非電化の長閑な路線となっておりまして、

JR西日本初の気動車である、キハ120形が基本的に2両で運行されております。

 

画像は基本番台が2両連なる列車でございます。

 

稲刈りも終わった静かな田を横目に、やおら走り抜けていく列車。

 

 

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2017-10-09 キハ120-14+キハ120-305  佐那具ー新堂

 

線炉端にススキの穂が揺れだした秋の入り口。

 

全国的にも珍しいJR車両で16m級の車両、キハ120形でございます。

 

小さな車体を揺らしながら、軽快に走る姿は登場から20年以上が経過した今も、

あまり古さを感じさせません。

 

 

関西本線で運用されるキハ120形は亀山鉄道部に0番台8両と300番台6両、14両が

在籍し、画像のように2両単位での運用に就いております。

 

両番台とも外観に差異が無いので(300番台はセミクロス、0番台はロングシート

判りにくいのですが、

上の画像のように両番台が併結していて乗客が窓際に座っていらっしゃると、

後方の300番台はクロスシート、前方の0番台はロングシートというのが

なんとなく判るでしょうか。

 

 

次回も引き続き、キハ120をご紹介致します。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!